2016-12-29

転落

人が悪い状態に落ちぶれること。
僕は人間の本性を見抜けるから言うのだが、
人間は転落させることに快楽を覚える。
勧善懲悪の作品が人気なのは
正義が勝つから人気というが、そうではない。
今までうまく行っている人間が
正義の名のモノとに悪人として転落させられるから見ていて快楽を覚えるのである。
政治家や有名人、大金持ちがスキャンダルで
地位を失うニュースに人は惹かれ、高い視聴率を示す。
それは、相手が転落するからである。

今年も多くの人間が転落した。
それにより、ざまあみろとか、当然とか思っている庶民に言いたい。
明日は我が身だということを。
自分が落ちるわけがない、落ちてもたかが知れているとか思っているだろうが
社会の転落はそう簡単なものではない。
それを身を持って知っているからこそ、
自分を戒められるから、転落の危機回避を意識して僕は生きる。
来年どれだけの人間が転落し、他人に快楽を与えるのか、、
本当に人間社会は悲しい社会だ。

2016-12-28

徴収

法規・規約に基づいて、
国家・団体などが、税金・手数料・会費などを取り立てること。

最近、NHKの動きがおかしく感じる。
発想がやくざでしかない。
「ちょっとでも観れる環境なら、金を払え!」
っておかしいだろう。
そんなことが法律で見つめていること自体おかしい。

考え方が2つであるべきだ。
ひとつは、税金からまかなうようにして、強制的に国民から徴収する。
そのかわり、コストは公務員として徹底的に削減させる。
もうひとつは、見せなくする。こんなの有料放送がそうしているのだから
簡単にできるはずだ。

公共放送としてあるべき姿、真実を伝える報道という。
だから、徴収してもいいというが、僕が思うに
国家、自局の都合の悪いことを一切放送しない典型的な放送局
強いては、誰でも配信しやすくなったこの通信網において
料金を徴収する発想が社会悪という認識を持たないとならない。



2016-12-27

戦意

戦おうとする気持。
おかしくない?
日本は戦争否定を言いながら、
ビジネスで戦っている
戦意喪失するな
とか、やたら、戦うことを推奨したがる。

基本、人間は戦闘生物だと認めて、
戦うこと、互いに殺意を向けることを肯定しようよ。
殺意があるからこそ、いかに殺されないようにするか
そのための平和的交渉、戦意をどうするかであって、
平和ボケな感覚でいるから、交渉ごとに日本人は弱いんだよ。
言葉一つで命を失うからこそ、戦意をいかに捌くかの真の交渉術が身につくんだから。
甘えて話し合いとかいうなって言いたくてならない。

2016-12-26

名声

名望。名誉ある評判。
本当に最近、この概念が崩れつつある。
積み上げた結果による名声ではなく、
一瞬で時の人になり、
そして、ちょっとした事件で数百年の伝統の組織が崩壊する。
ネット、SNSの台頭がこれを導いているのだが、
人間が積み上げてきた信頼という概念が名声だったといえたことが過去になった。
気づかないうちに人間は総合評価ではなく、一瞬の、たった一度の過ちで変わる。
人間としてのちょっとした気のゆるみも許されない今の状況では
自分の欠点をさらす前に、他人を貶めることが正しい生存戦略になっていることは
なんか社会性の破たんに感じてならないがね。

2016-12-22

名産

その土地特有の有名なもの。
この発想が新規、創造を抑圧していると思っている。
名産品がないから、地域が活性化しない。
では、過去の人が悪いとなり、今生きている人は将来の過去の人になるのに
何もしない責任転嫁をしているだけである。

名産は育てるもの。
ないなら生み出す。
あるなら、それをより良いモノにしていくことが
今生きている人間の命題ではないか!

2016-12-21

当番

順送りに仕事の番に当たること。
昭和の時代に比べて、当番という言葉を使わなくなった。
家族、地域コミュニティーにおいての貢献を意識しなくなったからといえる。
それって、社会生活を維持する気がないのでは?
人間は社会性を失いつつあることをこういうところからも感じられる。

2016-12-20

士業

日本における「-士」という名称の専門資格職業の俗称。
世間では、先生と呼ばれる職種で、
社会的ステータスが高いとされた、、、もう過去形にしたい。

昔はその能力に見合う、心技体であったが
個人主義、能力主義の台頭で、
ただの知識バカばかりなっているし、
その知識、、ネットで調べればボロが出るくせに
偉そうに金をとろうとしていることが社会悪になりつつある。

専門的資格、知識があるということは
知っているでは意味がなく、知識がない方へどれだけわかりやすく
そして有意義に示せるかが腕の見せ所である。

知らない人間をバカにして、上納金のように金をせしめるバカな発想では
ビジネスがうまく進まない。その結果、士業職種の失業、労働難が
社会問題になっているが、そもそも、ビジネスとはないかを理解していないのだから
儲かるわけがなく、その人間たちに民間から仕事を出そうとさせようとさせる
社会的発想が腐っているとしか言いようがない。

2016-12-19

声援

声をかけて励ますこと。言葉によって応援すること。 
声援で元気づけられる。
みんなの声援がパワーになった。
、、、、全く意味がわからない。
人に強制させられることで無理するのって
強制労働ではないのか?

真剣に活動しているときって
他人の声が耳に入ることはないと言われる。
なら、、、声援って全く意味がないのでは?

応援する側の思い込みに対して
受けた側の気を使った発言、、もうバカらしいから止めないか?

2016-12-16

倹約

むだを省き、費用を切り詰めること。節約。
ケチと倹約との違いは?
同じと思う人は物事の捉え方と弱いと思う。
ケチと他人が揶揄するときを考えれば簡単なこと。
揶揄する側は自分の損得に関わるときに
思い通りに相手が支払わないことをケチとなる。
対して、倹約とは当人が自己犠牲を伴い、自分だけの支出を抑えているときに言われる。
つまり、ケチという言葉は主観的で、倹約とは客観的といえる。
実はこういう対人の捉え方が欧米的言語思考って気づいている人いるかな??

2016-12-15

安売

相対的に価格を下げて売ること。
日本において安売りを評価する傾向が高いが
高いものをあえて買うという文化を理解しない以上
経済が回らない。

安いものを買っていいと思うの価値観を批判しないとなかなか
経済活性化しないと思う。悲しいかな、バブル時代は高くても売れたから
経済活性化がされていたといえるではないか、、ってね。

2016-12-14

暴論

道理にはずれた乱暴な議論。
ビジネスとして、成り立っていない議論といわざる負えないが、
僕からすれば、庶民の打合せの大半がそれだ。
あたかも道理的、論理的というが
多くは自分の都合のいいことを言っているだけである。
それに合わせる力関係になっているだけで、、、、

実際問題、現代人が思っている道理と外れたものこそ未来の道理だと僕は感じる。
それを胸を張って語れないような打合せに、、みらいはないと思ってならない。

2016-12-13

近代

世界の歴史における時代区分の一つで、
近世よりも後で、
現代よりも前の時代を指す。
という言葉の意味に対して、
近代化という言葉は産業化を中心として、
それに関連した政治的・社会的・心理的その他、さまざまな変化の総体をさす。

いつをもって近代か?
そして近代という言葉は本当に近い、身近なものなのか?
発言している人の思いによりいくらでも解釈され、
そして、争点になりやすい言葉に感じられる。

「君の発想は近代とは言えない」

なんて言われたら、、殴りたくなるし、
お前だってと言い返したら殴られる。
そういう言葉に思う。

2016-12-12

殺意

人を殺したいと思う気持ちのことである。
どうしようもなく相手に対して苛立ちなどを覚えた際に芽生える感情。
僕から言わせてもらえれば、
殺意は生命体として、必要不可欠な気持ちであり
それが競争心の根源であり、そして進化させる原動力だといえる。
現代社会、殺意を否定することが続いている。
それにより、、、社会が停滞していると感じることが多い。
他人を殺そうとする気持ちが否定することって本当に正しいのだろうか?
人間歴史において、殺人を否定している時代など
実はほんの一瞬の錯覚的時間でしかないことは歴史が物語っているのに、

2016-12-09

投了

ゲームにおいて、不利な方が負けを認め、
本来の対戦終了となる条件が成立するよりも前にゲームを終えること。

最近、無駄に粘ることを良しとする機運がある。
しかし、潔く散る美学が日本にはある。
自分の引際を見据えて行動する。
自分が身を引くことで、相手を立てる譲歩の姿勢。

投了を素直にできる人間、、
まじめに本当に減ってきている。
散る美学をもう少しまじめに教育できないものか?
現代社会。

2016-12-08

単語

意味の一まとまりを表し、構文上の働きをもつものとしての、極小とされる単位。
日本の試験問題の多くは単語を知っているかで合格してしまう。
しかし、その単語を覚えることが社会で役に立つといえるだろうか?
単語を知っていることは手段であり、その手段は必ずしも有益とは限らず、
むしろ、、ってこともある。

例えば、自分が知っている単語を前提に相手に話しかけると
何をいっているのかわからないって言われてしまう。
言うほうも不快だし、言われる側も
「そんなことも知らないで、よく生きて入れたものだ」
とバカにした発言をして互いに不快になる。

その単語を言わなけばよかったのに、、ということがある。
現代社会は自分の知識をひけらかすことは能力ではない
コミュニケーション障害者と見なされることが多い。
キーワードが実はNGワード。その理解を忘れずにいよう。

2016-12-07

等価

物の値段、価値が同一であること。
市場経済ゆえに、価格は需要と供給で決まり、等価になる。
全くもって嘘といえる。
基本的に供給側に価格決定権があり、
需要側はそれを認め支払だけである。
だから、供給側が頑なであれば、結果、供給側、需要側がともに破綻、
それが不況といえる。現代はその真っただ中にいる。
供給側が妥協すれば、それで需要側が買うというが
その分、家計に入ってくる収入も下がるということを忘れてはならない。

基本、等価というものはなく、
民衆に支配的な価格を強制できるものが
それを等価と言い出すだけといえる。
平等、需給、なんて概念、理想でしかないことを
なぜか経済学の勉強で真理を伝えないのは、、、ある意味、歪んでいると思う。

2016-12-06

世直

世の悪い状態を改造すること。
この発想が、どんどん社会が悪くなるということを僕は悟っている。
世の中の悪いことって、その人にとって都合の悪いこと
つまり主観的な発想であり、他人からすればそれを悪いことということ自体
悪いことって言われるのが、現代社会。

正義のヒーローと思って
一人で世直しをしている人って
他人からすれば、ただのテロリストだということ
社会の人たちわかっているのかなあ。
テロリストの多くがこの発想ということをちゃんとわからせる
教育ができていない日本って平和ボケなんだろうなあ。

2016-12-05

余談

本筋からはずれた、ほかの話。
持論だが、余談を制するもの、ビジネスを制す。
確かにビジネスにおいて本筋ではない話はビジネスを成り立たせない。
しかし、ビジネスって一つではないし、一つを終わらせた後、
次々と付加価値を生み出していかないとならない。
そのヒントや次の種って本来のビジネスの本筋ではないところから見出すものといえる。
確かに、本筋を見誤って現在のビジネスをマイナスにすることは変だが
ちょっと脱線しても次のビジネスを見つけることができないようでは
一流のビジネスマンとはいえない。
え?、、そんな営業的なことをする必要がない。
そういう人間が社畜負債になっていくことがよくわかるポイントいえる。

2016-12-02

思惑

意図。
辞書的にはそうだが、
概ねの意味は、、肚づもり。
秘めた自我と考えるべきだろう。

思惑なく、相手と対峙する交渉は交渉ではなくただのおしゃべりだ。
「腹を割って話せば通じる」
とか真顔で言いバカが多すぎる。
対面して話すときは、バカみたいに手の内を話すことに
何の意味があるのか、、まじめに人間関係を理解していないのは
現代人の情報公開が当然と思う勘違いではないだろうか?
人の思惑なんてわからせてはならない情報のはずだからだ。

2016-12-01

寸借

わずかな金を借りること。
また、少しの間だけ借りること。
これこそ、人とのもめごとの温床と思ってならない。

借りた側は借りたの範疇と思っていないが
貸した側は貸したという事実を回数レベルでカウントしている。
だから、寸借レベルはどうでもいいと言い出す借りた側の発言が
貸した側からすれば、とんでもない発言に感じる。
そして、
「アイツは器が小さい」VS「ひとのものを泥棒する認識」
で言い争い、そして大きな確執になる。

貸すくらいなら、あげてしまえ。
そして、些細なものでも相手から受けたらその恩などを忘れないようにする。
簡単なようで、多くの庶民がなんとできないものかって
つくづく庶民の対人認識の甘さを嘆きたくなる。