2018-02-28

毒舌

しんらつで皮肉な悪口を言うこと。

現代民主主義でバカらしく思うことは
毒舌、、つまり本音でしゃべっている人間を
政治家候補に祀り上げるが、実際に政治家になったときに
そのまま毒舌を続けていると問題視していること。

真面目に、
「バカなんじゃないか、民主主義って」
思う。
本音で語るということの大半は人の悪口でしかない
事実をなぜ現代人は認めない。
誰にでも当たり障りないのが民主主義って勘違い甚だしくないか?

2018-02-27

吐露

気持・意見などを隠さずに他人にうちあけ述べること。
概ね、自分自身のマイナスに関わる、
弱点、環境、出生などを曝け出すことと言える。

吐露するより、されるほうが人間関係が上手な人といえる。
相手から信頼を勝ち取ることができるからこそ、
その人だけに言うから吐露であって、公に言うことは吐露とは言わないからだ。
逆にされた側はその吐露された事実、情報をどう扱うかが試される。
それを第三者に躊躇なく使う人間には今後、他人は吐露しないだろうし、
そもそも、そういう心持の人には吐露されることはない。

しかしだ。
僕のような人間は
吐露する
吐露される
吐露させる
と考えることがあり、させるという状況を意識しなくてはならないと思う。
させるといういうことは、
させる側との信頼関係の他に目的を持っていることがあり、
その目的と吐露された事実、情報をどう扱うか?
それこそ、真の意味での情報処理士と感じてしまうがね。

2018-02-26

切羽

刀の鐔 (つば) の表裏が、
それぞれ柄 (つか) と鞘 (さや) に接する部分に添える薄い金具。
抜き身との接点という意味が転じて、
差し迫っていること。また、その場面。急場。どたん場を指す。

効率化、そしてコストカットが進む現代社会。
何から何まで、切羽詰まったような環境にさせられている。
他者から見て、動的ではない時間は無駄とみなす。
だから、見た目何もしていないようで、考え込んでいる時間は
無駄な時間とみなされかねない。
考える時間を許さないからこそ、すべての検討時間はオミットされる結果
判断が切羽詰まる状況に追い込まれる。
その結果、
迅速な対応が可能になるが、逆に判断ミスが生まれやすい。
バカほど、前述のメリットを声高に言うが、
長期、結果的には少しでもマイナスが起きれば
それは検討時間の短さゆえの判断ミスと言われかねない温床になる。

全く、現代社会は
社会人を追い詰めて、そして責任転嫁させる悪い方向になっているような。


2018-02-23

束子

ひらがなで書けば、、たわし。
わらやシュロの毛などを束ねて作った、器物などを洗うもの。

英訳すると、scourer / Scrub brush なのだが、
同じような機能をもつものに、スポンジたわしが存在する。
今の日本のキッチンでは、スポンジたわしのほうが普及しているといえる。

見た目、製法が全く異なるが
目的は同じものが同義の呼称されるのは、
人間の目的への思いが言語化されたものなんだろうか?

2018-02-22

烏合

烏(からす)の集散がばらばらであるように、統一も規律もなく集まること。
烏合の衆と、他の集まりを卑下した表現に用いられるが、
現代社会において、烏合の衆でないほうが難しい。
~終身雇用制度の崩壊と非正規雇用
~目的別時限組織(プロジェクト、ミッションチーム)の台頭
~ハラスメントや個人尊重による管理協力の欠如
から、
同じ方向、考え方を統一すること
ルールや制裁をする規律を遵守すること
ができなくなっている。

思ったのだが、
語源である中国の古典において
為政者が反抗勢力に向かって烏合の衆と揶揄したのだが、
現代社会の為政者である民主主義で選ばれる政治家は
~任期制の非正規雇用
~政党、派閥を自己判断で好きに変える
~政治家特権を行使してもメディアに潰される
まさに、、烏合の衆のそのもの、、、
語源の意味と現代の実態が逆転している珍しい熟語だ。

2018-02-21

経歴

今までに経てきた学業・仕事・地位などの事柄。履歴。
転職など、違うフィールドに移るときに自分の行動、社会貢献ログとして
書面化することを現代社会は求められている。
経歴を何のために書くか?
それは自分がどんなことをして今に至るのかを他人に説明するものだが
それを受け取る人間によって評価ががらりと変わる。

出向、転籍、転属、転職経験などいろいろと経験をしてきた人間が
履歴をみれば、単元ごとに何をどれくらい、どんなことをしてきたの
観点でみることが多い。
対して、研究者、若輩ものが見ると
単元のブランド力、期間の長さとあたかも杓子定規での観点で見たりする。

どっちの見方も間違いとは言えない。
しかし、履歴をもとに次に何をする、させるかを踏まえての
視点、観点であるか思慮の浅さが露呈しかねないがね。

2018-02-20

文通

遠く離れた知り合いや仲間などと手紙を通じてコミュニケーションをすること。
インターネットメールの普及から始まり
SNSの台頭
携帯電話、スマートフォンの普及により、
机に向かい、紙とペンでの手紙での文通はかなり衰退した。
ラブレターなんて言葉はもはや若い世代に通じないくらいだろう。

しかし、気軽にメールなどを短文で書くようになったからこそ、思う。
何を言っているがわからない文章が実に増えてきた。
電文の通信問題からなど、略称、記号化、スタンプが増えているので
日本語というより象形文字という先祖返りしているようなメッセージが
あふれているし、下手するとそんな文章でビジネスをするどころか
その文章が理解できないとビジネスにならないとか言い出す輩までいる。

確かに日本語での意思疎通は難しい。
でもだからと言って、この日本語が日本人の共通認識である以上
他人でも読める文章を書くことが日本国土に生きる
社会、コミュニティーに生きる条件ではないか?
閉鎖、仮想空間の思い込みを現実世界と同視するのは
社会として危ないとしかいいようがない。


2018-02-19

軟膏

皮膚疾患の治療の一つである皮膚外用療法に使用される医薬品の半固形の製剤である。
軟膏に代表される塗り薬は上記の定義通り、
皮膚という表皮における外的裂傷に効く薬剤であるということを忘れてはならない。
つまり、吹き出物のようなものは根本的には内臓疾患の結果が皮膚に悪性老廃物を
出しているのであり、その吹き出物にいくら軟膏を塗っても効果的ではない。
薬に代表される解決策については、根本的な原因を明確にし、その対処をならない。
いくら見た目、効果がありそうな行動をしていてもだ。

2018-02-16

借金

お金を借りること。あるいは、借りたお金のこと。
考え方、見方が対極的に存在する。
一つは
自分の自由にできる資産では足りずに
他人からの資産を借りないとならないくらい困窮している。
対して、対極なのは
相手が自分に貸しても将来を信用してくれているから
他人から借金ができるという信用保証。
となっている。

経営者観点であれば、
下記の視点をもって、将来性をアピールする。
それは借金ではなく、投資をさせているというイメージを作るべきかもしれない。
しかし法人といえども、人格。
他人を信用させて、その結果がでなかったときのリスクを考えると
どうしてもそこにまた踏み出せない。
そして、これからの社会、
仮想通貨、個人投資の広がりから
個人同士が貸した借りたで問題を起こすことが多くなり
大小さまざまな小競り合い、事件が天眼として見受けられる。
借金を信用ととらえる人ほど、
他人からの信用を過信し自分が見えていないことになりかねないので
僕はそこのリスクにはできるだけ触れずに、
無借金経営3年目を迎えて、続けていこうと思う。

2018-02-15

奇行

普通の人ならしない、変わった行い。
奇行は新しい価値観へのブレイクスルーである。
その奇行により、社会の認識が変わり
奇行とされていたものが、新たな革新行為になれば、
犯罪行為として法令制定へとつながることになる。

普通という無自覚、無思考の集合認識に対して
違和感を与える奇行をするということは
基本リスクになるが、そのリスクなくして
変化はないのも、社会という組織体の性なのかなあ。

2018-02-14

改悪

物事を改めて、かえって悪くすること。

自分たちにとって、住みやすい環境にしていく行為

他人にとっては、改悪を行う許すべきでない行為
という自覚がない現代人が実に多い。
自分の主張は主張であって、総意ではない。
この事実どころか
「自分にとって生きづらい社会は悪であり、それを改善していくことが正しい」
という教育、風潮が実に多い社会になっている。

ある人にとっては改善でも、別の人にとっては改悪。
改悪にされた側がまた自分の都合のいいように改善するということは、、

これは
アウフヘーヴェンになるのか?
エンドレスロープになるのか?
楽観主義者は上記に感じ、悲観主義者は下記に感じる。
でも、僕から見れば結局のところ、
どっちでもなく、コンフリクト、、いがみ合い、抗争になるだけって悟っている。

他人との関係を理想的、ご都合主義と考えて失敗を繰り返す人間は
本当に進化できないんだろうな?

2018-02-13

手入

直すこと、よい状態で保存するための、つくろいや世話。
抽象化させた表現でいえば
<最良の状態を維持するための行為?
といえる。

確かに手入れをする姿勢は重要であることを否定する気はない。
しかし、同じことをし続けることはどうだろうか?
~経年劣化
~技術の確認
~実施者の変更
などで、同じ行為を繰り返すことが手入れって言い切るのは問題だと思う。

日々手入れを行うことは、繰り返しではなく
手入れを行う行為そのものを進化、、
モノへの手入れから
行為そのものの常に見直していくことが
真の意味での手入れといえる。

だいたい、
「毎回、同じことを繰り返していたのに、なぜだろう?」
っていう不具合を起こしたときの手入れ側の言い訳って
見苦しいとしかいいようがないだけに。

2018-02-09

希求

得たいと願って求めること。
人間の本質、、そして経済を根源だと思う。
しかし、これって、欲望であり、
世界三大宗教の否定する感情ではないか!

思うに信仰と経済活動って矛盾しているような気がする。
確かに、矛盾しないって言い張る資産家、宗教家がいるが
教義を自己解釈の世界に陥り、
他者と共感できない理論、別宗派になってしまうことが多いようだし。

人が触れない禁忌かもしれないが
希求と欲望は同じで、信仰と経済活動は決して交わらないと立証していかないと
どんどん宗教と経済圏での抗争、戦争は拡大するのでは?

2018-02-08

研鑽

(学問などを)みがき深めること。
みがくとは、磨く、研く、身欠くという漢字が示すように
「余分な部分を取り去り、本質だけにしていく」
という行為である。

情報化社会において、
ネット情報という知識に当たるものは膨大に存在し
クラウドデータ管理により、蓄積が無尽蔵にできるようになった。
しかし、重要なのはその中から自分にとって必要な本質をいかに導けるかだ。
~知っていた
~情報なら持っている
では、意味がない。
今、必要な条件に合わせた本質的な情報をすぐにかつ有用に取り出せるかどうかが
求められている。

自己研鑽を例えるなら、
自分の脳と本棚に本をいっぱい入れるのではなく
自分の脳、ネット上の情報群からいかにまとえたページを
検索、索引、引用できるかとなっている。

と考えると、
現代の自己研鑽の中心である教育機関において
その登竜門たる受験システム、、、
バカな行為とか思えない。




2018-02-07

視点

物を見るために向けた視線がそそがれる点。
現代の使い方の多くは
肉眼での見えるという意味から
立場として事実をどう捉えるかというほうになっている。

自分の視点で見ているとついつい
~当然
~当たり前
なんて思うことが多いが
相手の視点に立つと
~よくわからない
~なぜ?
なんてことが多い。

そこが相手への納得性につながる、、コミュニケーションの重点だと思うが、
本当に現代人は
~なぜわからない、バカなのか?
~あいつの言っている意味がわからないから、もう話したくない
が蔓延していることが多い。

視点を変える、つまり相手自身、その取り巻く環境を理解することより
個人主義、自己中心に重きを置いているのは、
いろいろな意味での能力主義の弊害だろう。
でも、能力って他人に認められてこそって思うが、
その他人も自分が許すもののみになりつつあるところが、、、

2018-02-06

吸血

人間や動物の血液を吸う行為。
狭義の定義では
鮮血を啜り生きるだが、
医療的見地から吸血という行為を
広義の定義すれば
自らの命のために、他の生命の生命維持を犠牲にする行為という意味に
捉えるべきといえる。

日本人をグローバルで神瞰すると
この国民は吸血鬼である。といえる。
途上国からすればそう見えることになることにどれだけの日本人は自覚しているか?
~長寿国家
~健康余命も長い
~国民皆保険、医療設備の充実
~政府の出支の多くが医療、福祉費
~日本との貿易は結構アンフェアに感じる
などのことをあげれば

自らの寿命のために、国家レベルで動き
そして他国を犠牲して、自ら延命を求める。

他国の闇に触れていないだけで
日本人の健康、美容のために行われていることは、
エリザベート・バートリの行いの現代版と言われて仕方ないのだが、
エリザベート・バートリと同じマインドだから
「なぜ、悪いのか?自分の行いが間違っているわけがない」
と言い出す現代日本人はまさに、吸血民族って後世からも言われるだろうな。

2018-02-05

痛止

痛みの感覚を和らげる。
根本的に、痛みという感覚は本能的に体の部位が異常を伝える行為であり
それを無視することは生命維持に影響するので、痛みをなくすということは
生きていくことへの否定になる。
とはいえ、痛いのつらい。
ただでさえ、その痛みの元への対処だけでも肉体的疲弊があるのに
その痛みに耐えるのはできるだけ、、
だから、できるだけ緩和させたいという意味で
痛み止め、、鎮痛剤へ手を伸ばすことになる。

ただし、重要なのは、
痛み止めとは麻薬であること。
体をだますゆえ、禁断症状、より強い効能を求めやすくなるということ。
痛み止めを常用しているということは、麻薬患者と同義であり
本来の痛みの原因に直接向き合っていないのでは?って思う。

それって、別に個人だけでなく、組織、企業、国家レベルでも
いろいろな痛み止めを使い、、常用化していることがある。
何が痛みの元で、痛み止めを使うリスクを考えることが忘れないようにしないとね。

2018-02-02

閉店

店舗が商売をやめて閉じること。
でも意味として、
当日の時間的閉店
経営として営業停止として閉店
と二つの意味を日本語が持っている。
TPOで聞き手側が憶測しなくてはならない。
でも話題に上がるのは下記の営業停止のほうが多い。

閉店になるのは、経営問題を指摘する庶民が多いどころか
その店が撤退することに対して、平気で町の活気がとか言い出す。
そういう発言している庶民の手荷物がコンビニや都会の専門店の袋だとすると
いい加減にしろよって経営者視点で思ってしまう。

買い物はしないが、営業していることに意味があると思い込む庶民の発言に
どこまで振り回されなければいけないのだろうか?

閉店させない努力は経営者側というより
発言している住民側に大きな責任があると僕は強く言いたい。
経営には閉店の自由、決断する権利があり、
はっきり言えば、消費につながらない思い込み民意は
実に不愉快に感じてしまうだろうに。

2018-02-01

火急

火が燃え広がるように急なこと。一秒一分を争うほど急を要すること。
火急の知らせなんて使い方をする。
しかし、今の情報伝達は火急どころではない。
火は燃焼物があればそれを燃やし広がるが、、不燃物、、とりわけ水は超えられない。
しかし、ネットは一瞬で、海外まで情報が伝播する。
それも、秒レベルではなく、マイクロセカンドのレベルでだ。

火急的な速度で進むからこそ言えるのは
それを受け取る側の能力が試される。
意識してもその情報というものを掴めないということだ。
例えるなら、、高速で流れる流しそうめんを1本も漏らさずに掬えるかどうか?

情報化社会は配信改革以上に、それを捉え、処理する人間個々の能力が求められる時代になったといえる、、それも可及的速やかに、、ね。