復讐心は本当に悪いことだろうか?
かなり悪いものと認識されているが、
戦後の日本は、復讐心そのものではなかったが、
今の生活水準の高さは復讐心で成り立っているのではないか?
敗戦した日本はアメリカの占領をうけた。
その占領下で日本人の記した記録、文書の多くは
戦勝国を見返す、復讐心の塊だったと言い切れるくらい内容ばかりだ。
そして、それを戦争ではなく、経済活動で見事にやってのけたといえる。
僕は復讐心こそ、人間ではないかって確信している。
多くの動物は天敵が存在している場合、
その天敵に対して逃げるという行為しか芽生えない。
逃げられなければ、捕食という死しかないからだ。
仮に逃げ切れたとしても、襲った天敵の個体への復讐心は芽生えないだろう。
しかし、襲った者に対して個体識別を持ち、
その個体に対して仕返しをしようとする。
場合によっては、その仕返し行為を血族伝承させることも
容易に出来てしまうそんな動物だ。
そして、その復讐活動によって脳は活性化されて
進化していくものではないだろうか?
多くの技術革新は復讐への探求心が原動力になっているといえる。
日本人は調和を求めるが、西洋人は自然と言うものに対しても
挑みやぶれ、それを克服するという復讐行為が科学といえる。
復讐行為をつまり
敗れたからこそ、見返して相手に対峙してやる!
という気持ちは、悪ではない。
その気持ちがもっとあからさまにしてでも
生き残ろうとする熱意が今の社会に求められると僕は悟っている。
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