2021-12-29

休業

 働く意思があるが業務遂行をしない、できない状態。
2021は休業という状態が蔓延した年だったといえる。
それゆえに供給不足による弊害が多いこと。
したくてする休業はまずなく、仕方なくというか
そうせざる負えないから、、、

いろいろと思う。
命、健康が一番という。
しかし、無駄に生き、生き地獄を味わうなら
いっそ燃え尽きたい。
年寄りが言うピンコロ。
それは今の人間すべて言えないか?
休業をしたから起きるこの大きな負荷と不況。
対して、休業せず病死者が多数でているが好況な外国群。
どっちが正しかったのか、、
日本人の好きな言葉で言えば、グローバルとしては日本は間違っていた
でも、だから日本の病死者は少ないからいいんだ。
その中途半端なロジックは国内だけでしか通じない。
やはり日本人の心は鎖国のままなんだろうな。


2021-12-28

贈賄

贈物をすること。
この言葉がいつしか、贈賄罪になっている。
また贈賄の賄の字。
まかない料理のまかない=賄
である。

自分の持っているものは賄うことが悪いと言われる時代。
その持っているものを等価交換、ギブアンドテイクしてもそうなる。
罪と押し込んでいるが、その罪を罰する側が
贈賄を日常にやっているのに、、罪と言えるのか?
また、市場なんてものは贈賄で成り立っているのでは?

どうも人間の善意という思い込み、、、思いあがったルール体系が
バカらしく感じる。

2021-12-27

効果

ある働きかけによって現われる目立った結果やききめ
という定義になっているが
~効果的とか
~効果が出た
という表現をうけると定義の過ちに気づく。

効果が出たという表現は
期待値に応えた内容となることであり、
目立つ結果ではなく、想定通りの反応と言えるはずだ。

効果に期待するという表現が普通に使われる昨今
辞書、辞典の意味も時代とともに編纂されるが
それの編纂も人間、、それも偏った人たちの思いで行われているので
ある種、<効果>が出ていないんだろうな。


2021-12-24

移転

他に移る(移す)こと。
引越しと使い分けるときは、非住居、業務用のとき使う。
現在、都心からの本社流出が流行っている。
リモートワークの台頭で、
地代の高い都心より地方でも十分という発想。
でもこの発想以前にもあった。
有名大学のキャンパスが郊外に多い理由がこれ。
当時のバブル期の地価、物価、風俗を考えると学生の生活を含めて
郊外で学んだほうがいいという理由で。

しかし、また学校の都心回帰が始まっている。
結局、離れてわかる都心の良さ。
企業移転を行っても結局、商談、トレンド、集人の観点で
また都心回帰になるだけ
そこは天眼をつかなくても見える話だなあ。

2021-12-23

恒例

ある儀式や行事がいつもきまって行われること。
行事には必ず初回がある。
ではいつから恒例になるのか?
なんか主催者の勝手な思い、、
「この行事を心待ちにしている人が多いので」
とか言い出す。
そうではなく、自分の威光や始めた以上の体裁では?
と感じるものばかり。
どうも、、人間は走り出したら、、辞められないものか、、、

2021-12-22

乱獲

鳥獣や魚類の野生動物、および自然環境にある植物などの生物を
無闇に大量捕獲すること。
しかし、それは後付けで批判しているだけ。
捕獲している側は当時できるだけ獲ることが大きな目的だった。
日本においては
ニシンを大量にとることで、ニシン御殿が建てられるという目的で
いっぱい獲ることに命がけだった。それで自分、一族の生活がよくなるから。
欧州でされていたハンティングスポーツ。
批判の的だが獲物が絶滅危惧種になるかどうかなんか知らなかった。
当時はいっぱいいたからこその発想だ。
そこを批判するのって、、、、
はっきり言えば、乱獲批判の結果は
新しい試み、チャレンジ精神への抑止で
人間の発展抑止になりかねない。
未来からすればバカなことでもその時はその選択肢をとることは否定できない。
僕の天眼からすれば、、民主主義こそバカな制度ってわかっているだけに。

2021-12-21

席捲

むしろ(=席)を巻くように、かたはしから領土(支配域)を攻め取ること。
この考え方だと、すでに存在する領域を食い合うレッドオーシャンとみれる。
しかし、世の中の認識は自分の行動はブルーオーシャン活動と言い出す。
植民地支配は先住民の土地を奪うレッドオーシャン活動だったのに
ピサロなどは、未開の土地を開拓した、、先住民、、人間ではない!
という論理でブルーオーシャンとして行った。
経済活動でも、、そもそも成り立っていた掛値による売買取引について
三井越後屋が薄利多売、即金での取引をはじめ、、今の三越に至る。
三井越後屋の行動は取引のブルーオーシャンを攻めたとなる。

席捲するということは
相手のものを奪うという考え方ではなく
そもそもそんなものはなかっただけで、自分の行動は新しい行動だ
と言い切れる配慮のなさが一番成功の近道かも。。
日本発信の新しいビジネスがないというが
日本人らしさを追求し、気遣いや集団分業で成り立って
モノづくり日本であり、この二律背反を両立させようとしてバカらしさに
なぜ気づかない??!

2021-12-20

燦燦

太陽などの光が明るく輝くさま。
すごくない?
燦燦、SUN SUN 太陽 
日本語の意味も英語の意味も同じとは。
でも、、この燦もSUNもあまり使わなくなったなあ。
燦より日の光、日向、おひさま
SUNより、muggy、corona
簡単で耳慣れた言葉は流行っても、みんなが使うからとかで
違う言い方に駆逐されてしまうものか、、、


2021-12-17

双六

二人が盤を隔てて向かい合って座り、
交互に賽を振って、出た目の数によって盤上の駒を進め、
早く相手の陣に全部入れたものを勝ちとする遊び
つまりはバックギャモンのこと。
でも、みなさんの知っている双六は
みんなで賽を振ってあがりであるゴールにコマを進める遊び。
サイコロを使う以外共通がないのでは?

まーそもそも、バックギャモンが双六だった。
2つの6面体サイコロで双六だった。
まー賭博性、大人の遊びであった双六は
賭博としては禁制され、
そのサイコロを振るマネをした子供たちが導いたのは
現状のコマを進める双六になった。
遊びは進化する、、、
だってその双六がさらに進化して
サイコロすら降らないでルーレットを回しだしたのが
人生ゲーム。

まさか、バックギャモンが人生ゲームになったとは
気づかないだろうけど。

2021-12-16

幕間

演劇で、一幕が終わって、次の一幕が始まるまでの間。
舞台に幕が下りている間。
英語に充てれば、inter mission となる。
英語にしてしまうと、演劇だけでなく試合や行事など
一連のイベントにおける休憩時間を指すことになる。
英語と日本語とで単語が一対一対応になっているとは限らないことを
この熟語で感じる。場合によっては1:Nであったり
そもそも対応する言葉が対向言語にないこともある。
現在、日本に溢れているカタカナ用語は対応する日本単語が存在しないから
ということになるが、その言葉をわざわざ日本語を創作してきた
夏目漱石たちのような文人が今はいないということでもあるのかな?

2021-12-15

現職

ある職務に現についていること。
この表現が出ると言うことは
過去にその職についていたことの比較が行われることだ。
経歴
職責
そして、他人との比較。
えてして現職が是でありそうでないことを否にしたことに使われるね。
現職とみとめられた職業はある意味
社会的認知度があるということの裏返しかな。

2021-12-14

腹癒

怒りや恨みを他の方に向けてまぎらせ、気を晴らすこと。
結局、世間の誹謗中傷はただの腹癒でしかない。
自分を中心に考え、それより優位な存在や自分のなれなかった地位への
腹癒で自分を保っているのだろう。
腹癒を自由な意見とする見解は間違いであることになぜ気づかない?!
自由な意見というなら、意見、自分なりの見解、施策を持っているべきであり
ただ批判的に物事を抑止することは意見とならないはず。
そこについて、、、まー現在マスメディアどもにそれがないことが
庶民にまで伝播してしまった現代社会の闇を感じてしまう。
腹癒で成り立っている自由な意見って
後世、宇宙人視点からしたら、バカな社会にみえるだろうよ。
神瞰できるからわかるけどね。

2021-12-13

快挙

胸のすっとするような見事な行為。
快い、、こころよい というが
快挙が快挙であるとは限らない。
例えば
~日本人が外国の賞で快挙
という。
しかし、それは外国からすれば自国の賞を奪われたとなる。
「そんなわけない」とか言い出す輩には
~お家芸である柔道で一枚もメダル取れず
という話題に落胆する国民性ではないか!

はっきり言えば快挙ほど
他人の不幸ほど快いという意味の言葉ないのだが
この思いを禁忌、封印する日本人の国民性はいかがなものか?!

2021-12-10

原始

自然のままであること。また、未開なこと。
原始時代
原始人
という言葉がある。
実は、原始の定義はあいまいである。
いつまでが原始時代
どこからどこまでが原始人
ということが明確にできていない。
まーー、原始の反対語が有史として歴史を物語る遺物があることであり
ないモノは立証できないから。
何も人類史だけではなく
その存在価値を立証できない期間、状態は原始であり、
ラジオ、テレビがない電波メディア原始
インターネットがないネット原始
なんて言える。
なかった時代だから、後付け名称ではあるけどね。


2021-12-09

物怪

物怪 と 物の怪 は別の意味とのこと
物怪:思いがけない幸せ
物の怪:人間に憑いて不幸にさせる霊
となんか逆の意味まで感じてしまう。

しかし、実は同じ語源だった、
物理的な立証できない怪なことである。
考えてほしいが
自分に起きた不思議なことは神秘的なものに感じても
他人がみると怪しい事実に見える。
羨望=羨 のように、憧れと妬みは表裏。
他人の不幸は自分は幸せにも似ている。

自分ではないものに起きている事実に
基本に人間は怪しむものだ。
しかし、いざ自分におきるとそれをいい意味で受け入れる。
理知的とかいうが、所詮人間の性はこんなものだ。


2021-12-08

可用

可用性、、という言葉の意味は?
「利用・使用することが可能であること」ということ。
~可用性が高い
~信頼性、可用性、、
などの表現を使って、格調高く説明しようとするがその可用性について
話し手、聞き手理解しているだろうか?

とはいえ、可用性とは意識せずに使われて続けていることが
真意だけにいざそのものを意識するということのほうが難しい。
ある種、重力を感じているかどうかを立証するかの如く。


2021-12-07

富籤

興行主は富札を発行し,同数の番号札を箱に入れ,
それを錐 (きり) で突き刺して当り札を決め賞金を出したこと。
今では、宝くじになっている。
もともとは
幕府財政の悪化につれ寺社修理料が打切られると,
幕府は修理助成のため特定の寺社に突富興行を公許した。
それが市井に浸透し、、不正や財産の隠蔽が横行して
幕府、明治政府が都度禁止、取り締まりをしてきた。
そして、今の宝くじになっている。
でも、、、そもそもくじを取り締まるって
その利益の元締めになりたいだけ。
要は一番の元締めが自分だっていう権力志向の表れでは?
それが中央、地方の行政機関であるとして、
それをみずほ銀行に任せているが
それって本当に正しいのか?
元締めが利益を貪るくじの仕組み自体そろそろ見直すべきでは?
そもそも賭博との違いが全くわからん。

2021-12-06

虚飾

内容が伴わないのに外見だけを飾る、うわべの体裁。みえ
過去には、
七つの大罪の前身とも言えるevil thoughts:枢要罪の八罪のひとつに
数えられていた。

虚飾についてイメージをあげれば
高級マンションでのこと着飾った女が
身なりが普通の老人に
「このマンションにふさわしくないから、貧乏な人は出ていくべきだ」
と騒ぐ。
同時期に、時代とともに変わる管理費について
「もっと高い部屋に住んでいる人ほど、管理費を多く払うべきだ」
と意見を言い出す。

身なりの普通の老人は高層階に住んでいる方であり
その着飾った女は管理費滞納の多重債務者で結果、そこから追われることに。
経済的
精神的
知覚的
な貧乏、、これが虚飾だろう。

貧乏視点の思い込み価値観がこの社会に蔓延しすぎ
自分の理想=虚飾なのに
~こうあるべき
~こうでなければならない
が当然なのは、枢要罪で満たされた社会なんだろうな。


2021-12-03

太太

 太太しい、、、なんと読むか?
フテブテシイ となる。
とした場合、この太太しいとはどういう意味か?
辞書的には
開き直っていてずぶとい。大胆不敵である。
ある意味、現代人の自己主張そのものに感じてしまう。

太太しいという意味も分からず
わからないことが正当で
わかっているほうが異常と思い込みを同等という
太太しい態度が自己主張となっているなあ。この日本は。
ある意味、バカであるほうが正当なのに、勉強しなさいっと
もうなんだか?

2021-12-02

名代

ナダイと読めば
有名。名が世によく知られていること。
ミョウダイと読めば
人の代理をつとめること。それをする人。

なかなか文章では前後関係で読んでいくしかない熟語。
学生時代の英文読解のときに知らない単語が出てきたら
その前後関係から類推していくしかないと教わったが
社会人になって、そういう文章に出会うと
「わからない文章を提出するな」
と自己主張を上下関係なく言い出さないと自己保身にならないことが多い。
なんか学校で習う教育と社会を生きていくことが
乖離しすぎていないか?ってこの名代から連想されてしまう。

2021-12-01

悛改

過去のあやまちを悔い改めること。
実は、漢字を逆にした、改悛と同じ意味とのこと。
悛改、改悛 どっちを使っても問題ないので
使い間違いを悔いることはないけど
そもそも、使うことを改めるようにしないと
意味が通じない社会になっているなあ。