2020-04-30

途端

ちょうどその時。はずみ。ひょうし。
前提動作に合わせるように、、それが意図、自発かどうかは別にして
前提動作に呼応動きが発生すること。
ビジネスにおいて、途端ということが非常に喜ばれる。
相手の動きに合わせて時間をおかずにリアクションをすること。
現代人はそのリアクションが遅く怒られることが多いが
僕の場合、そのリアクションがあまりにも早すぎて、場合によっては
先行して結果を出してしまうのでそれがまた蛇足になり怒られる。
ジャストのタイミングとは途端であり、
その途端に合わせて提供するための準備をしておくことが重要とは当然と思うが
リアクティブな現代人は言われない動けない、言われても動けないことに
緊張感や危機意識がないのはどうだろうか?

2020-04-28

勃興

急に勢力を得て盛んになること。
勃興する企業を予測できるわけがない。
もし予想出来たら、勃興といわれることはないからだ。
基本、勃興が起きるのは超経済的な人類不安の後と言える。
災害、戦争、テロなど、経済循環の過程というより
現社会秩序の崩壊が成り立ってからだといえる。
考えようによっては勃興する企業は既得権益者からすれば
認めづらい存在でしかないが、それが社会構造改革でもあり、
考えようによってはそれが人間への自然淘汰の一環かもしれない。

2020-04-27

必需

それがないと困ること。必ず要(い)ること。
本当に必要なのだろうか?
それこそ、自分たちの自己アピール、、付加価値の立証になっていないか?!
一昔前における、新聞定期配達の軽減税率。
なぜ新聞が軽減税率、生活必需なのか?
それはそうロビー活動したからである。
最近ではCOVID下でのホームセンターでの家具
「衣食住の一つ、住だから」と胸を張るが
食である飲食業は自粛しているのに、、、

必需というは欲しい側げはなく、供給側の思いと政治力で決まっているのが
日本なんだろうな。



2020-04-24

非触

触れないこと。
今、、いやこれからの対人は基本こうなるだろう。
人間は基本、他人に触れることは許されない。
暴力に始まり、
痛みを伴わない接触も精神的なものとして痴漢行為になり
当人ではなく接触されたことの不快の思い込みが優先されるハラスメントになり、
そして今は病気問題から、、、

昭和のときに
子供たちはいじめで
<名前>菌
と言っていたことがいじめの社会問題だったはずが
それが今、社会として当然になりつつある。

この先、
吐息がかかるだけでも問題になる社会になることも
天眼できる。

これって、、人類の崩壊につながらない?
非接触では生殖もままならない。
この時期に妊娠したら後日批判されるんだろうな。
丙午の子のように。
これで人間が内圧的に崩壊するんだろうな。

2020-04-23

販路

商品を売りさばく方面。
商品自体は同じでも販路を広げる変えることで事業は変わっていく。
法人、企業向けに売っていた商品を
家庭用、小売りにすることは大きな販路の拡大だ。
販路拡大は必ずしもメリットばかりではない。
確かにメリットとして
~業務用という実績が家庭向けにはブランドになる
~今までにない爆発的な供給が生まれる
もあるが
~個配にするための物流、梱包コストが高まる
~見えない客からのクレームで今までの実績が失墜しかねない
こともあり得る。
販路について、簡単に拡大を狙うのは
難しいことを前提しないでチャレンジというのはいかがなものか?

2020-04-22

煩悩

心身にまといつき心をかきみだす、一切の妄念・欲望。
道徳の観点から煩悩にはマイナスのイメージがある。
しかし、僕の価値観から煩悩こそ経済活動の原点であり
煩悩のない社会はある意味、極楽、そう人として生きる価値のないところと感じる。
人の煩悩をどれだけ刺激して支出を促し、経済循環させるか?
それが現代人の性である。
輪廻させるは六道ではなくバリューチェーン
数年後に僕のこの言葉が価値をもつとここに記しておく。

2020-04-21

払底

入れ物の底まではたいて出し切ったように、
必要なものが非常に乏しくなっていること。品切れ。
現代社会は平時ではモノがあふれている飽和状態だった現代。
しかし、ちょっとでも歯車が狂うと払底になりやすい。
効率化、過剰在庫抑止がこの状況を招いている。
ただ、日ごろから救急時対応を意識したという発言が出るが、
もしかしたらは、コストでしかないことは
平時に戻るとまた騒ぐので、払底させることが
ある意味、経済的、社会的、、いや自然に必要なことだと僕は感じる。

2020-04-20

針鼠

言わずと知れたとげとげの動物。
ハリネズミのジレンマというメタファーを知っているか?
調べると意味合いがいろいろと違い解釈になっている。
まず一例として
傷つけ合うことを恐れて距離を置くと、
今度は疎遠になりすぎて仲良くなることができないという意味
対して、別の例では
いくら親密になろうとしても、互いに傷つけ合うことになるのだから
一定の距離と根本的には一人で生きていくものだという意味
事象は同じなのだが、とらえ方の違いがある。
そして、この違いから
ハリネズミのジレンマについて話そうと他人と密に接して
見解の違いで互いに傷つくなんてことも起きるだろう。
結局、他人とは相いれない。
そして、現在起きているCOVID-19はあたかも
そのメタファーをリアルにしようとしているのではって未知の意思を感じるなあ。

2020-04-17

連環

輪をつらねること。輪をつらねたようにつなぎ合わせること。
、、、、、鎖、チェーンを思い浮かべると正しい。
チェーンというカタカナ文字が一般化して
もう連環なんて言葉は使わなくなった。
また、その状態を抽象化した表現も難しい。
こうやって、言葉は消えていくんだろうな。

2020-04-16

安寧

社会が穏やかで平和なこと。
理想的なことなんだけど、そういう状況ってまずありえないと気づかないか?
情報が膨大化されることで事実と予測が混同し
脅威と不安しかない。
また、安全ですと宣言することが一番不安を煽ることになったり
その発言への責任を取らされることのリスクが高い。
安寧なことなどない前提で生きるべきでは?

2020-04-15

給付

債権の目的を、すなわち債権に基づいて債権者が請求することのできる債務者の行為
なのだが、多くの場合は国民に行政、政府が金額的な援助を与えること。
現在、国民皆給付が取りざたされている。
一律に10万円とか、、
ちょっと考えればわかるのだが、
その10万円ってこの日本において財源は?
~将来の増税
~経済的にインフレーションを起こして、価格価値の低下
になるだけでは?
つまり、前借しているだけ。
まー皆給付の対象にならない自分としては
~将来の増税
~インフレによる現金価値の損失
と給付金をもらえないだけでなく、それ以上に未来の目減りもおきるのか?
って失望感しかないね。

2020-04-14

通分

覚えていますか?通分とは?
2/3 と 4/7 どっちが大きいかを調べるために行うこと
通分すると14/21 と 12/21 となり、2/3のほうが大きいとわかる。
効率化と言い出している現代社会はいかに約分、素因数分解という行為をしている。
できるだけ要素にしたがる。
しかし、人間間のコミュニケーションは通分させることでしか成り立たない。
その通分を忘れている現代人なので、なかなか意見がかみ合わないことも
なんか理解できるなあ。

2020-04-13

禍々

縁起が悪く、不気味なさまを意味する表現。
まがまがしい
とは最近使わないが、コロナ禍という表現がメディアに出ていた。
「なんて読むの?」
「どういう意味?」
とただ混乱させることになった。
読み:ころなか
意味:COVID-19が蔓延している状態
と読みも意味も日本人同士でも通じないことに
いろいろな意味で日本語の用例が禍々しく感じるなあ。

2020-04-10

生産

自然物に加工して、生活に必要なものを作り出したり、効用を増したりすること。
が本来の意味なのだが、最近は生産性という言葉で、
成果につながる結果という意味で使われる。
生産性のある活動、生産性が低いなんて言われる。
とりわけ、テレワークに変わりつつある現代社会。
勤勉に出勤、参加することで評価されていたが
これからは生産性という言葉から、いいものを出せばいいということになる。
でもこれってなかなか難しい。
いろいろと検討しているが結果が分かりづらいアウトプットを
~いろいろな検討をしてくれたおかげで、判断材料になった
~いろいろと検討しているが、結果につながっていない
と同じものでも、主観性で評価が逆になる。
これの上長の好き嫌いだけの評価になることに
現代人はわかって生産性と言っているのか?

2020-04-09

在来

これまであったことや、行われていたこと。今までどおり。
在来、普通であることを疑う時代になっている。
いや、そもそも人間の歴史は在来ということを否定するから歴史であり、
在来通りだったら、歴史を積み重ねる意味はない。変わらないことを
後世に伝える必要はないからだ。
今、身の回りに起きていることは変えていかなくてはならない、変わることがなる
前提で生きていることのほうが’在来’なことかもね。

2020-04-08

普段

いつも、日ごろからそのような状態である。
普段と違う日常と言い出すが、その人にとっては違うかもしれないが
他人からすればそれが普段なことということになる。
僕からすれば、普段という言葉を使う人間の発想が異常だと思う。
普段という思い込みが偏見や差別を生んでいるのでは?

2020-04-07

親分

なかまの間でかしらと仰ぐ人。
現代社会に親分と言われる存在が極めて減った。
その結果、責任感も技術の向上もなくなってしまった。
技術の進化というが、それは一部の人間の発展で
個々の人間の器用さ、努力的向上は全く見られないに等しい。
徒弟、ギルドのように個々の技術を高めようとする輩に
父性のもとに指導、激昂することで人間は反骨や使命感で技術向上に勤しんだ。
そして、クライアントに対しても
親方が子分たちの面倒をみることで、統制、品質を守ってきた。
働き方改革とかいうが、そもそも改革すべきポイントがづれているのでは?

2020-04-06

転換

物ごとの方針・傾向などが、今までと別な向きに変わること。また、変えること。
基本、人間は転換を望まない。
「いい方向への転換であれば人間は望むのでは?」
というがそれがいい方向への転換とわかるのは変わった後の結果批判でしかなく
不安のほうが強い。
でも、転換を望む声がある。それは?
簡単なこと、
別の転換が起きる可能性が高いのでその転換よりましな転換を望んでいるだけ。
根本的に変えたいというのも、今のまま行われる転換方針よりましな転換を思い立っただけ。
人間はそんなもの。プラス思考なんてことはまずないのだ。


2020-04-03

此岸

この世。現世(げんぜ)。
反対語は彼岸(ひがん)お彼岸で有名な表現。
此岸と彼岸、しがんとひがん、
江戸っ子には発言できないのかな?
もう江戸っ子っていえる人も少ないから問題ないのか。。

2020-04-02

貸付

約束手形や借用金証書をとって資金を貸したり、
損料・使用料・期間などを定め、物品や権利を貸したりすること。
所有から使用にかわる消費価値観。
使用とはある意味、一時占有、、貸付を得てているということになる。
最近の人はちょっとだけ使うだけに消費して
所有を好まないとか言い出している。
それが新しい消費だと言い出す。
ということは、、経済活動が縮小することを認めるということだ。
例を挙げれば、
300万の自動車を買わずに
1万円で一日のレンタカーを数回すればいいとなると、
消費額は下手すると100分の一になる。
レンタカー企業が車を買うことでそれなりの数は売れると言い出すかもしれないが
それでも、個々が車を所有するより額は著しく下がっているだろう。
貸付で回す経済に果たして、日本の経済モデルが満足するのかなあ?

2020-04-01

寸分

ごくわずかなこと。
寸というのは日本古来の単位。
その単位をもう使わず、今では日本はメートル法。
メートルという横文字に違和感なく対応し
今ではメートルという言葉が一般的になった。
こういうところも日本のカタカナ、外国基準への対応の良さか。
カタカナが多いと言われる日本語の会話だが
そもそも外国からの言葉に寛容なのだから、仕方ないのでは?