2016-03-31

他決

自社ではない他社に決まった、失注のこと。
他決になったことでわかることは
~なぜ他社が選ばれたか
~次の買い替えタイミング
と次へのアクション要素を見出すことである。

一見さまビジネスが多い昨今。
他決になったからこそ、自分の仕事が始まるっていう感覚。
もしかしたら、新しいビジネスの切り口かもしれない。
そんなの昔からやっているという人もいるが
温故知新や見る視点がかわることで全く新しいビジネスモデルが産まれるかも?

2016-03-30

亜父

父に次いで尊敬する人。
項羽が軍師、范増をそう慕った。

創業以来、僕の亜父としていろいろと世話をしてくれた翁が身罷った。
社会人になって親のように面倒見てくれる存在は
現代社会では稀というか、そういう関係が構築できない社会構造になっている。
翁は僕と意見をぶつけながらもいろいろと行動した。
僕は項羽ほど、、江東の小覇王、孫策でもないが
特定のスキルで成り上がっているだけに、翁あってのところがあった。
父亡き後、この翁を亜父として慕っていただけに、、
2回目の父を他界はなんとも、、言えない。亜父よ、、安らかに、、

2016-03-29

挑発

相手を刺激して、事件や欲情などを起こすようにしむけること。
日本内の道徳感では、挑発は悪意にみなされるが
日本内の法理では、挑発をして相手が行動した場合、被害者扱いされる。

挑発をうまく使いこなすことは現代人、いや人間という劣等動物の知恵の真骨頂だといえる。
相手を意のままに操る行為の一つが挑発であり
その行為は基本裁かれない。
日本人は被害妄想から、挑発を悪意にしている貴重な民族感であることを自覚しないと
他国からうまく利用されるだけなので、ちゃんと挑発を使いこなそう。
騙すより騙されるほうがいいという負け犬発想と同じく
挑発するより、されて耐えるほうがいいという発想が地位を国益を失うことは
今までの国際情勢から早々に気づくべきだ。

2016-03-27

通暁

 ある物事についてたいへん詳しく知っていること。
精通しているという言葉はまだ現代でも使えるが
通暁しているとは今では全く使わなくなった。

語源は暁(あかつきまで)まで夜通しで、、
つまり、その事実に明るくない時から今に至るまでという意味である。

意味も語源もわかっても、だからと言われてしまえば言葉なんてものは意味をなさない。
どんどん言葉は失われていくんだろうな。

2016-03-25

対面

互いに向き合うこと。
やたら、コミュニケーションという概念で重宝されるが、、
あほの論理である。

対面で交渉するから、証拠が残らない
対面で交渉するから、論理的、熟考した判断ができない
対面で交渉するから、相手をより嫌いになる

リスクがあることを忘れて、対面交渉を求める。

何が目的で、
あなたは相手より有利なのか、
リスクをどこまで回避できるのか
を真剣に考えれば、無駄に人と対面で会う必要はないと
心から言いたい。

はっきり言えば、いろいろと無駄なことが多い事実を
効率化という人であれば容易にわかるのに、なぜ気づかないんだって思ってしまう。

2016-03-24

付帯

主となる物事に付け加えること。
基本、副となるものなんだが、現代社会、この副のほうがメインになってしまうことが多い。
副産物しかり
2番手のほうが人気になったりと。

物の価値は変わりやすい。
絶対価値と思っているものほど、価値が薄れやすく、
ノリシロ、可能性が見いだせるものほど応用ができて価値が出る。

自分の強みを考えるのはいいが、その付帯的で、取るに足りないスキルほど
案外評価されるのでは?

2016-03-23

舶来

外国から(船で運ばれて)渡来すること。そうしたもの。
なんだかんだで、日本人は舶来、、とりわけ欧米製品を尊ぶ。
ブランドからIT技術など。
その傾向がある以上、日本は一番、グローバルになれないと思う。
なら、2位ならいいのでは?
と思っているが、家電やいろいろな産業の世界の2位は
大陸系の国家に奪われている。

舶来を尊び、それでいて2位だったという思いは
日本の悪い過去の栄光への思いこみで
そろそろ脱却しなくてはならないと感じている。

2016-03-22

配役

出演者の役のわりふり。
役柄にあった俳優
それともあの俳優があの役を、、
ということが話題になる。

メディアに長く関わっている僕からすると
平成あたりから、明確に変わってきている。
昭和は著名な俳優を作り出し、
その俳優で作品を引っ張る感が強かった。
その俳優あっての配役だった。

対して、平成というか最近は
作品のある役を抜擢された人材がこなして
それが評価されていくことが多い。

これはメディアの双方向が進んでいるから
多くの人間の価値観が多様化したとか言い出しているが
実際問題、無理に個人にフォーカスしてきた社会が破綻しているといえる。
必ずしも、その絶対価値が評価されるわけではなく
多様なる相対価値とそれを認めても
多数派にガタガタ言われなくなったからだといえる。

思うに旧来の多数派とされてる価値観が
未だに力を持っている今の社会が
そろそろ配役的に変わってくる時期ではないかと
感じてならない。

2016-03-18

戦乱

戦いが起こって国が乱れること。
日本にとって、過去の事実のと思いがちだが
戦いって何だろう?
国が乱れているってなんだろう?

現代社会は新たな価値観に考えたところで
個々人が他人の価値観を否定することが戦いであり
それで国家的な統制がとれないのは、戦乱ではないだろうか?

人間の思い込みの価値観は
基本、今が正しいとみなすだけに
未来から振り返ればそれはよくなかった、戦乱だったとなるのでは?

2016-03-17

免責

普通なら負うべき責任を問わずに許すこと。
はっきり言えば、免責という概念は存在してはならない。
負わなかった責任は、代わりの誰かに押し付けているだけで
そんなばからしい不平等を認めるから、社会の秩序が乱れるといえる。

能力主義である以上、
自己責任が必須といえる。
しかし、それも能力で責任を擦り付けることもまたあり、、、
擦り付けられないように、自分を守ることをしないとならない。
免責という言葉に甘い言葉の裏には
人間としての闇がものすごく感じられる。

2016-03-16

頭脳

脳であり、知力でもある。
頭がいいという言葉の意味はなんだろうか?
学歴
知識量
計算力
など、いろいろあるが
僕の判断基準は、、洞察力と予測力。
周りに何が起きているかを把握して
言われる前、気づかれる前に行動できる人間が
僕の中で頭にいい人であり、それが僕の行動理念だ。

だから、頭がいいという表現をされる人で使えない
言われないと動かない人間がどうして?バカじゃないの?
って思ってしまう。

2016-03-15

必定

そうなるにきまっていること。
人間の思い込みの典型例とそれによる見下しのポイント。

人間は自分の考え、結論が必定と思うことが自信だったりする。
その自信が揺らぐこと、必定が必定でなくなることに嫌悪、怒りを示す。

この不確かなそして価値が変わる社会なのに
必定を前面に出してくる人間が実に多く、、気持ち悪いんだが、
その自覚がない庶民に本当に空しくなるねえ。

2016-03-14

渡航

航空機や船舶で海外へ行くこと。
陸続きの国境を持たない日本ならでは、出国表現。
漢字だが、中国人に全く通じない言葉、概念である。
ところが、似たような表現で英語がある。

Off shore
言葉だけの意味は、対岸という意味なのだが、
現在では、自国と離れた物価の安いところに仕事を依頼すること。
国外ということを海を越えた先としている。

日本人だけの発想と思いきや
万国で人間は同じような見解していることが分かる。
だって人間だもの??

2016-03-11

兵隊

兵士。
最近では、作業員という意味で使われることが多い。

作業を実践して理解してこそと僕はわかっているが
作業を知らずに指示、管理をしたがるクズが人をバカにして集めようとするから
全然人が集まらないということが起きている。

人手不足ねーー
基本的に現代人のほとんどの多くが
身分不相応な価値観になっているだけで
自分がただの兵隊にも満たない存在なのに
兵隊を見下していることが根本問題だと人間を俯瞰すればすぐ気づくことなのに、、

2016-03-10

金星

”きんせい”と読むと
太陽系で太陽に近い方から2番目の惑星。
”きんぼし”と読むと
大相撲で、平幕の力士が横綱と取組をして勝利すること。

日本語の難しさを感じる。
これを文脈で読み取れっていうのだが
それって簡単なことだろうか?
それを読解力というのは、なんか違うと思うし
それって言う側の独りよがりだと思う。

言葉はしつこいほどちゃんと説明しないとならない。
あるバカがしつこい説明って人に言い出すが
彼の説明ほど、何を言っているかわからないと言い返すと
ひどく暴れていた。こういうバカが多い現代社会がよくなるとはとても思えないよ。

2016-03-09

文庫

文書、図書を収蔵する書庫が本来の意味。
でも今はコンパクトサイズになった書籍、文庫本をさす。
文庫本は多数の読者が見込まれる書籍を収めた小型の叢書のことである。

市場経済から考えて、文庫本になると作家への版権印税が減るのが現代社会。
作家としては作品の価値を下げずに至高でいるか
それとも多くの人に自分の作品を知ってほしいかの価値観が現れる。

もっとも、本に対する価値が変わりつつある現代社会では作家の思いはそう届かないかも?

2016-03-08

狂乱

心が狂い乱れて、異常な言動をすること。
僕らすれば、他人の多くの発言、行動が狂乱に見えてならない。
そう感じている僕も他人からすれば狂乱に映るのだろう。

人間、他人の行動を基本的に狂乱に感じることが僕は正常だと思う。
もし思い通りであれば、それはドッペルゲンガー現象のようで
あたかもあなたの存在、個性が見えなくなっているのだから、
自分が正常、他人が狂乱という前提であれば
かえって、相手のことを理解どころか、許容できるのではないかと思う。
分かり合えないのだから、最低限の理解でいいのだから。

2016-03-07

望楼

遠くを見るための高い構築物。
周りより、相対的に高い構築物であれば広く見渡せる。
その分、周りからもその構築物は目安、目標にされる。

現代社会では高さが相対的に価値が減っている。
それだけ構築物の高層化が進んでいるから。
高さで得られたものは、情報として別のカタチに
目安、目標は構築物の形而上、形而下の価値で評価されるようになっている。

望楼という価値基準が画一的だった時代の言葉は
すでに今の日本では通じなくなっているといえるなあ。

2016-03-04

才媛

学問・才能がすぐれた女性。才女。
この媛という文字は、、愛媛以外ではあまり使わない。
単独では、ヒメと呼び、姫とどう違うかわからない。
相対的に社会的ステータスの高い女性にあてる言葉なのだが、
現代人、、というか日本人が母国語である日本語を理解できていない象徴の一つだ。
まーー、考えようによってはこういう訳の分からない言葉でもうまく受け入れてしまう国民性
もこれでわかるといえる。

2016-03-03

潜伏

見つからないように、ひそかに隠れること。
意図的な潜伏はある意味、人にスリルという興奮を与える。
スパイという言葉魅力的な言葉と思われるものだが、、
しかし、実際問題、潜伏するということは社会的にやばい立場で
ストレスしかない状況で決して自ら進んで受け入れるべきではない。

人間は日常を逸脱したものに憧れる。
しかし、憧れるということ自体、その人の人生は安定した幸福という事実を
見失っている平和ボケでしかないといえる。

2016-03-02

目配

目つきで知らせる、または指図すること。
今までの関係から言わずもがなという不文的意思疎通。

この言葉があるように言わなくてもわかる社会だった日本。
「言わなかればわからない」
「わかるように説明してほしい」
という発言できることなど、ありえない社会だったのに、、

説明責任とかはどうでもよく、
その雰囲気、流れから行動できるからこそ
ものづくり日本だったのでは?
なんか、、バカな方向に日本は進んでいる一例ではないかと思う。

2016-03-01

史実

歴史上の事実。
つまり、、、嘘、思い込みだといえる。
今まで、どれだけ武田信玄、足利尊氏を肖像に騙されていただろうか?
そして、歴史の新発見って論理矛盾しているのに、
当たり前のように受け入れることはどうだろうか?

だいたい、人間の伝言ゲームを考えれば、うまく伝わらないことはわかるだろう。
そして、去年の今日、何を食べた忘れてしまう人間に過去を正しく思い出されるものだろうか?

くだらない歴史の事実にすがるより、何をおきて、自分では何ができるのかを考える力を
もっと重視してほしいのに、、どうしてバカな歴史の暗記をさせるんだ、バカ日本教育は!!