2024-07-26

写実

実際のままに写すこと。
人間は写実にこだわりを持っている。
絵画の世界の写実主義や緻密なデッサンで
ありのままをとらえようとしている。
その思いは、オーディオ&ビジュアルの世界で
絵画より精細な 写真
音の再現性   レコード
動きを持たせた 動画
より立体的に  3D
など、、あたかもその世界観の再現を求めている。

しかし、それらの根本は
現実の写しでしかなく、そのものではないとされる。
実際に味わったら違うと言われてきている。
でもさ、、体験は五感から脳に伝わる信号でしかないのでは
この先、その信号自身を脳に外部入力できるようになった場合
人間の写し感覚はどう立証されるのか?
、、、、人体実験してみたくなるなああ、、、神瞰敵に。

2024-07-24

異聞

かわったうわさ。珍しい話。
聞き間違いではないんだ、、この言葉。
異とは日常、一般とは違うという意味であり、
そんなことを耳にした、、つまり口述を聞いたということ。
うーーん、
個性や自由すぎる活動のこの社会。
異聞しか耳にしないのでは?

2024-07-23

奇怪

普通の考え方では、理解できない不思議な出来事、または許せないけしからぬこと。
漢字を逆転した
怪奇は
そんな物事がこの世にあろうかと、信じられないほど意外な、または変わったこと。
となる。

奇という字は
普通じゃない という意味であり、
奇怪は 普通ではない怪しいこと(事柄)
怪奇は 怪しいことが普通じゃなくみえる(有様)
という意味合いかな?

漢字の順番で意味が変わる、、日本語自体、
言語界の怪奇
それを普通に使う奇怪な日本人
って用例かな


2024-07-22

度量

他人の言行を受け入れる、心の広さ。
日本では美徳とされるが、外国、欧米、大陸系では
自己意思がないと評価されない。
相手の言っていることを受け入れるより
自分の意見が相手を喜ばす、感謝されることが評価される。
言われてみれば正しいような。
受け身の姿勢ではなく、自分から率先は
相手の言葉待ちではどうにもならん。

2024-07-19

読本

江戸時代の小説の一種。
長編が多く、筋立ても概して複雑で、伝奇的・教訓的

では小説ってなんだ?
はっきり言えば、小説という表現は文学の格調を高くしたい
思いの表れ、ブランディングでしかない。
僕からすれば、読本の一部が小説ではないか?
読まれるために書かれた本のひとつという認識では?
基本、識字という行為は
他人に自分の思いを伝えるという手段であり
読本こそその最たるもの。
たまに「自分の書きたいものを書いた」と文壇で気取るものが
小説というが、それって何のためって思ってしまう。

2024-07-18

製菓

菓子を作ること。
これは菓子という甘味食料を正式に作成するという意味
ある意味、菓子という存在を食事、食料から独立して成立させた表現
適度な食事の観点からすれば
菓子は偏った栄養で必ずしも生存本能を満たすとは言えない。
しかし、それより得られる幸福感、満足感を肯定することで
人間の文化的な発展をしてきたことでもある。
菓子を認めるとは、飢餓、困窮から解放された証かもしれないが
逆に菓子のために財の搾取、肥満などが広がったとも言え
存在については賛否がありそうなものだ。

2024-07-17

逆境

不運で、思うようにならない境遇。
そんな環境なんかあるか?
いや、逆境でない順境の環境ってあり得るのか?
社会であること=自分の思うように生きられないこと
という事実を受け入れない人のことなんだが、
近年はそれが当然のようになっている。
社会なんだから周りにあわせることを積み重ねることで
理解、そのうえで何を改善すべきかを集合知で理解するのでは?
自分が合わせていないのに、逆境って言い出すのは
ただの排斥すべき存在なのでは?
僕自身?
それを自覚しているから大きな組織に属さない、属せないから
今の地位、それを逆境とは思わない、自業自得でそうなったって
思っているから。本当に現代人は覚悟がないなあ。