2022-10-31

公僕

公衆への奉仕者、すなわち公務員。
なんか、この存在にいろいろと思う。

多くの日本の庶民はおかしいことばかり言う。
~国家予算の支出、、無駄遣い、、それは公務員の給料だ
~サービスのレベルが低い、もっと改善しろ
~なんでそんなことに費用をかけるのだ
と批判ばかり、、
ところが、、多くの庶民の親は子供に
~公務員になりなさい、くいっぱぐれないから
と言い出す。
なんて国家だ、、

公務員、、採用試験を通った、、
ある種、大手企業なみの待遇を受けるべき
そして、、大規模の仕事を任されている。
そこに、、人員削減、施策投資否定をされたうえで、、
サービスレベルを口にされる、、

思うに、こういう発言をしている輩の行政サービスを止めてしまうことで
行政サービスのありがたみを感じさせるべきだ。
この手の輩に行うサービスこそ無駄遣いであり、
改善する対象だと思う。

そもそも論なんだが
押し付け憲法にある15条の公務員定義がね、、、
律令国家精神があるこの国家では成り立たない
公務員ではなく、官吏なのだから。


2022-10-28

見捨

見ていて、知っていながらそのままにしておく。
これが悪いことと言われるが、
能力主義においては当然のことだし、
結果悪くなることに有意義が存在する。

見捨てずに、手を刺し伸ばした場合
現代人はそれを恩義に感じるだろうか?!
その行為を当然の行為と思いあがる。
だから、反省もせずに同じ過ちを繰り返すどころか
また手を刺し述べてもらうことを要求する
ある意味、義務化するしそれを断ると怒り出す始末。

また、見捨てずとも当人に気づかずに陰ながら支援していたら、
当人は気づかずに、自分の成功を誇示するだろうし、
その後うまくいかない場合に、他人のせいにし始める。

見捨てずにその存在を活かすことって重要なの?
あえて、堕ちるところまで落ちてから恩を着せて救ったほうが
人間関係や社会的にも有意義ってなぜ日本人は気づかないの?

2022-10-27

疎遠

行き来や文通が絶えて、親密さに欠けること。
いつから疎遠になるのだろうか?
そこは定性的なもの、、というより、これまでの人間関係に寄るのか?
疎遠になるから親密さは欠けるし疑心暗鬼を生じるだろう。
それゆえ、もう会う必要もないということもあろうが、
人間関係何をもってまた会うかはわからないもの。
疎遠だったゆえに、再会していろいろと気づくこともあるし
勘違い、疎遠の間変わったこともあるだろう。
疎遠であることで一番重要なのは疎遠ではなかった時期の記憶を持ち続けること。
結構現代人は記憶のアウトソーシング(電子ディバイス依存)が多く
脳のメモリが希薄なことゆえ、、
すぐに、全く思い出せずに互いに嫌な思いをするのがありありだなあ。

2022-10-26

想起

思い出すこと。
前にあった事を、あとになって思い起こすこと。
毎日、これなどを書いていると
日々どころか、分単位くらいでいろいろなことを想起している。
そうしないと、ネタに詰まってしまうから。
しかし、悲しいもので、いざ書こうとすると
いいネタだったものが想起できないことも幾度も。
今は年のせいということもあるが
考えてみれば、このブログ以外の長年書いているものの
初稿時期にもそういう思いをしていた。
いろいろなことがありすぎて、想起しようとすると
その他の記憶とぶつかってしまうことなど、、
要は、、頭の整理の問題か、、、
、、、、って考えると、ここなどの投稿を辞めたら、、
、、、、バカになってしまうのか、、と思ってしまう。

2022-10-25

爽快

さわやかで気持がよいこと。
そもそも、、さわやかとは
「気持が晴れやかでさっぱりしているさま。すがすがしいさま」
と言われるが、そういう感情ってなんだろう?!
社会で生きる以上、そんな気持ちでいること自体
なんか他人の迷惑顧みず、自分の行動を反省しない社会不適格者ではないか?
そんな人の爽快を爽快と思えるほど
社会は甘くないのでは?と常に思ってしまう。

そのくせ、この社会
どんな平時でも常にリスクを持っていることが求められることを
セキュリティーの観点では要求するくせに
爽快さを口にするのは、いろいろと矛盾、愚かさを感じてならない。

2022-10-24

競売

多くの買い手に競争で値をつけさせ、
一番高値をつけた者に売ること。せり売り。
英語でいう、auction 
この制度、、資本主義において一番わかりやすい。
需要と供給がマッチして互いに納得した契約だと思う。

これに対して、
「お金持ちしか買えなくなる」
「不当に金額が釣り上げられる可能性がある」
と言い出す輩がいる。
うーーん、、一昔前の赤か、、お前ら、
発想が、共産主義と感じる。
それが今蔓延しすぎ、、

お金を稼ぐこと=悪いイメージになってしまい
なかなか経済が回らない。
欲しい人が売ってくれる人に
自分のできるだけの支払いで答える競売を軽んじなかれ。
それに、、個人間取引のauctionや入札式 のサイト、、
あれに消費税がかからないこともいろいろと
競売の本質をバカにしていないか?って思ってしまう。
競売を理解することが市場の理解ってもっと広く理解させるべきなのに、、

2022-10-21

利権

利権は、利益を伴う権利。
利権については、自他の認識に乖離が大きい。
自分は正当と思っても、他人からは不正って平気言われる。
当たり前と思っていることが既得権益による悪い温床とみなされる。

自分じゃない他人の利権にクレームをつけることは
妬み、嫉みの類ではないか!って思う。
それって、各種宗教で禁じられる嫉妬の罪になるのでは?
っと思ったら、利権についてガタガタ言うのはどうやら日本人くらいらしい。
他の国では他人なんかどうでもよく自分が自分がだから
嫉妬ということへの概念まで及ばない。
日本らしいというか、
他人の目を気にするから治安を維持できてきたから
と利権と嫉妬にいろいろと思いがめぐる。


2022-10-20

瓦斯

ガス、gas のこと。
「瓦斯」の瓦は「かわら」、斯は「これ、この」を表す漢字。
どちらもガスとはあまり関係なく、
単純に読み方を当てはめたいわゆる「当て字」だとされる。
中国語でもガスを「瓦斯」と表す。
もともとは日本で作られた当て字なので、日本から中国に伝わった説が濃厚だ。

英語としては「気体」の意味であったが、
今では燃料気体のことを指すだけだろう。
気体の燃料ゆえに利用時に少量で効率よくエネルギー変換できるのだが
運送、取り扱いが難しいこと、ガス事故は科学進化した今でも起こる。
また、ガソリンなど石油由来だとCO2を出すことから
現代社会ではあまりいい評価を得ていないが、
人間はガスで生活を豊かにしてきた歴史がある。
ガス灯のある街の雅さなど、心象風景として脳裏に浮かぶのでは?
ガスというものとどう向き合うかが人間の進化の方向なのかもね。



2022-10-19

瓦解

屋根の瓦(かわら)の一部が落ちればその余勢で残りも崩れ落ちる様子
転じて、物事の一部の崩れから全体の組織がこわれてしまうこと。

屋根瓦という存在がどれだけの世代に通じるだろうか?
形状を画像で見たとしても
上記のように
一部が落ちればその勢いということのイメージが出来るだろうか?
今の瓦はそういう性能ではないので。
だから、瓦解という意味もまた分からず、使われなくなるのでは?
今では瓦解より雪崩式とかいう表現のほうが多いような。

2022-10-18

絶倒

転がるほど大いに笑う。
爆笑、大爆笑の上の概念だが
お笑い番組のタイトルにはなかなか使われない。
昔は抱腹絶倒っていう言葉が使われていたが、
笑 という文字がないともう現代人には理解できないみたい。
英語、カタカナが台頭で漢字の地位、意義はなくなりつつのは
もう止められない。
なら、なぜ一気に言語利用を統制できないのか?
これは植民地政策でさんざんひどい目にあった歴史が物語っている。
捧腹絶倒という言葉の使い方やこの先のこと、笑えないなあ。

2022-10-17

白粉

白い粉
戦前戦後では扱いが全く逆。
戦前戦中であれば、白い粉といえば、穀物を挽いたもので
食事には欠かせないものとされていた。
今では、細分化され白粉と言わず
小麦粉
米粉
道明寺粉
てんぷら粉
など用途、製法で言い分けられる。
そして、戦後の今、白い粉と言えばは麻薬、覚せい剤の隠語に。
いろいろともったいない、可哀そうな熟語だこと。

2022-10-14

角打

もともとは升の角に口を付けて飲むこと。
今時点では
酒屋の店内において、その酒屋で買った酒を飲むことを指す。
しかし変わりつつある社会情勢
~若者の飲酒離れ
~コンビニエンスの台頭
~飲みにケーションのパワハラ認定
~COVIDによる外食抑制
が進んでいる今。

角打ちという言葉が通じなくなるどころか
~お酒って酒屋で買うの?
~そもそも酒屋って何?
~仕事終わりに上司、同僚とお酒を飲むって何?
になっていくことは明確だ。

角打ちというものが、
今後、時代劇のワンシーンになるくらいの扱いになるだろうな。

2022-10-13

採掘

一般的には地下にある鉱物を鉱床から掘り起こすこと。
ただ最近はこれに限らない。
鉱物を、、希少存在
掘り出すを、膨大な素体から抽出
ということから
最近では、
~データマイニング
~都市鉱山
という採掘概念が登場している。

価値あるものを定義してそれを抽出する活動は
人間の進化そのものではないのかな?
~なぜそれに価値があるのか
~それがどこにあるのか
~どう抽出するか
をどうしていくか常に模索することが進化なのだが
最近の日本はそこに疎くなっているような。

2022-10-12

乳化

油や水分のように本来混ざり合わないものが均一に混ざり合う状態のこと。
英語だと、Emulsion。
乳と全く関係ないように感じるが、
乳は水と油のほどよく交じり合った集大成の認識でこうなったのか?
過去時点の認識で命名された熟語、
それが世間に伝播しているのもわかるが
あるべき定義に変えていくべきではないか?
どうも、日本語の当て字的な命名は変なものが多い。
命名者のセンスが悪すぎ、、というか、それに順応する国民性も。

2022-10-11

山葵

ワサビ、、
日本を代表する香辛料といえる。
しかし、、庶民市場には山葵はない。
刺身、チューブなどでいっぱい出回っているではないか!
というが、実態を知っているか?
加工の問題から、そのワサビはワサビでも
ホースラディッシュ、西洋山葵であり、
多くの人がイメージ緑色ではなく、白だ。
???いつも見ているものは緑だぞ!というと
それが着色であることにも気づかないのが実情。

それが悪いとはあまり思わない。
ニーズに対して、手ごろ価格で同じような辛味を実現させている
企業努力に敬意を示したい。
それでも気づいた人のために、
どうにか、山葵を入れられないか?ということで
<本わさび入り>という商品も企業努力で行ってきた。
山葵が本山葵と言われるようになったことは
偽物の台頭とみなすか?
安さを求めた庶民の愚かさゆえとみなすか?
市井をどう見るかだな。

2022-10-07

竜頭

腕時計・懐中時計の、ねじを巻くためのつまみ。
??なんで竜頭?
調べれば、日本らしい語源。
本来の意味は
寺にある鐘のつる下げ輪のことで
多くのデザインが龍(dragon)の顔になっているから、竜頭。
その後、西洋から来た機械式の懐中時計。
ねじを巻くし、首掛けための輪でもあったその箇所を
時を知らせるものが吊るされる箇所=鐘と同じ竜頭と名付けようと。
その懐中時計が腕時計に技術進化したが、首に吊り下げる機能はなくなり
ねじ巻きの機能しかないそのつまみにも、昔からの竜頭の呼称を。
時を知らせるということで個々までつながると、、、
ちなみに、英語では竜頭はcrown(王冠)と呼ばれる、、形状から納得できる。

日本人は歴史を重んじる民族なのか?
いや、、箸の使い方もそうだが
頑なに現状維持にこだわる民族と傾向が見える。
そのくせ、強者からの圧力にはすぐに順応する。
黒船を筆頭に、自動車、ITすべて、外国の基準に徹底従う。
支配しやすい隷属民族なこと。

2022-10-06

安危

安全か危険かの瀬戸際の状態。
思うが何をもって安全、何をもって危険か?
全く基準がないだろう。
普通が安全と思っているが
事故は常に迫っている。
交通事故だけでなく、怪我の発生、、
これらの肉体的なものはわかりやすいが
関係者との会話
他人からの言いがかり
など。
安全に気を付けてという人間が多いが
当人の安全意識が他人の危険になることばかりの現代社会
安危という概念より
と常に他人を危険視していることが
一番の安全というのが僕の価値観かな。

2022-10-05

安値

値段が安いこと。
日本人は安値を求める。
その安値って本当にいいの?
安値で多く買った食材をフードロスさせる。
安値で日常品を買って、その分を高額化したブランド品を買う。
それでは、生産者に対して失礼ではないか!
フェアトレードという言葉は別に途上国に適用すべきはない。
国内生産者に向けてあるべきだろう。
安値を求める精神が不況になっている自覚は
日本人は理解しているのか!?

2022-10-04

火中

燃えている火の中。
実は辞書レベルではこの内容しかない。
しかし、現代人の用例の多くは
「問題が起き紛糾している最中」
ではなかろうか?
辞書の見解では
それは
火中の栗を拾う の意味を略した 頭文字の 火中 であり
火中本来の意味では、、
、、、言葉は進化するけど、辞書はある。
正しいというか、あるべき意味ってなんだろう。


2022-10-03

協和

心をあわせて仲よくすること。
同時に発せられた、高さの異なる二つ以上の合成音がよく調和して響く状態

キョウワには、協和の他に共和と同音同義?がある。
共和についてはすでに既述しているが、
なんか、実際に共同しているとはいえない。

そもそも、協和って行為を人間はすべきなのか?
社会性を持つことが協和というが、実際は逆で
社会性を持つことでか、互いの命を守れないことから始まったのでは?
協和はその後、殺しあわないのなら一緒に行動してもいいかな?
が生まれたという事実もまた、現代人は理解できないのか?!