2022-09-30

連座

罪を犯した本人だけでなく、その家族、関係者などに刑罰を及ぼすこと。
近代刑法ではあってはならない、犯罪は個々人の責任だから。
しかし、日本では昔から連座の発想が染みついている。
~そんな子供を育てた親の責任
~一緒にいてなんできづかなかったのか
~そういう輩を育てた人間環境が悪い
とまーー、いろいろとこじつけて批判したがる。
その愚民意に負けて、連座責任を取らされる。
それによって、社会制度として停滞しないか?!

思うにこういう発言する輩および放送局へ
メスを入れることしないと国民感情と呼ばれる悪習は改善されず
近代法治国家として恥ずかしいままでは?

2022-09-29

惹起

事をひきおこすこと。ひき出すこと。
多く、事件・問題となる事柄などをひき起こす場合にいう
最近の現代人はこういう文字を読めないし、使わない。
原因とかもしくは英語のissueなどを使うだろう。
惹起という言葉が示すように
事件、問題は惹き起こされるものであり、
自然発生や理由なきところでは起きないという発想を
古来の日本人もしていたことに興味深さを感じる。
もっとも、その結論の多くは八百万の神々に帰着してしまうのも
日本人の探求心の低さでもあるがね。


2022-09-28

管掌

つかさどること。自分の管轄の仕事として監督し取り扱うこと。
ふと思う。
本当にその人が監督できるのかっていう人事が多くないか?
全くその仕事をしていないのに
管掌として就任して、現場を乱してしまうことが多い。
それは管掌するためではなく、
政治、政局人事によるポスト割り当てによるもの。
内閣組閣が日本の典型例だろう。

でもさー。
プロ野球の監督職に
選手経験者以外のものが就くことはまずない。
プロだから!??
おいおい、仕事はプロであるべきでは?
なんか、おかしい日本の管理、監督の考え方。


2022-09-27

白洲

関先や庭前などの白い砂を敷いた所。
江戸時代、
庭に砂利を敷き詰めていたのでこの場で奉行が捌いていたことから
訴訟犯罪等の審理を行う法廷 に異化されている。
白洲で決まったことは絶対であるから
白洲で決着が江戸以降の日本人の価値観だったが
司法制度とりわけ、三審制度や司法権限の傀儡化が
裁判の質、価値を下げているように感じる。
決まったことに承服しないことは
個人尊重なのか
社会秩序維持への抵抗か
どうも、個人主義すぎて、混沌化がすすんでいるような。

2022-09-26

不浄

清浄でないこと。
不浄の基準は科学技術、国家、宗教観で大きく異なる。
上下水道の整備度合いで生活用水の清らかさ=清潔が決まってしまう。
その価値観が日本では当たり前だが
日本ほど清潔=不浄への嫌悪感じる国はない。
毎日、着替え、洗濯が当たり前と思っているが
多くの国家では洗濯なんか水がもったいない認識だったりする。
また、清らかさの認識も異なり、
聖なるインダス川を水質検査をするなどもってのほか
その考え方が不浄だと言われたりもする。

不浄と思う気持ちが不浄と言われてしまうと
清潔、衛生管理を考えれば考えるほど
精神が不浄になるのか?って考えてしまうと
日本の考え方はやはり、グローバルとは到底いえないな。

2022-09-22

試案

試みに立てた仮の案。
よーーく考えてみたら、、おかしい熟語。
試という文字、
案と言う文字、
試みる行為、それ自体が案であり
案とは、完成にむけて試みる
同じ意味を重ねているような。
強調する意味をもつ言葉でもないし、、
当たり前のように使う日本語の熟語
よくよく考えたらおかしいものが多いなあ。

2022-09-21

思違

物事をまちがって受け取る。まちがってそうだと思いこむ。
これが名誉棄損や侮辱などの抗争の源泉。
自分の価値観で思い込む、、思い込むこと=正しい
だから、それが違っていると事実を人間はまず認めない。
そのうえ、自己主張の蔓延、表現の自由の濫用により
それは自分の意見として尊重されるべきであり、
他人からの指摘は名誉棄損だ。とまで言い出す始末。
でも、これはそれぞれ個人ごとに思い込みがあり、
それぞれが尊重を言い出すことは、、渾沌でしかない。
ある意味、無秩序である。

思い違いというか、一定の基準の強制をすることこそ
秩序治安になるという社会契約をもう一度
人民に強いることが必要と思うがね。


2022-09-20

共栄

ともに栄えること。
人間がもっともできないことなのに、
それへの思込みが激しい、、、悪徳だろうな。
あたかも、正しいと思い込んでいるが
それを実現しようとすると結果、排他、絶滅しか導かない。
共存を目指す結果はいつも勝者の支配しかない。
勝者はこれで共存になるという幻想と
敗者の死か生き地獄の隷属しかないのに、、、

ある意味、自然の摂理であり、
人間がそれに抗うこと自体、愚行でしかないのでは?
もっとも勝者となった側の中でもまた分裂が起き
その分裂との共存を目指し、商社支配しかないのは
自然、、有史を調べても自明なのにね。
これからの社会情勢、、、欧米の衰退が見物だな。

2022-09-16

四半

1/4のこと。
漢字だけだと、4つの半分、1/8にも感じてしまう。
日本語って難しい。
半だけだと1/2
三半は1/3
でも、、、
四畳半は、4.5畳
とのこと、、数学と漢字の成り立ちは違うので
表現表記が違うのも仕方なし。
やはり、、日本語で表現はアカデミックではないね。



2022-09-15

行筆

筆で文字を書くこと。
今では、物書きの速さのことで
早く仕上げる人は、速筆
時間をかけて仕上げる人を、遅筆
っていう。

現代ビジネスの多くは文筆作業だ。
現業という世界でも、メール、日報、月報、報告書というものを
作りことになり、、多くの作業員は機械をみているだけで
その書類づくりのために、機械に触れているみたいなものだ。

僕は速筆だと思う。
それもかなりわかりやすく文章で書いている自負がある。
そりゃーー、このブログなどいくつもの文筆を毎日欠かさず
書いているのだから。
だからこそ思う。僕の文章が理解できないのは
その人間の理解能力の大きな欠如、、無能だという判断するしかないな。
行筆があるからこそ、人を見定めることになるなあ。


2022-09-14

神丹

不可思議なききめのある薬。霊妙な効能のある薬。
神という漢字を熟語に使うときは、すごいという強調表現になりやすいので
意味を深く考える必要はないといえるが、
丹 とは?
元は特定の化学物のことだったが
化学=薬学に通じる中華道教思想から、 
丹は薬とみなす表現になっている。
いろいろと丹の字がつく薬は多いような。
○○丹 とかね。
なんか、丹という表現のほうが、剤や薬より聞きそうに感じるのは
イメージ、刷り込みなのかなあ?


2022-09-13

現状

現在の状態。
現状通り
今までのまま
という言葉、、、それ自体が間違っているという自覚はないのか!?
時間の推移は
経年劣化
人事異動
人間の価値観の変貌
が起きているので、、現状は常に変わっている。
なのに、、現状通りということを言われると
元に戻すということは、過去に戻すので
それ相当の覚悟と費用が掛かるのだが。。
どうも、現代人は
自分は未来志向のくせに
周りには現状維持つまり
他人の未来志向を許さないことは
いい加減にすべき志向と考えるべきだと思うだが。

 

2022-09-12

用済

用の済んだこと。用を果たし終わること。
民主主義の負の一面。
特定の事象に対して特任の人に指示を集めるが
その役割が終わると用済みとして切り捨てる。
それが、単に切り捨てならいいが
罪を着せていくことが多い。
・オリンピック招致が終わった人員
・選挙の票田だった宗教
など、、イベントに必要だったときは利用し
それが終わると、遡及的な罪で功労者と思っている輩を断罪する。
まーーー、日本だけでなく
隣、仲がいい国の大統領なんか
任期が終わると弾劾されまくっているなあ。
これが、、民主主義のクズさで、
衆愚政治の末路だろうな。

2022-09-09

温感

あたたかい感じ、、というよりは
温度感知の意味合いが今を主流だろう。
温度を感知することで
~生き物であり、いくつ存在するか
~体調がどうなのか
を把握できる。
恒温動物であることが前提なるが
今の温度感知は人間に向けられることで進化しているだけに。。
COVIDで温度感知が一般的になった。
この温感センサーが次にどう進化していくのか、ちょっと興味深い。


2022-09-08

忌日

 毎年または毎月、ある人の死んだ当日で、回向(えこう)をする日。
でも最近は命日、月命日という。
仏教用語なのは忌日であり、
命日は口語、、もっと言えばスラングにあたる。
忌の字を嫌う大衆真理から命が終わった日で、命日にしている。
仏教用語と密な日本言語であっても、、
それをそのまま使わずにいろいろと進化、解釈した異化が多い。
それが日本語の特徴なのか、
それゆえ日本語は論理的でなく使いづらい所以か
日本語の存在意義を考えてしまう。



2022-09-07

恩売

恩を売る。
々の自分の利益を考えて、他に恩を施しておく。
これって本当に現代社会で通じるのか?
恩を売っているつもりの側はそうだとしても
相手側は恩どころか
「言えばなんでもやるんだ」
「よし、これで俺たちのほうが有利とわからせたぞ」
となり、、増長する。
そうして、後日、この恩を口にするものなら
「何をいっているぞ、隷属の分際で」
「恩だと、何をもってで当然の奉仕だろうが」
という扱いを受けて、抗争、論争になる。
結果、大きな障害になることが多い。
いや、これが今の利益訴訟のおおもとのような。

目先で恩だの言わずに
徹底的相手からふんだくること
それを批判するものがいればそれをまた潰す。
死人に口なし
敗者に弁なし
それが生存競争ではないだろうか?

2022-09-06

遠因

遠い、間接的な原因。
ロジック展開の多くは、遠因だと思っている。
だれでもわかっていることを論説するのはバカだが
遠因、、それも誰も想定していない事象を
どうにか今回の件に結び付けることに納得性を持たせることへの
論証、、それに腕が試される。

だからこそ、若いころは悩まされた。
遠因への知識が薄いので、それを手繰り寄せる術もなし
定理、原則をもとに相手に挑んでもバカにされるだけ。

でも今は、、
まー僕を分からない輩は
「こじつけだ」
「言葉遊びだ」
「そんな論証、俺には通じない」
っていうものばかり、、、ばーーか、
相手にならんから権謀術数で退場させることばかり。

2022-09-05

視認

目標物を目で見て確認すること。
でもこの視認、本当にできているだろうか?
裸眼で見ているか?
望遠鏡、顕微鏡だけでなく、メガネ越しでみても
裸眼で見ているとは言えない。
そして、映像技術の発展は視認の定義を根底から覆す。
レントゲン、電子顕微鏡や解像度の高い画面などの光学技術は
視認以上に物事をあからさまにする。
視認が百聞は一見に如かずの具体例であるが
百見は1画像に如かずという時代になっているかも。

2022-09-02

時給

時間当たりの賃金支払い。
1時間あたりいくら。
僕のような優秀な存在だとふと思った。
時給は割に合わない。
他人が一日8時間かかる仕事をたった15分でやってしまうことが
多々ある。
そうなると、、残りの7時間45分の分、別の仕事を振られる。
これだけこき使われて、同じ支払いになると思うと
手抜きをしたくなる。

これが、コルホーズ、ソホーズの結果というこことが
日本でわかるなんて、皮肉なものだ。

2022-09-01

完工

工事を完了すること。
現代社会では、ほぼ竣工って言う。
完工と竣工の違いは、、、辞書にも明確に書かれていないが
竣工は、立つもの、設備、建物に当てることが正しく、
道路、水路には完工というであるべきだが、、

言葉は時代とともに変わるというが、
なら辞書に書いている内容も正しくはないともいえるはず。
辞書にあるものが正解っていう試験、クイズはなんなんだと思ってしまう。