2022-01-31

報恩

恩に報いること。恩返し。
恩ってなんだろうね。
恩を感じるのは主体、自分であるはずと同時に
恩を感じさせるのもまた行い手である自分である。

大したことでもないのに、
恩を感じていただけることにまた相手への畏敬を感じることもあるが
最近は自分では恩を感じることも他人が当然と思うことが多くなっている。
それは能力主義、自己主張、自己救済を前面に出している結果か?
自分が自分がという前提は、他人など他人など、、という思いの裏返し
他人に恩を感じない仕組みのような。
まーそれもそれで人間社会の科学実験の結果かな?

2022-01-28

球界

野球に関係する人たちの社会。
球技というものは数多ある。庭球、蹴球、籠球、卓球、、、
しかし、日本における球界は野球の球となっている。
それだけ、野球が浸透している国家なんだろうな。
価値観の多様化で必ずしも球は野球にあらずとしても
これまで日本に浸透した球技、、そしてそれに関わってきた人たちの組織社会
が培ったものは、、、自分たちは歴史財産と思うだろうけど、、
他のスポーツ競技団体からすれば、ある種の既得権益に見える
スポーツと言えども、、人が集まる以上、利権まみれから
抗うことはできないのが性か。

2022-01-27

技適

技術基準適合証明 の 略称。
特定無線設備が電波法令の技術基準に適合していることを証明すること
現在の携帯電話、無線LANディバイスにおいて
この証明がないと使えないとなっている。
、、、こうやって、新しい熟語が出来上がってくるのかな。
文明開化の明治期には
外国語を翻訳してきた熟語を作ってきたが
最近は日本語当てずにそのまま使うようになっている昨今。
新しい熟語は略語で出来るような流れを感じる。

内科

主に身体の臓器を対象とし、
一般に手術によらない方法での診療とその研究を行う医学の一分野。
我が家で交わされた会話を思い出す。
父は
「風邪を引いて重くなったらよしみの外科にいくぞ。
 そもそも手術感覚もない内科医に何がわかる?
 市販薬が効かないのだから、もう外科的診察だろう」
母は
「小児喘息を患っていたのだから、
 内科より小児科の先生に診てもらいなさい
 内科+小児特有病を知っているの小児科なんだから」
と言っていた。
そう感じる。
薬剤の発展により、、
内科医と薬剤師に違いを感じない。
そもそも医療ロボット、AI診断が出てきたら
内科医という地位はあるべきではないとまで思う。

2022-01-26

共語

共通、共用で使用できる言語。 
日本人は公用語とされている英語を必死に勉強する、させる。
しかし、、英語圏の人間は義務教育で多国語を必須にするだろうか?
英語だと、、とか言うが
そもそも英語の言語性はどうでもよく
その言語を使っていろいろとしたいという覇権へのこびへつらいでしかない。
高次元に物事を見たら、英語なんか使わなくても
生きている、発展できる社会があるべき姿なのに
こういう高次元への検討を絵空事にみなしてしまう社会が
言語的支配を求めている事実に、、、、
まーこういう発想が哲学とみなされる空想とみなされるかは
その時の社会情勢でしかないのだがね、、
平和、コミュニケーションという価値観に支配された
言語至上主義で凝り固まっている今はなかなかか、、、

2022-01-25

運悪

運が悪い。
ただ、漢字を逆にした「悪運」というと運がいいとなるのは不思議な表現だ。
運がいいかどうかは主観的評価、、
というより価値観の違いといえる。
ある人が交通事故にあったとき
その結果を
「大怪我がなくてよかった」
「そもそも交通事故にあうなんて」
「なんで死ななかったんだ」
といろいろな思いがあがる。
事実はひとつなのに、
幸運
運が悪い
悪運が強い
と運に対するそれぞれの思いが交錯する。
それが人間の感じる運と言うものの本質ではないだろうか?!


2022-01-24

挙手

手をあげること。
挙げるというものは、UP、RAISEの形而下の意味より
OCCUR、DOのような形而上の意味が多い。
手をあげるは RAISE HAND ではなく DECIDE MYSELF ともいえる。
挙げるという意味は
内に秘めていた個々の思いを
公、社会に提示し、自らの存在を誇張することといえるかな?
でも、現代社会は自己主張を求めるけど、
個人情報保護で内なる思いはいなくていいとか
説明責任を理由に憶測を強制させるなどが顕在する。
挙げるの意味がなんかいい意味ではなくなってきたなあ。

2022-01-21

災禍

天災や事故によって受けるわざわい。災害。
ある意味、災禍の真っただ中のような。
戦争、経済危機は人災、人の行いの結果が多いが
地球規模、人智を超えた
地質災害
疫病災害
がここまで連続して起きるのは、初めて、、、
ではないはず、日本は。
江戸の大飢饉群は
・火山
・洪水
・疫病
の次々の襲来で飢餓を迎えていた。
そう考えて、そのとき歴史はどう動き、どう失策を行ったが
学ぶことが歴史を学ぶことだと思うが、、
現在の歴史は暗記試験か、、、無駄だなあ。

2022-01-20

任命

ある役目につくことの命令。官職に任ずること。
役割を行う地位に就くわけで、役割を果たすためのスタートのはずだが、
戦後はなんか、就くことがゴールのような。
業績、実績を評価すべきなのに
立身出世のほうが注目されることが多い。

任命のときに
肩書より何をするのかをコミットすべきだと思うが、
国民の代表たる大臣職が肩書至上主義である以上
日本人の今の価値観では無理か。

2022-01-19

素振

顔つきや身のこなしに現れた様子。
これって、主観的、独善的な発想で問題を起こしやすい。

ある愚者は
他人の行動を批判して
「勘違いするような素振りをするほうが悪い」
と言い出す。
対して、自分の行動が相手に勘違いさせたとき言は
「素振りを勘違いするなんてなんて失礼なの!」
だそうだ。

いかにも、独善=悪意の塊である。
とはいえ、行動責任、行動評価が問われる社会
自らの言動を自己弁護すること=他者攻撃でしかないようになっている
社会問題なんだろうな。

何も考えずに動いて、勘違いされるなら
いっそ、勘違いする輩すべてを社会から、、なんてね。

2022-01-18

落処

帰結する所。
問題や対決姿勢の決着。
それぞれの言い分、引けないところを調整してそこに持っていく。
多くの場合は、当事者ではない第三者、それも権威権力者が
落処を先導することになる。
っと考えると、、やはり人間は平等であることは危険だ。
平等だと思うからこそ、平気で、鈍感に他者へ迷惑をかける。
かけた迷惑を理解せず、そういわれることにまた迷惑を感じる。
そこで問題を起こす。
つまり、平等というものでは問題ばかりだ。
落処を先導する、、もっといえば不平等に
統治の名のもとに人民を統制することが問題を解決、発生させないことだと
落処にならない庶民の発想はやはり、、愚かなんだろうな。

2022-01-17

狡辛

狡辛、
読みは?そもそもどういう意味?
「こすからい」と読み
漢字の通り、、けちでずるいこと。

ちょっと思うが庶民たち。
節約を心がければケチだ、卑しいと批判し
気前よくすごせば、放漫、無駄遣いとそしられる。
何をしても庶民には理解できない。
その前提で狡辛く生きることが
あるべき姿ではないだろうが、
そのことで罵声を受けても
生き残り、文句をいう人間を粛清できるようになれば
そんな批判はそもそもなかった、、もしくは愚行だったとできる。
歴史は勝者が作り、勝てば官軍。
狡辛く生きれば、少なくても生き残る可能性は結構高いのだから。



2022-01-14

事案

問題になっている事柄。
最近ではニュースになる政治、国際的な問題を指すことが多い。
事案というから、案=選択肢があるべきではないかと思うが
この案は成語から来ていて、案=乗せる台 を指していて
その台に課題の巻物など書類を置いたことから
転じて対応すべき事柄となった。

仕事は案に対応することといえる。
その案に対して
・そもそも案としてまとめるか
・その案をどうやって選ぶか
・その案をどう処理するか
が仕事の内容だと思う。

自分が今
・どういう案に関わり
・その案でどういう役割をやっているか
を俯瞰することでやるべき行動をより認識できるのでは?
と思うが、なかなかその視点は
年齢以上に理解できるかの才の問題か、、





2022-01-13

通電

電流を通すこと。
通電なくしてデジタルなし。
電気が通ってこそのデジタル。
そして、その複雑な通電を現時点最適化しているのが半導体。
その半導体がないから、デジタル化することが出来ないため
生産が滞っていると言える。
電化、デジタル化させること言うことは
通電させるために、インフラ、部品、環境を用意しなくてはならない。
今まではインフラ、使う環境の話ばかりだったが
通電に部品、半導体不足でデジタル化が遅れるとは
人間の進化の歩みはいろいろと大変と感じるなあ。

2022-01-12

赫灼

光り輝いて明るいさま。
読みは、、カクシャクとなる。
赫という字は、赤 という字を2つ重ねてより赤さを強調している。
現在ではより赤いというときに赫という漢字をあてるより
crimsonとか英語で示すような言い方をする。
通常をより強調する表現について、
現代では英語化が多いがだからこそ、それのアンチテーゼで
難しい漢字を使いたがるのもまた人間の性、
それがかっこいいのか、、若者たちはその傾向が強いよね。
~デスファイアとか
~覇とか
不良、中二病はよく使うね。

2022-01-11

飯盒

キャンプ・登山など野外における調理に使用する携帯用炊飯器・食器
飯盒炊飯って言っていたけど、、
今の言葉で言おうか、、、
メスティンでキャンプランチ。
メスティンってすごいっていうけど
それって飯盒だから。
飯盒を知らずに、メスティンを語っている人を見ると、、、、
まー、日本人に限らず人間は
古いこと、同じことを現代風に言い換えて
カッコつける動物だからーーー。





2022-01-07

家電

電気を利用した家庭用電気機械器具(家電製品)のこと。
テレビ,ラジオ,ステレオ,テープレコーダー,VTRなどの民生用電子機器や
冷蔵庫,洗濯機,掃除機。

、、、パソコン、携帯電話は家電なのか?
、、、テレビなどメディア出力はAV機器と言わないか?
そう!
家電の定義は曖昧だ。
いや曖昧になったんだろう。
そもそも、家電の反対語は重電だった。
B2B、法人需要の電化機器を重電。
B2C、家庭需要の電化機器を家電。
と大きく区切っていたが
法人、プロ仕様はのちのち、民間利用になるのが経済の流れ。
印刷機がコピー機、プリンターとなり各家庭に
計算機は電卓、そしてPCとして、個人に
なっている。

多くの者は家電化するという認識でいると
家電化中のもの、、家電といっていいのか、、曖昧になるのは必定かな?

2022-01-06

痒点

かゆいところ。
かゆみとは皮膚触覚において、異物がくっついている認識。
それを取り去ろうとする意識。
虫刺され、かさぶたは自分の皮膚が皮膚として機能しなくなったから
周囲の皮膚から異物扱いされた結果。
この認識は別に皮膚感覚だけではないだろう。
平時に比べて、変わっているものを異物として排斥する。
それがモノ、、者であっても。
だから、社会的差別やいじめになるんだろうな。
しかしだ、その扱いもこの社会いつでも反転する。
今の常識、未来の非常識、、
この社会的かゆみをいかに蔓延させる、、異物感を失わせるか、、
インフルエンサーって社会を人体に例えると
インフルエンザと同じように悪性病理認識されるが
将来的にはミトコンドリアのように溶け込むことを狙った行動か?

2022-01-05

名分

身分に応じて守るべき道徳上の本分。
日本では大義名分としているため、名分の意味が傀儡化されている。
名分があるからこそ、秩序、、ガバナンスが見えるはず。
秩序とは統治機構の横暴より、規律を守らず組織運用への弊害のほうが問題なのに
そこを個人主義、ハラスメントで擁護する傾向があり、
その結果、組織として機能できず、儲からない結果になっていることも
また、統治側の責任にしている。
そろそろ今のえせ日本式経営からどっちかに振るべきかと。
欧米のようにブルー、ホワイトによる役割格差
昭和のように合議、年功序列の再開
名分なき組織のままでは無秩序、渾沌はもう限界だろうな、