2016-11-30

信念

それが正しいと堅く信じ込んでいる心。
日本古来の価値観で好感を持たれているが
この妄信のためにどれだけ科学的立証、全体最適が覆されて来たか。
信じることは個人レベルにしてほしい。
それを組織運営にまで持ち込まれると全体が玉砕につながる。
何事もフラットに考えるべきことを意識しないと変動の激しい現代では
迅速な判断ができない落ちこぼれになるだけである。

2016-11-29

機微

容易には察せられない微妙な事情。
表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事であり、
実はこの機微が洞察力の基礎。
些細な違いに気づけて初めて、気が利いたり、他人を出し抜ける。
大きな違いなんて、誰の目に映ることで取り立てて、騒ぐものではない。
機微を見逃さないことが大きなビジネスチャンスの種だと思う。

2016-11-28

趣味

好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
他人の趣味に対して、世間は本当に身勝手だ。
趣味がないという人間に対して、
「味気ない人生で、生きていてどうなの?」
とか言いながら
趣味にのめりこんでいると
「オタクっぽい」
とか言い放つ。

はっきり言えば、他人の好き嫌い、とりわけ行動にガタガタいうなって。
他人の行動にクレームをつけるほど、
その人の地位、経済力に関わっていないのに
何をもって言い出すか??本当に現代人の発言はおろかに感じてしまう。

2016-11-25

土手

水・風などを防ぐために土を小高く積み上げた長い堤。
字でわかるように、土と手が入っているように、
人工的に作成したものである。
人間は自然から身を守るためにいろいろと人工物を作成してきた。
始めは一人で作っていたものを仲間、集落、地域、そして組織的に作ったものが
人工物から建造物になったといえる。

思うに、土手を作ったときの集団意識はどうしたんだろう。
今では誰も手を貸さず、政治のせい、自分ではないって平気いえるようになっている。
だから、土手といただの土を盛ることすらできない状態。
現在の社会って社会として退化したのではないかって感じてしまう。

2016-11-24

手桶

取っ手のついている桶。
下手すると、現代住宅の浴室にないものかもしれない。
シャワーの登場により。
また、手桶は物にもよるがプラスティック製であれば
100円ショップで手に入ったりする。
しかし、今から60年前、つまり戦後において貴重だったと祖母が言っていた。
・傷みやすい木製
・取っ手をつける難しさ
・水を漏らさなずに、かつ適量の水を掬える
それを買うとなるとそれなりの金額がかかったそうだ。

ここから考えてみよう。
・日常生活スタイルの変更で必要性がなくなり
・作成する材質の変更で製造コストが激減
と、それまで貴重品だったものが人間の一生くらいの時間で
無価値にもなりかねない。

人生の半分は仕事をしている経済社会。
今行っている仕事がいつまでも付加価値があるわけがないし
それに基づいてビジネスを日々変えていかないならないと
手桶からも感じてしまう。

2016-11-22

成功

計画などがうまくいき目標が達成できたこと。
良く聞くのだが
学生時代、文化祭を成功させてきたというが、
失敗することはあるのか?
逆に文化祭を失敗させた経験をした学生がいかに反省したのほうが
ある意味、人生の成功者のタネを持っているのでは?
何をもって成功と言い張るか、、それがその時代の価値観であり、
未来人から鼻で笑われることなのかもしれない。

2016-11-21

秘匿

こっそりとかくすこと。
秘匿することは正しいのか、悪いことなのか?
個人情報を守るべきだが、
社会は知る権利をもとに情報開示を当然の如くいう。
自分の情報は見られたくない、秘匿して当然だが
他人の情報は開示すべきだと強く言い出す。
民意という暴徒的な超法規的、、いやアナーキズム的な発想より
徹底した民族統制のほうが、人間が人間らしいと思ってならない。
社会は進化しているが、最終的には原点回帰するのであれば
いっそ、法律より戦闘力が正しい社会に認め、
力あるものが、情報を自由にするほうが
プライバシー、秘匿権、知る権利で苛まれなくなるのでは?
って感じてならない

2016-11-18

不快

快くないこと。不愉快。
人間の感覚は千差万別。
何をもって不快かはわからない。
ある女性から
「あなたはこれが行われていないので、早くやりなさい」
って指摘を受けた場合
「お前ごときが何様のつもりだ」って不快に思う人
「ご指摘ありがとうございます」ってゾクゾクする人
SMではないが、人の性癖っていろいろあるから、
どれが好まれるか全くわからない。

2016-11-17

高額

値段が高いこと。
では、高いとはどういうことか?
リーズナブル、、reasonable つまり納得性のある価格と高額の違いは?
デフレマインドというが、、日本人、そもそもの貧乏根性には嫌気がさしている。
いいものを安くは正しさではない。
安かろう、悪かろうが本来の市場主義と感じる。
値段を高くすることにより、より製造責任を追及する社会の仕組みにして
できるだけ、高い金額の支払いに見合う保証やブランド力を与えるべきと感じる。
「金持ちほど優遇されていいのか!」
っていう人がいる。、、、、バカとしかいようがない。
金持ちになることが市場経済であり、その社会で生きているのだから
貧乏でいることはかわいそうではなく、むしろ罪と思うべきだし、
それ相当の対価を払えることを称賛する社会にしないと
一向に経済は活性化されないと思ってならない。

2016-11-16

購読

書籍・新聞・雑誌などを買って読むこと。
一回きりの場合は購読とは言わない。
何度も買っている場合に購読という表現を使うのが現代語といえる。

定期購買する読み物が購読というので、
小説を購読しているという表現はなんか違和感を感じる。

日本語は変わるといういうが、実際問題変わっている実感は
後になって気づくということがこの購読という言葉で感じてならない。

2016-11-15

伝票

銀行・会社・商店などで、
金銭・物品の出納(すいとう)や取引の内容などを簡単に記し、
関係者の間の連絡や責任を明らかにする紙片。

日本は紙文化ではあるが、文章主義ではないといえる。
日本語が論理的論証に向かない言語であり、その感覚に日本人の文章は
なかなか立証するには適さないといえる。
が、日本には豊かな水と植物の繊維が豊富ゆえ、
紙が手軽に手に入った。それゆえ、何から何まで、紙に残すことができ
証跡、そして証拠として、紙、、伝票でいろいろなところで
表現を助けるものとして存在し、それに頼ってきた日本人が伺える。
日本語だと
受注伝票
発注伝票
出荷伝票
請求伝票
入庫伝票
仕訳伝票
何から何まで伝票と呼んでいる。
伝票とまとめてしまうが本来は
指示書
許可書
申請書
であり、伝票とは言い切れないものが多いのだが、
伝票という言葉でビジネスの本質を見抜けなくなっているのではって思うことが多い。
なんでも、伝票と呼ぶのは、、ビジネスの理解が浅いって
僕は判断してしまうがね。

2016-11-14

広告

広く世間に知らせること。
特に、商品や興行物などを広く知らせ、人の関心を引きつけること。
また、それを記したものやコマーシャル。

最近思うのは、本質のサービスが無料化されるが
それに関わるアフィリエイト、つまり広告が収入源になっている。
なんか、ビジネスの本質が主では稼げず、副が収入源になっている。
これって本業ってなんだろうか?って思うし、
受益者負担が狂いだすと、社会秩序さえもおかしくなる温床に感じてならない。

2016-11-11

転機

人生の変わり目。
でも思う、人生の転機って振り返ってその時だったと思うことばかり。
実際問題、イベントつまり暦上の記念日のようなものが人生の転機にはならない。
些細な出来事、ちょっとした発言が転機になるといえる。
そう考えると、何が誰が自分の転機になるかわからないので
一合一会、一瞬一瞬、意識していればかなり転機へのヒントがあるかも?

2016-11-10

手腕

物事を行う腕前・実力。
最近ではこの言葉を使うのは専ら、管理、企画系で
技術職には手腕という表現を使わなくなった。

だから、僕の場合はいつもこの手腕を試されることが多い。
そして思う。
自分の部下、後輩でもない人々の中に入れられ手腕を試されて
結果を出し続けることって、はっきり言えば異才だと思う。
それゆえ、僕の後任者に同じ水準を求めて失敗するのは
失敗ではなく、一般人なのだから、無理なのに、、

磨ける才能と天賦の才の違いを感じてほしい。
手腕を発揮するには、チームワークより洞察力なのだが、、
それは今後ここに記載することになるかもしないけどね。

2016-11-09

文弱

文事にふけって弱々しいこと。
っていうけど、力強い文章って結構って文筆に携わっていないとなかなか書けない。
ある意味、文事にふけるくらいでないと勢いのある文章なんて書けない。

そもそも、日本語自体が言葉として相手に伝わりづらい言語というしかない。
その中で、いかに相手を制する言葉をつかえるか
日本人はそれ相当の文章力を身につけないとならないと思う。
外国語、技術と同じくらい日本の文章を書けないと
日本ではろくな立場にならないと思う。
逆に、外国語から日本語の弱さを補うポイントを見つけられる人が
出世するのではないかって感じてしまう。

2016-11-08

淡水

塩分を含まない水。
海の水ではない、、たぶん、雨水が川に流れている水といえるかな?
子供ではないけど、なぜ淡水が流れ込むだけなのに、
海の水はしょっぱいのか?
どこで塩分を補給しているのか?
そんなことをいい年して思っているが
こういうことで創造や仮説を練ることは案外頭の体操になるかも?

2016-11-07

批准

条約に対する国家の最終的な確認、確定的な同意。
今、環境問題の協定に日本の批准が遅れていると話題になっている。
遅れれば、日本の提案が通らないかもしれないというが、、

ちょっと冷静になれよ。
なら、批准しなければいい。それだけ日本が軽視されている協定に参加する必要があるのか?
そのひとつ前の日本が発起した議定書、
日本国内ではちやほやされているが、国際的には全く効力がなかった。
中、米が批准しなかったのだから。
今回は中、米が批准するから、日本もっていうが、
逆に考えれば、日本の意見を聞かない前提だから
新たな協定になるのではないか??

みんなが参加するから自分もっていう発想が国際競争力、、
いや国際覇権がとれない根本である。
「日本は批准しないぞ」
っていう表明で、世界を震撼させるくらいでないとならない。

もう豊かなGNP2位という地位はないし、
いつまでもアメリカの庇護にいられない
世相になってきているのだから、
国際的な発言権、、それは協調ではなく、覇権であり
批准はするものではなく、提案を他国に受け入れさせるものって
考え方を変えることをしないとますます国益が、国力がみじめになるとしか言いようがない。




2016-11-04

大安

六曜星のひとつで
安泰、、泰安が大安になり、何事も安しという意味でいい日とされる。
無神論の多い日本人なのに、、いや神を信じないからこそ
都合のいい時に縁起をかつぐのではないかと思う。

ちょっと、僕は思う。
世の中なんてゼロサム。
誰かにとっていい日であれば、
対する人のとっては悪い日ではないか?
必ずにみんな縁起がいいという発想がおかしくないか?!

2016-11-02

転覆

船・車両などがひっくり返ること。ひっくり返すこと。
転じて、政府その他の組織体を倒すこと。倒れること。

ただ、たおれるだけでなく、全く逆になることを指す。
そう簡単に倒れないものが全く逆になるのが転覆。
しかしだ、
現代社会なんて、どんなものでも情報と噂で
価値が一転してしまうことばかりで、
転覆に値するものなんかないのでは?って思ってしまう。

2016-11-01

狙撃

狙って撃つ。
現在では、狙撃手などによる遠距離からの精密射撃を指して
狙撃と呼ぶことが一般的である。

どこから遠距離なのか?
射撃と狙撃の違いは?
結構曖昧だが、、、慣行的に考えれば、
・相手の生命を奪うことを目的
・対象に気づかれない
・一撃必殺
の要素といえる。

上記のような言葉の定義を要素分解して理解すること、、、
本当に現代人の思考から減っているなあって感じてしまう。