2009-12-31

歳末

今年最後の更新なので、この言葉でしめたいと思う。

歳末と年末の区別はつくだろうか?
似たようなことで、年齢については
歳、才、どう使い分け、強いて言えば適切なのか?
を理解しているだろうか。

歳という言葉は、時間的な節目、次の流転への折り目と言う意味がある。
人間の大きな節目は
暦が発生して以来、太陽暦、太陰暦、に関わらず
1年というところが節目、歳になたるだろう。
だから、暦が刷新される年末は多くの人間の歳末である。

歳に深い意味があるのだが、
この漢字を書くにあたり、自覚が多い。
意味深いだけに多用するにも、、、
そこで、古人は同音の才をあてた。
それだけのことらしい。
才は誤用に近い、本来は歳である。

この深い意味で言えば、
学校ならば、3学期の終業式
起業ならば、決算月末が
本来の歳末にあたるといえる。
だから弊社は本来は年末であり歳末ではない。
しかし、あえて歳末と思っていくつもりだ。

今年と言う時間的連続から解放されて
新しい事業展開を2010年から開始するという
気持ちを込めて、折り目として、
明日からの新年を迎えていきたいと思う。

芽吹く新企画、
積み上げたものの開花
を2010年に起こす準備はできているからこそ
今日を歳末として次の展開に移ることとする。

我々の真価、明日より示したり。

この言葉でもって、2009年をここにしめる。

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