2009-12-22

記述

書き記すこと。
多くの学生が嫌いな記述問題。
どうして嫌いなのだろうか?

・書くことが多い
・一文字でも間違えると減点されそう
・書いている時間がかかる

等あるけど、やはりメイン

・確信をもった正解がないに等しい

ということだろう。
記述とは、その語族における人間そのもの具象といえる。
自分という存在を他人からの問いかけに対して
文字を記して表現するものだから。

記述なくて個人の尊厳は保たれないが
それは現在では逆になっている。
表現を記せば、その履歴が残り
自分が特定されてしまう。

万人が自由であるがゆえ、個人として注目されることを
多くの人間は嫌がる。
自分は目立ちたくない、できれば周りと同化していたい。
だから、○×という二択のような決断でどちらかを選ぶというよりは
どちらかに帰属するということを願う。

それを記述と帰属できない個人の選択にゆだねることを嫌う。

確かに記述はリスクを伴うことは重々承知だ。
このブログ更新においてもそれなりの迫害を受けてきている。
でも、それでも記述はしていくことは重要だと思っている。
今の自分の思いを残せるのであれば、
それはそれで自己の存在を証明してきたと
自負できるといえるから。

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