ある集団、組織の傘下にいることであり、
社会に属しているということといえる。
現在社会はまさに帰属すべき組織の数が多すぎて
個々人が自由になりすぎているのではないだろうか。
例えば、
会社では
・所属部署
・案件ごとのプロジェクト
・委員会
・同友会
私生活では
・町内会
・サークル
とあるように
一人の人間が複数、いや10くらいの組織に属しているということになっている。
理論上は、
属する組織とすれば
数人で組織は構成されるので
人間 > 組織
となるが、たぶん現代社会は
人間 < 組織
となっていると騒動がつく。
理由をもって組織化しているはずだが、
その理由からくる個々人の役割が希薄、形骸化しているので
その帰属意識がとても弱い。
だから、個々人は自分中心に考えるようになる。
なぜなら、どの組織に対しても個人の存在を訴えることが可能でもあるからだ。
同じ目標、課題に対応するために組織を形成し、
進化発展してきた社会的動物、その長たる人間。
しかし、組織の多岐化、再分化の結果、
社会での行動より自分の行動という
一匹狼を作りだしているという皮肉なことになっているようだ。
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