樹を植えることは、総ての達成と同じことといえる。
成長するまで、長い年月をかけて成長し、
枝葉を切り落とし、優良な幹だけに選定して、
花が咲き、実がなるまで手間がかかる。
何事も一朝一夕ではない。
木を植えたから必ずしも実を結ぶとは限らないが、
どの樹が実を結ぶかわからないが、
その実を結ぶ可能性にかけて今行動をしていく。
農耕民族のよくも悪くもあるのは
この植樹の気概だと思う。
狩猟民族が0か1かの結果しかないが、
植樹の結果は長い時間、互い1年かけて結果をだすことになる。
短期的取引よりも長期投資に耐えられる。
日本の貯蓄率の高さの現れは
この植樹行為、結果が出るまで時間がかかるから
今のものを貯めておこうという民族文化の名残を感じてならない。
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