2017-06-30

桁違

価値や規模などが、他と比較にならないこと。また、そのさま。
僕は面白い表現に感じる。
桁という定量表現の象徴的な言葉使いながら
意味は極めて定性的なものになっている。

ちゃんと数えようとしたけど、限界を超えているって思いがする表現といえる。
根本的に定性表現って定量表現の限界を超えているのでこう表すしかなかった
っていうことなのかなって感じてしまう。

2017-06-29

提唱

ある主張を掲げて人々に説くこと。
現代社会では提唱ではうまく相手を動かせないといえる。
論理的、効率的とかいうが
結局、人間は自分が得にならない以上、
それを個人主義の下に受け付けないことが多い。

論理、効率化の先にその人にとっての利がなく
社会全体とか、みんながよくなるなんて言う理論では通じない。

僕はなんだかんだ言うが、現代社会の最終形態は
原点回帰して
「言うこと聞かないと殺すぞ、それがお前にとって一番の利だろう」
ってなると確信している。
そんなわけないって思う人、、
人が人を殺さない期間がどれだけ短い期間か
歴史をちゃんと学んできたのか?って言い返すよ。

2017-06-28

大福

小豆でできた餡を餅で包んだ和菓子の一種
でも、大福帳となると江戸時代・明治時代の商家で使われていた帳簿の一種。大帳(だいちょう)または本帳(ほんちょう)、「大宝恵(おぼえ)」とも言われ、繁盛を願い縁起の良い文字が選ばれた。

この熟語は根本的には、幸運、縁起物と見なされる熟語になっている。
日本人は縁起担ぎの民族、縁起のいいものをどれだけに触れられるかが喜ばれる。
甘味が少ない時代に大福を食べること
大福帳がどんどん更新される商売繁盛
幸福であることを望むのは日本の古き良き習慣かもしれない。

縁起を担いで、良かったことを喜ぶ。
なんか、単純だけど人間らしい微笑ましさがある。
人間は複雑かつデジタルになりすぎて、幸福を感じなくなったのでは??

2017-06-27

直轄

直接に管轄すること。
得てして、うまく行くことが多いとみなされる。
そりゃーそうだ、
他人のせいに出来ないんだから。
自分の責任を自分ととるんだから、失敗なんかないはず。

直轄できないで文句言う人はそもそも
支配域を広げるべきではない。
そんな当たり前のこともわからないから、
人間は失敗するんだろうな。

間接支配なんか、
いつも中間管理をスケープゴートにするだけろくでもない結果しかないのに。

2017-06-26

夜宴

夜の宴。
宴という言葉はほぼ私語で、今は飲み会っていうのだろうな。
古来、人間はハレの日を意識して、そのハレの日を
祭り、宴と称して日頃できないことに興じていた。
そういうことがあるから、ある意味、艱難辛苦にも耐えられたし
そして、ハレのだからいろいろと無礼講でなんでもできた。
男女の色恋もそのハレの日が中心に行われることが多かったといえる。

まー、人間も動物、サカリがつくのは当然である。
しかし、なんだな。
人は文明の高度化、欲求の増長から
毎日がそういうハレの日になっているようである。
毎日がハレの日だから、翌日はもっとハレらしく
という思いのインフレ、行動のエスカレーションが進み
もう何がなんだか、ハレの日のために耐えるという概念すらなくなってきている。

そんな現代社会で夜宴という趣深い概念を口にしても
ただの飲み会と見なされるということなるし、
そのハレの日をゴールというモチベーションにもならないのだから
そりゃー、生産性や従順、そして人口増なんか発生しないだろうな。

統制されない社会って混沌であり、
統制されているからこそ、宴などありがたみがわかるのだから
統制抑圧って一概に悪いもの、、というか、必要な概念ではないだろうか?!
ってつくづく思うねえ。

2017-06-23

人外

人ではない存在。
古来は、獣、妖怪
最近は、AI,ロボット
そして、あえて人間に対して使う時は
人道を外れた人、人でなし。

でも思う、人間ってなんだ?
そもそも人ってなんだ?
法的には、法人格を認めたり
ボットと言われる疑似人格と会話できたりするのであれば
人間という生命体である必要があるのだろうか?

そもそも、他人と自分は違うという個性を認めた時点で
人間という定義は否定されいてると考えるべきという僕の理解に
他人が理解できないのだから、そもそも人間という概念は、、

いろいろと思う。
人というものであるべきか、人外と自他ともに認めることが
ある意味幸せなのかもしれないと。

2017-06-22

合成

二つ以上のものを合わせて一つの状態にすること。
バリューチェーンという付加価値の生産は、合成をすることだと思う。
材料、半製品をもとに製品にすることは合成といえるだろう。
見方として、合成していないものは付加価値がついていないと考えることもできる。
例えば、管理業務などの間接業務はある意味、合成がなく、存在意義を問われかねない。
だから、無駄に存在している管理職がリストラになったりするのも
合理的かもしれない。

しかし、徹底した品質管理や複雑化した工程での職人のアサイメントと
その人の手心が入ることでよりよくなることも否定できないし
その手心が製品に合成されることが、ブランド力といえるのではって思うこともある。

2017-06-21

因縁

物事の持っている定まった運命。
これって後付だよね。
その行為、価値を脚色するための言葉であり
因果はあっても因縁はないといえる。
僕のように厭世な発想であれば、なんでも因縁と言い換えても差し支えないが
強引に因縁を作り出す、メディアのこじつけにはなんかバカらしさしか
感じなくなっているのが、斜に構えすぎかなあ。

2017-06-20

咖喱

カレーである。
日本のカレーはもう日本食といえるだろう。
インド発祥のもの?
では聞くが、肉じゃがって日本料理ではなく、
ビーフシチューを東郷平八郎が艦内シェフに頼んだ結果なのだが、
すでに肉じゃがは日本、、おふくろの味になっている。

カレー自体もインドからイギリス、そして、中華民国でいろいろと変わったものが
日本に入ってきて、今のカレーに進化している。もうコピーのコピーのコピーゆえ
本家とは味が全く異なるとしか言いようがない。

でも言えることだが、相対的に日本人の味覚に対して
かなり美味になっていること。

これぞ、日本の加工文化の集大成ではないかと、、
あっ、、ラーメンのほうがそうかも???

2017-06-19

約定

約束して定めること。とりきめを結ぶこと。
日常語というより、ビジネス用語のような表現。
ビジネスにおいてはリスクヘッジから約束の真意は
破った場合のペナルティーのほうといえる。
、、、けど、これってビジネスではなく人間関係そのものともいえる。
約束をするということは、基本破ることによるペナルティーを課すことであるべき。
現代人ってペナルティーについて話し合ずにいて
平気で約束を破り、仕方ないと開き直るし
破ったことへのペナルティーを後付で損害賠償を積み上げる。
する側される側ともにバカとか言いようないので
あまり約定すら意味がないのではって感じてならない。

2017-06-16

作業

仕事をすること。また、仕事。特に、製作や操作の仕事。
これが日本人の勘違い、役割を曖昧、生産性を妨害になっている。
仕事と作業は違う。
仕事とは、モノが移り行くこと
作業は、行為である。
英語的に言えば
仕事はBusiness 、
作業はtask、
と分けるべきである。

営業、管理部門としては仕事 business を成立させて
作業化させること。
現業、実務部門としては作業の実施、効率化を行うこと
と役割が違うものであり、仕事とまとめることが間違っている。

それゆえ、作業員があたかも仕事をしているというが
決められた枠組みで好きなことをしている人間が偉そうにしているのは
なんとも、見ていて、愚かしいと思って仕方ない。

2017-06-15

怪文

発行者が不明な状態で出回る事実上の匿名の文書。
思うにそれって、認めたくない文の客体側の言分であり、
書いた側、読む側は投稿文章でしかない。
まして、個人間において、怪文書なんて言葉は使わないので
いかにも権力者の言分だといえる。

歴史的にみて、怪文書が出回るときって
汚職が蔓延していることへの風刺でしかないのだがね、、

2017-06-14

吟味

理論・品質・内容・罪状などについて、詳しく調べ確かめること。
この行為自身の存在が実に難しい。
吟味をすることでOKをもらうことが価値になることは実に稀である。
逆に、すでに品質管理を終わっているものに吟味をすると、事前に行った
品質管理行為を否定する侮辱だと訴えられることがあったり、
また、吟味した結果が異にそぐわない場合も訴えられたり、そして吟味の仕方を
逆に吟味されたりともはや、吟味する行為そのものがリスクでしかない。

品質向上を狙うための吟味が逆に価値そのものを破壊しかねない社会になっていること
現代社会の愚かしさとしか言いようがない。

2017-06-13

蝶番

開き戸や開きぶたなどが開閉できるようにとりつける金具。
蝶のようだからという意味は分かるが、、
順番の番の字がツガイ、、、つまり2つで一つという意味なのだが、
そこを深く考えることはないだろう。

順番、番号なぜツガイなのか、、2つがつながっている成り立つという意味が
ツガイという意味だとしたから、
1の次は2、2の次は3、とツガイが続くからといえる。
なかなか、漢字は面白と思ってしまう。
象形的なものの見方、規則性の見方、いろいろな視点で成り立っていることがよくわかる。

2017-06-12

総称

ある共通点を持つ個々のものを何種かまとめて、全体として一つの呼び名でいうこと。
また、その名前。

個性、個人主義の時代、総称で扱うことはリスクになる。
しかし、言う側は全く理解していないからこそ、問題なのも現代愚かさだ。
「自分のファッションを他の人と一緒にするなよ、おっさんたち」
この会話の短文で現代の問題を物語れる。
自分は違うと言い張る総称品格な人間ども。

群衆の中の庶民の自我に一喜一憂する社会って
方向性、統一的な秩序も維持できないので
もう個々を尊重するのは辞めない。尊重してほしければ、金で買う
そういうモチベーションで生産性を高めないと日本は世界の中で総称国の一つに
成り下がってしまうと思えてならない。

2017-06-09

騒乱

世の中に騒ぎが起こって秩序が乱れること。
昔はそれ相当、配信力、権力がないと実行できない行為だった。
しかし、現代はSNSの台頭以上に、個々人の主義主張が強すぎて
行っている行為が騒乱条件にあたるとしても、当人が違うと言い張って
自己主張しつづけることが普通に行われている。

騒乱が罪として罰せられない以上、
現在社会の秩序ってなんだろうか??

2017-06-08

気取

気取る
キドル?
ケドル?
どっちに読むか?

キドルだと、
体裁(ていさい)を飾って、重々しい様子をしたり、すましたりする
それらしい様子をする
と、自らの行動の表現になる。

ケドルだと、
様子を見て、事情を悟る。気づく
と、周りの状況を読みとる表現となる。

とかなり意味合いが異なる。
同じ記述で、読み方で変わる熟語は日本語を難しくするし
表現、読み間違いを導きかねないのは
コミュニケーションがとりづらい言語と言われる温床になりかねない。
日本語はいろいろと使いづらいなあ。

2017-06-07

夜桜

夜に観る桜。
今となっては普通に眺められるが、
古来であれば、照明の概念がなく、灯りの照度も低いので
相当な松明などの準備をして観るものだった。

昼観るものと、夜観るものに差異があるのは
それは近代技術の結果であり、それは都度進化していくものだと僕は感じる。

だって、桜は何年、何百年もそこに立って花を咲かせているいるだけだから。

2017-06-06

産出

産物を生産すること。物資がとれること。
同じ漢字を逆に書くと、出産 になる。

産出は、非生命 を出すこと
出産は、生命 を出すこと

順番を変えるだけで意味が反対になるのは
漢字熟語の面白さかな?


2017-06-05

基軸

同種がいろいろあるうちの、中心として基本的な働きをするもの。
日本人、、いや、、主導権、リーダーシップをとれない人間が導けない概念。
基軸は作るものであって、守るものではない。
自分で軸を決めて、その軸に対して、相手だけではなく、自分の考え方をも
合わせることが求められる。
日本人のダメなところは
軸を自分で決めないで他人のせいにするだけでなく、
決められた軸に対して、文句ばかり従わないところと感じている。
「支配させてやるよ、それの好きなように支配しなさいよ」
っていう価値観、、、、すげー気持ち悪いんだけど、自覚のあるのかなあ、庶民たちは。

2017-06-02

椅子

室内外で人が腰を掛け座る際に体を支えるために用いる器具。
こしかけるための家具。

確かにいい椅子だと安らぐ。
対して、いい椅子では仕事にならない。
ディスクワークとされるものほど、座っているべきではないから。
僕の持論だが、正しい姿勢で座っている人は、、仕事ができない。
正しく座れるということは何もしていないに等しいと思っている。
姿勢が悪いというか、椅子で安らげない人ほどいい仕事をしているといえる。
椅子は権力、ポストの象徴ともされるだけに、
形而上の椅子を求めるためには、形而下の椅子に安らぎを求めてはならないと
僕は持論を展開したい。

2017-06-01

欲望

何かを欲しいと思うこと。
多くの宗教で、悪徳とされるが、これが人間の進化の根源である。
この事実、、というか、その欲望に勝ったものが為政者、負けた者が宗教家に
なったと思ってならない。

個人能力主義はキリスト教では認められないはず、
非博愛であり、7つの大罪の強欲にあたるはず。
でも、これを推奨してきた、欧米文化ってなんなの?

よく考えべきだ。
真に認めるべきものが、誤りの道徳か、人間たる本能か、、
それがわからないでいるから、人間は苦悩するはずなのだが、
どうも、庶民はその苦悩すら、、、
そう考えると、人間と認めるべきか?と思ったりまでしてしまう。