2020-07-31

感冒

体を急激に寒気にあてた際などに起こる呼吸器系の疾患の総称。
かぜ。風邪.
風邪薬=感冒薬
なんだが、なかなか使い分けが難しい。
というか、風邪の定義がないからこそ、こうなうなっている。
風邪と感冒、二つの言葉があるほうが悪いのかも。

2020-07-30

割勘

参加者の同等割にして代金を支払うことである。
僕からすれば、庶民の認識がひどい。
法の下の平等を口にするくせに
「年長者なのに、おごらない」
「普通、男が払うべきだ」
とか平気で言い出す。どこが平等だよ。
また、1円でも多く払ったほうが後日優位に話し出す。
たった、数円の違いなのに、、

基本、僕は割勘という概念を持たない。
会費ではないところは自分が出すようにしている。
それは経費で支払える以前からだ。
考えてほしい、割勘で金額を分配しところで
注文数、飲食料が同じということは絶対あり得ない。
だから、損得の感情をもって他人と割勘を行うことになる。
損得という考え方を持つからこそ、僕が支払いで思うのは
相手を優位に立たせないための支払い、イニシアティブをとるためで
人とて優しいとか、損をしているという概念ではない。
これに対して
「払わしてやっている」
という輩へは、
「器がちっさいなあ」
って言って言い返しても文句言われることはない、なら出せって言えるしね。


2020-07-29

過分

分に過ぎること。身分不相応。
自分に過分という表現を用いることを謙遜、謙虚となるが
他人に対して過分を用いることは、不遜、侮蔑になる事実。
日本語の敬語表現、尊敬語、謙譲語、丁寧語が難しいというが
根本的にどういうときにどう表現するかを理解せず
ただ言葉の暗記になっているから難しいのでは?
受験問題でいつも思うが
経験していない行動、表現についての知識を
子供に一時的に暗記させて合格とさせることが
社会人になって問題になっている事実になぜ理解できないのか、、
あえて言おう。
現代人は過分な扱いを受けすぎだ、と。

2020-07-28

過失

不注意でしでかす思わぬ過ち。
過失予防策を聞いて納得はするか許せない見解がある。
「過失をしないために自分ではしないこと、つまり誰かにやらせるべき」
という見解を若手にも教育している企業をが見受けられる。
建前上、効率的そして技能的としているが
本質は、無責任、そして、上米跳ねの精神でしかない。
これが現代社会の企業構造になっていることが
いろいろなところで問題になっている。
誰かの責任にしたい。したいという思いばかりで
次の展開に進まないバカらしさに気づかない企業が跋扈していることに
経済停滞を感じる。
重責を担う経験、緊張感からいろいろな革新が生まれることに
多くの現代日本人は理解できないんだろうな。
そこをうまく利用することがこれからのビジネスモデルではあるけどね。

2020-07-27

繊細

かぼそく優美なさま。
微妙で感じやすいこと。
これはもう間違った語用であろう。
正しくは、我儘である。である。
「あの人、繊細だから」
「繊細な神経の持ち主」
とは、ただ自分の思いを押しとおしたい現れを他人が遠回しに言っているだけ。
まーー言い換えれば、
繊細という表現を周りから使われるようになったという地位の現れ。
ある種の敬語表現に近い。
言葉の定義を正しくしていかないとならない。
これを理解しないから、また敬語問題論争になることも見え見えだね。

2020-07-22

中核

物事の中心にある重要な部分、、転じて組織の中心人物。
ただ思う。中核という人材に権力が与えられていない。
そして、中核と言われる社員はある意味、労奴的に扱われている。
この新しい生活様式において、中核者を労奴的に扱い
上がりを管理職が跳ねるビジネスモデルがいつまでも通じるのか?
そもそも、管理職そのもの仕事がAIの登場でなくなりつつあり
そのうえ、COVID禍で人材の最適化が進めば進むほど。
まーー、フリーオフィス、リモートワーク、クラウドマネージメントを
先だって行ってきた僕からすれば、
中核でないビジネスマンに価値を感じていないから
やっと、社会が追い付いてきたかのか、って思うばかり。

2020-07-21

鎮定

乱をしずめおさめること。乱が静まって世間が穏やかになること。
別に戦争、占領、侵略行為にだけに使われる言葉とは限らない。
買収した企業先に出向いて、不平分子に対処すること。
まとまりのない組織になっている人々を抑え込むこと。
これもまた鎮定である。
ここで考えてほしい。
鎮定されることは周囲からは懇願されて行われることだ。
しかし、鎮定される側は自分の自己表現、個人主義を行っているだけ。
つまり、鎮定させることは個人主義の否定を多数決で行う行為ともなる。
個人主義は鎮定されるものである。。この認識を持たない人間が多いなあ。

2020-07-20

豪華

ぜいたくで、はでなこと。
という辞書的な表現のため、日本人の貧乏性から抜け出せない。
逆に日本とことん貧乏性でいくべきなのに、
欧米に感化されたグローバル化に騙され貧富の差を作ろうとしてのに、
富めるものを批判することが正しい価値観を拭い去れない。

質素倹約では現代経済は回らない。
金を稼ぐことを認めることは社会正義である。
そうしないと経済が回らない。
豪華であることは贅沢、、実際の生活が必要とする以上の、分に過ぎた消費ではない。
その分社会に富を還元をしているというべきだ。
そうやって、富める者が使うことを推奨することで貨幣流動性が生じるし
そのうえ、あういう富める人になって豪華に生きようと庶民に
目標設定することが社会活性化である。

安いものをありがたる価値観を根本から批判する覚悟なき日本は
この先、経済活性化は難しいだろうな。
いいものをどんどん高くすることはそう悪いことではない。
日本の物価水準が高くなれば、外国製品、原料を相対的に安く買える
円高によるビジネスモデルも活発化するだろうに。

2020-07-17

雲霞

雲と霞 (かすみ) 。転じて 大勢の人が群がり集まるたとえ。
大勢の人が集まること、、、これがまた起きることはいつなのか?
もう過去の事実になるのか?
社会の価値観が変わるってこういうことなのか?
言葉と一緒に行動も廃れることを目の当たりにするとなんか思う。

2020-07-16

錯簡

とじ違いなどによって、
書物の紙の順序が狂って、誤っていること。
また、文字・文章などが乱れていること。

ステーブル(ホッチ○スは商品名)での綴じ方でそうなった場合
「錯簡しているよ」
って通じないんだろうな。
難しい言葉を使うことが
旧来の日本では、知的として憧れから
現日本では、コミュニケーションの取れない人
と扱われるようになっている。
これは、
コモディティー化なのか?
社会全体の無能化なのか?
僕は後者に感じてならないが、、

2020-07-15

心証

心に受ける印象
法律上では裁判官が訴訟事件の審理において、
事実認定について心の中に得た確信または認識。
とても非科学的なものなのに、人々を納得させるイメージを持っている。
心証、情に訴える。
これを許すと、、ある意味演技力と物語創作力があれば
事実を捻じ曲げられるのでは?
少なくても僕はそう動くべきと思うがね。

2020-07-14

投銭

大道芸やストリートミュージシャンのような、
何らかのパフォーマンスをする人への称賛を兼ねた
少額の金銭の投げ入れを行う行為の事

でもこれからは投げ銭=投資、購買に進化すると思う。
個人の価値観が認められすぎて、汎用的な供給では購買にならず
カスタマイズされた供給を見出すこと、準備ができない。
対して、物流改革、インターネットの普及、フィンテックなど金融の多様化で
メーカーとコンシューマーの接点が近づいた。
それゆえ、広告宣伝をマスメディアに行っていないメーカーでも
販路を広く設けることができるようになってきた。

欲しい人が欲しいものを探せる
作りたい人が自分のつくりたいものを表現できる
欲しいものと作りたいものが噛み合ったら、
それを生み出すため、もっといいものを生み出してほしいから
投げ銭を行うことが電子マネー、キャッシュレスでできる環境になっている。

これからは売る、買うから
応援を受けて、応援者にこたえたものを作る時代に、、、、あれ?
これってルネッサンス時代のパトロン制度では?
時代はやはり流転するなあ。


2020-07-13

一人

人数が1であること。一個の人。
最近まで独りぼっちって侮蔑することばであったが、
COVID蔓延以降は、その状態がよしとされる。
集団社会という人間社会で能力主義って言っていることから
結局的には単独化する、群れ活動の放棄を意味していた。
それが曖昧になっていたので、神罰的にCOVIDが出てきたのでは?
って信仰論で言いたくなる。
人間は社会的動物というが、群れではないとか言い出したりする。
実際問題、群れ社会における生まれながらの役割がなく
自由に選べることから、すでに個々人の単独生活が前提なのでは?
だって、役割を果たさなくて、役割不足でも生きていけるなんて群れではないので。

2020-07-10

縁者

身寄りの者。親類。
どこまでが縁者なのか?
何親等まで?血はつながっていないが血族の伴侶は?
いろいろと思う。
しかし、最近の思うのは血のつながりってどうなんだろう。
絆とか言いながら、結局は一番近くの他人であったり、
遺産を取り合う最大の敵になっていたりする。
「血は水よりも濃い」
というが、その濃さは因縁の濃さではないかって思うばかり。

2020-07-09

余剰

必要量を越えた余り。
ただ思う。それが余剰になる前提でそろえていない。
余剰在庫
余剰人員
と言われるが、もともとは必要の前提で揃えられたのだが、
結果が余剰になっている。
ある意味、余剰と言われる対象の責任ではなく
そこに揃えた責任者の無能さなのだが
それを言及せずに、余剰側を敵視するのはいかかがなものか。

2020-07-08

窮地

追い詰められ、のがれようもない、苦しい立場。
窮地こそビジネスの有様と思うことがある。
そこでどうするか、そこを超えたら、、なんて思い苦しむことが
生を感じる、仕事をしているということではないだろうか?
刺激がなく無責任で窮地を意識しないことを生きていると言えるのか?
<武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり>
まさにここに気持ちが至る。

2020-07-07

奇術

間の錯覚や思い込みを利用し、実際には合理的な原理を用い
てあたかも「実現不可能なこと」が起きているかのように見せかける芸能。
英語ではmagic、日本語では奇術、手品、手妻、、、魔術とは呼ばない。
科学的に立証できない奇妙なものをmagic と呼ぶのが西洋的な発想。
日本は科学という概念が薄いこと、、そして魔術は悪意認識が強い。
奇をてらう、、という言葉から、人の思い込みに反する行為が奇であれば
手品に変わらず、多くの行為が奇術かもしれない。
ただ、芸能といわれると手品以上の奇術はむずかしいけどね。

2020-07-06

再演

同じ芝居などをもう一度上演すること。
作品のリメイクが多くなっている。
リメイクは再演なのか、新規作品なのかなど論争があるが、、
この論争は今に始まったことではない。
和歌の世界の本歌取りなんてものはその始まりのようなもので
歌舞伎や狂言、落語の名作、定番もそれにあたる。
時をかけて、同じ内容を行うが
それまでの固定概念や過去の価値観が現代社会とは異なることや
現在の生活様式と差で同じとなっていると限らない。
確かに昨年の舞台を今年も行う再演もあるが
その場合、演者や関係者も昨年一年間でえたノウハウなどを
反映せずに行うことはまずないだろう。
なので、再演は再演にあらず、、と言えるなあ。

2020-07-03

株価

当該の株式に関して株式市場において実際に約定があった価格のこと。出来値。
その企業の社会的価値とされるが、どうも恣意的に感じる。
マスコミと政治にいいように利用されている数字遊戯、マネーゲームに。
だって、アメリカの企業の時価総額って一瞬でマイナスになる企業もある。
中国の企業がいきなりアメリカ市場から徹底させられる。
社会的価値ってそう簡単に変えられていいものだろうか?

2020-07-02

無念

くやしくてたまらないこと。
あれ?
念が無いのに、悔しい?
なんか漢字の表記と意味が逆なような。
日本語ではよくあること。
近年では、ヤバいかな?
やばいは、もともとあやぶい、危険の意味だったが
強調表現になり、今では、最高にいいという意味で使う。
使われるうちに、意味が逆転してしまうのは、、
言語習得者には好ましくない用例だけどね。

2020-07-01

切取

一部を切り取ること。
区切ってその部分を焦点にあてること。

煽り運転が法規制された。
しかし、それは事実の切り取り方で
被害者と加害者を逆転させる悪法になりやすい。

自動車でも歩いていても
自分中心で危険運転、ぶつかり歩行をしていて
他人に迷惑をかけていることに自覚がない人。
そういう人に良心、公序良俗から
注意を促す行為が、、煽りとみなされることになる。
迷惑なほうが正しいとみなしていいのか??
そうすれば、ますます人間は悪化する。

どうも、21世紀の法が悪法ばかりに感じるのは
僕の中にテロリズム精神があるからなのか、、