2025-06-30

形而

存在が形としてどうなっているか?
現存するのであれば、形而下
見えない、触れない、頭の中というものは形而上
という。
哲学、宗教的な考え方ではあったが
最近はデジタルの台頭で、データがある意味、形而上になりつつある。
物理的に存在しないが価値が存在する。

世の中が進化、豊かになればなるほど
形而下より形而上の価値が上がる。
逆に、貧しくなっていると形而下が求められる。
食べていくということは形而下の概念だからね。

今、進化は止まらない。
形而上の価値が高まっている。
過去は形而下の副産物であった、形而上のデータが
逆転して、副産物として、形而下のアイテムがもらえるになっている。
まー、考え方だが
形而上であれば
風化
劣化
損傷
紛失
が起きないということがあるので、、
マーこの辺の議論は今後ここに書こうかね

2025-06-27

国権

国家の権力。国民を統治し支配する国の権力。
国民に対して強制させること。
他国に対して、自国としての国権で抗うこと。

民主主義である現在は
なかなか自国民に国権を使えない。
使えば、選挙などでその権力を奪われかねないから。
だから、国民のためということで
国家安全保障、自国繁栄阻害を理由に
他国へ圧力、介入することは
歴史的ダメってわかっていても行うのは
人間という動物の本性なんだろうな。
他人への攻撃性は。

2025-06-26

驚嘆

びっくりして感心すること。
ひどく感心すること。
思いがけない出来事に会って驚くこと。

意味的には心が動いていることはわかるが
どういう状態が驚嘆なのかはなかなか伝わらない。
やはり、主観的に
~自分が驚嘆した
~あの人は驚嘆している
という思いであるかもしれないが
~驚嘆している自分を他人は理解できない
~勝手に驚嘆していると思わないでほしい
ということが起きるだろう。

やはり、感情面での認識共有は難しいなあ。

2025-06-25

辿々

辿々 とは、、なんて読む。そして意味は?
まず読みは、、、たどたどしい となる。
なんとなく、聞いたことがあるが、どういう意味か?
なんか危うい、不安定としか言いようがないのでは?
辞書的には
物事がスムーズに進まず、ぎこちない様子や、未熟で頼りない様子を表す。

ニュアンスはわかるが、正直使いづらいかな。
幼児にも老人にも使えるので、なんかどう使ってもいいのでは?
になっている。

漢字 辿々 を見ればわかるが
山にシンニョウである。
いくつもの山に踏み入れて不安な状態である。
目的地までが明確ではなく
今、進んでいる方向もあっているかどうか
それが、辿々しいということ。

英語の接頭、接尾辞
漢字のヘンやツクリ
からその文字の構成要素を遡って理解することが重要なのだが
現代の積み込み記憶法では本質をつかめないが
成績優秀なバカが量産されるんだろうな。

2025-06-24

凄絶

息をのむほど、すさまじい様子。
この表現って使いづらい。
定性的かつ主観的だから
話者と聞き手の認識の共有がしづらい。
当人が凄絶と思っても、聞き手の人生経験からは
大したことがないことかもしれない。
逆に、話者が平然と話していることが
聞き手には凄絶に聞こえたりする。

凄絶という表現は
実は意図的には使えないかもしれない言葉かも

2025-06-23

世間

世の中。社会。
世間の目ということで
他人の評価を気にすることで秩序を維持してきた。
そうしてきた、それだけ社会が画一的、道徳的だった。
しかし、価値の多様化、個々人の尊重、自己主張の台頭により
自分が正しいと言い切ることが許され
それに相まって、双方向通信の低価格化、SNS環境
により、自分の身の回りが世間ではなく、
自分が認めるものが世間になっている。

もはや、世間の目という言葉は
当人には通じないだろう。
その人と世間と口にしている人の世間が違う世界なんだから。

世界が違うということは
イデオロギーの違いとなり、
構想、戦争になりえる、、、、いや、だからまた今戦争が多いのか。

天眼ということで
ここのブログに書いてきたとおり
また戦争が各地で起き始めてきたね。

2025-06-20

提携

複数の主体が協力して事業や活動を行うこと。
提携をすると、ほぼ喧嘩別れになるのは、もう現代経済の当たり前。
提携するくらいなら、
サービス契約もしくはM&Aすべきだ。
じゃないと、それぞれの経営方針が違う以上
利害が一致しないはず。

互いが互いをうまく利用しようという姿勢が見え見えすぎ
提携が提携になっていないのでは?
等価交換、それぞれの対価で取引すべきではないか!

2025-06-19

悪変

形勢、状態、関係などが悪い方向に変わること。
何をもって、悪い方向なのか?
技術進化、社会変革で
馬から自動車に向けての道路交通法の改変がされたとき、
庶民は良いと思っても
御者、馬車販売、馬の調教師にしてもれば
商売あがったりの悪変でしかない。

今の有様を正としているから変わることで
自分の存在が悪くのは、悪変でしかないが
それはみんながそう思うことではない。
絶対、悪はないのだ。

人間は昔から、絶対善、絶対悪にとらわれかねない。
そして、自分が絶対善と思ってやまない。
はじめから、自分は他人と違うから善悪の価値観は合わない。
善悪ではなく、自分が属している社会の今の規律に
合わせられるかどうかだという考え方になるべきなのに
「自分は正しいに決まっているのに、間違った方向に変わっていく」
「こんな法律が間違っている」
と言っているのはバカか。
法律が間違っているなら、その社会を壊すことをしないとならないのに
そんなことをしたら、捕まるじゃないか!
って遵法を口にするところもバカでしかない。
騒ぐのではなく
いかに、現行制度を打破するか、それを虎視眈々と狙うべきでは?
その打破もまた悪変だけどね。

2025-06-18

法網

罪を犯せば法の制裁を免れないことを網に例えた表現。
法律の網から抜け出せない。
でも、「そんな法律の網をくぐって」って表現がある。
でも最近思う。
法律を作るとしても
その理解が出来ていない議員が作る法律で十分か?
確かに優秀な官僚がそれを助けているというが
官僚とて、霞が関界隈で事務処理がメインになっているのが
今の現場を知っているか?

民主主義、議員立法制の限界を感じているがね。

2025-06-17

風刺

それとなくそしること。
遠まわしに社会・人物の欠陥などを批評すること

自己主張、承認要求が前面に出てくる現代において
あえて、風刺にする理由は?
自己保身?
あえてということで自己顕示
いろいろとあるが、
直接言っても通じないのも現代。
どうせ言うなら、他人をも巻き込んだ風刺にして
表現したほうがいいかもとなるのか?
現代といったが、これは風刺そのものの意義かもしれない。
風刺画なんかの存在を考えると

2025-06-16

残留

残りとどまること。また、あとに物が残っていること。
残留物という表現で使うかもしれないが
多くは事案的組織的な扱いで使われる。
~今回は残留だな
~残留できた
などの表現で。

あまり前向きではなく、どうにか感がある。
残るには残る理由がある、、、ではなく
ただ残された感のある表現に感じる。

残留と言われるところになる、関わることへの
嫌悪感を持つことは前向きなのか?それとも、、

2025-06-13

観閲

儀式や行進などを正式に見ること。
この言葉で思うのは
儀式、行進、行事の区別は?
もっとフランクにいうと
運動会は行事?でも長く行われているものはもはや儀式だ。
その中での入場行進は、、その一部、ある意味パレードでは?

日本では古来からの定例行為を儀式としていたが
開国、戦敗になってから、外国の文化行為を平気取り入れるから
いろいろなものがダブルスタンダードになっている。
いや、それがダブルスタンダードと気づかずに
それぞれが好き勝手に理解のルールを作るから
意見の対立で険悪になっているだろう。

儀式や行事の定義もなく
正式という認定も難しく
見ると観るという概念差があるところで
観閲なんて行為はもはや意味をなさないのでは。

2025-06-12

助燃

物質が燃焼するのを助ける性質。
酸素やフッ素など、空気中の酸素よりも燃焼を促進する物質。
助燃性はそれだけでは意味がないが燃焼などの行動を活性化させる。
つまり、元の行為が成り立っていて初めて作用する。
現代社会、
・支援
・コンサルティング
なんて、助燃な概念のほうが先行されているビジネス。
なんか本末転倒な社会だこと。

2025-06-11

乗換

今まで使っているディバイスを次のモノに変える。
多くは、公共機関などの移動手段だが
PCやスマートフォンにもこの言葉が使われる。
要は、目的達成手段に寄与する者に使われるといえる。
では、、人間関係の乗り換えは?
取引先
パートナー
、、、やはり人間は自分以外はディバイス扱いなんだろうな。

2025-06-10

良点

いいところ、評価すべき点。
これって、相対、主観的なものであり
人によっては逆に悪いところってなりかねない。

例えば、
大人しいは、積極的ではない
思慮深いは、行動が遅い
と評価する人間によりかわる。

だから人の評価って信用できない。

2025-06-09

予鈴

開演・始業などを知らせる本鈴に先立って、
その少し前に鳴らすベルやチャイム

リモート、コスパのせいで
予鈴を聞く機会が少なくはなっている。
しかし、その分、ディバイスからの通知が上がっている。
逆に本鈴にあたる開始サインはなくなっているのでは?

鈴はなくなったが、その本質はいろいろなカタチで引き継がれる。

2025-06-06

共産

コミュニズムという言葉の日本語訳。
コミュニズムを詳細に言うと
財産を私有ではなく共同体で共有し、
貧富の差をなくすことを目指す思想。

なんか言ってことはまともというか、
ユートピア的な理想国家思想。
でも日本では、共産というマイノリティや批判される。

これは2つあるかな。
ひとつはその活動をしている党員の質が悪い。
文句ばかりで共産の産である、生産性が低い輩ばかりだ。
もう一つは、既得権益者の洗脳だろう。
資本主義という富の支配こそ守るべきものという洗脳が
今に至る。それが正しいように言われているが
本当に正しいなんてわけないのに、、

人間は批判と洗脳で生きていることがよくわかる。
現実を直視なんかできないんだろうな。

2025-06-05

歩寄

 互いに歩いて近寄ること。 
転じて
 条件や主張、意見などを近づけ合うこと。折り合いを付けること。
日本語では、意見の対立をこうやって解決する語族であり
交渉は両方に利があるようにさせることを狙う。
しかし、欧米では
dealという表現により、自分の主張がwin、、勝つことばかり狙っている。
基本こういう交渉だと、
日本的だと相手を立てることになるのだが
それで今、欧米では立ててもらう、
勝たせてもらうことが当たり前になっている。

そろそろ、、、、調子にのるなよ、、
特権のように振る舞う姿勢をどうにかつぶさないと
社会の構造的進化が進まないな。
歩寄をするかどうか、その存在価値をみないとな。

2025-06-04

狂騒

理性を失った騒ぎ。
なかなかそのような状況にはならないのが、
この社会。
しかし、いざこの状況が発生するとニュースになり世間を騒がす。
基本、きっかけ、原因があるのだが
人の関心はその原因よりその狂騒状態を煽ることばかり。
それが現代人の関心かな。
事実より、人の異常な状態に興味を示すのは。

2025-06-03

現状

現在の状態。
過去があり、未来に向かう現在の姿。
人間は現状をいろいろと捉えるが
当人と周りの認識が合っているとは限らない。
むしろ他人の認識なんかバカらしい。

未来に向かって次のステージへの努力をしていると
その姿を見た評価者は
「今のままでしあわせそうじゃん、それでいいよね」

逆に
今の環境が嫌で、ここでの活動を批判的な対応をしていると
「その態度だとずっとこのままだぞ」

となる。
結局、他人は当人の気持ちを理解しないで
自分の都合のいいようにとらえるものだ。
いつか評価されるという思いではなく
自分の思いのために、他人を蹴落すくらいでないと
この社会はダメだ、ちょうど、今のアメリカの爺のように。

2025-06-02

苦行

堪えがたい程の苦しみを伴う修行。
仏教などで、肉体の欲望を押さえる修行
転じて、苦しい行い。

これって主観的なものに感じる。
当人が苦行として、ストレスを訴えるが
周囲からすれば当然のこと、その行為こそ
社会貢献であったりする。
逆に、周りが苦行と思っていることも
当人からすれば、その行為に悪い印象がなく
むしろその行為で得られるメリットを感じることもある。

それぞれの受け取り方になるが
最近は自分の立場を理解しないで
ストレスを口にする輩が多い。
その発言を聞くことのほうが
周りは苦行、いや無駄な行為で
その人間を本当の意味での苦行に追い込みたいなあ。