2019-11-29

語彙

ある範囲の、あるいは広く一言語についての、語の総体。
知っている単語の量とでも言おうか?
語彙の多さは理解とされてきた。
例えば、英単語の語彙力の多さは受験時の長文読解時に読めない単語のせいで
読み進めることが難しくなることを無くしてくれるとか。
しかし、それは本当に受験に特化した、、社会では使えない語彙力だった。
語彙の多さがいかされるのは、、ずばり多数の人たちへの説明の場だ。
育ち、経験、考え方の違う人たちには特化した用語や口語を使って生きている。
そのほうが自分の人生において効率的かつその生活圏ではそれが当然だから。
しかし、仕事においてはその範囲内では他人には伝わらないことが多いので
同じことでも違う単語や用例を用いて会話する必要がある。
その際に語彙が多ければ多いほど、いろいろな言い回しができることを
この年でやっと気づいてきたかなあ。

2019-11-28

最低

いちばん低いこと。
他人に対して発言するときには一番気を遣う言葉になりつつある。
ハラスメント、名誉棄損などの自己防衛の強いギスギスしたこの社会では。
しかし、逆に考えて、
最低って言い合える関係は、最良の関係ともいえる。
貶せる関係であること、、社会としてダメなのに、
それが一番コミュニケーションのマックスと思うとこの社会の矛盾性が
見えてくる。

2019-11-27

解釈

文章や物事の意味を、受け手の側から理解すること。
その理解したところを説明すること。その内容。
受け手によって異なる解釈になり、それが最近の争点と感じる。
つまり、自分の解釈を正当化させることが自己主張であり、
そして他人との解釈の違いがトラブルのもとになっている。
何が正しいかの拠り所が分からない時代。
こういうことをchaosっていうんだけどなあ。

2019-11-26

家出

主に子供や若者が両親や養育者に断りなく、
その家を出ていき、または出ていったまま戻らないこと

DVから逃げるという話がある時代。
行政がそこをフォローできないと批判される昨今。
もし、そのDVから逃げてきた子供をかくまったら、、
それは英雄譚か、、、
いや、それは誘拐になる。

はっきり言えば、親が親なら子供も子供と思うばかり
我慢できないで逃げてきて、そこでも満足できなくなったらまた騒ぐだろう。
DVや誘拐って聞くとなんか家族を持つことが馬鹿らしく感じる
僕の性分は真正の社会異端だろうけどね。

2019-11-25

批評

よい点・悪い点などを指摘して、価値を決めること。
こんなことしても意味がないはずなのに、
やたら評価される虚行と僕はみなしている。
自分の意思、自分の価値判断で行うべき行動を
他人に任せにして、その価値に迎合することは
画一化が求められた社会でなくなった現代社会では意味のないことなのだが
自分の判断力を他人と迎合することに価値を決めてしまった存在が多いこと。。
まーその批評を甘んじて従うレベルの社会に成り下がっているのだから
正しい価値とは何かを考えること自体無駄なんだろうな。

2019-11-22

工程

物品の生産・加工を計画的・能率的に行うための作業の手順のこと。
工程を管理、把握することで生産計画などを効率的に活動できるようになる。
技術が発達するほど、工程は複雑かつ内容が専門的になる。
実務にずっと関わっていないとその工程内容が理解できなくなり
工程把握が出来なくなる、、といわれるが、、
すべての工程の詳細を分かり続けるほど人間は万能ではない。
ただ、工程においてチェックポイントになる要素は
その最終成果物から憶測はできるし、そのチェックポイントこそ
第三者にも伝わり、生産計画の修正にもつながるわけだ。
この観点で自分の活動をみれば、おのずと説明がしやすくなのではって
思うことばかりだ。

2019-11-21

早起

早く目をさますこと。
年寄りは朝が早い
早起きは三文の徳
とか言われるが
実際に何時に目覚めるのが早起きか?
人によっては3時に起きるというがそれは早起きなのか、深夜型なのか?
そして、それより何か得られるのか?
自分がどんどん早起きになってきていることに老と焦りを感じ出している。

2019-11-20

条文

法律・条約などの、箇条書きの文。
ある意味、文章の基本形。
条文を組み合わせれば、文章になるはず。
どうも、いいたいことが多すぎて、一文がなくなりやすい。
条文、、その一文で一意義を貫くことを意識していけばいいのではと思う。
話し言葉と同じで、一文一文、息継ぎと確認しながら書けばいい。
まーそういう意味でこのブログも書き方を考えているんだけどね。

2019-11-19

探偵

隠された事実を調べること、またそれをする人。
日本において、
探偵、調査員、警部を区別しているが、
英語ではdetectiveと一言で表され、
個人的に、組織的、公権力的、どういう系統化か識別される。

僕自身、探偵という仕事に憧れるが、それを生業にすることは考えていなかった。
ある種、活動スキルとして探偵、、包括的な探求力は必要とは思っている。
その探偵力というか、洞察、観察、考察、そして論証力は
人間、ビジネス、、社会人としてあるべきスキルで、それが余りにも長けていれば
それを生業にしてもいいプロと思ってきた。

しかし、どうやら僕が思うその探偵力において、
当たり前のレベルすら持ち合わせていない人間、
大したことないのにその能力を誇張する輩、
が実に多く、自分の思うプロのレベルは社会とはかけ離れている。
なら、生業にしてもいいのでは?というか、結果的に
多くのところでこのスキルだけで仕事をこなしているような気がしてきた。
まー、結果が求められる能力主義において、
~なぜそうなる、
~どうしてこういうことなった
ということを調べることへの評価がなさ過ぎて、
こんなダメな社会になっているだけに。


2019-11-18

廉価

ねだんが安いこと。
なぜ廉という字が?
「廉」という字は、角と同じ意味でモノの頂点であり、
それが転じて特に取り上げるべき事項・箇所という意味になり
それには原因・理由があるまた意味が転移した。

理由がある価格だから、廉価となった。
????まさかなのだが
英語の reasonable price  と同じ。
日本語と英語で同じ意味展開するとは、、
語族が違っても人間は人間なのか!

2019-11-15

大嘗

新天皇が即位の後に新穀を神々に供え、自身もそれを食する。
国家、国民のために、その安寧、五穀豊穣を皇祖天照大神及び天神地祇に感謝し、また祈念すること。

ひとりの日本国民が生涯、何度大嘗祭を迎えるだろうか?
御代代わり、元号代わりに直面するのは、、
祖母は大正、昭和、平成
父は平成
そして自分は、、
自分たちが生きた時代(era)を感じる言葉ともいえるかな?

2019-11-14

敷地

建築基準法施行令第1条第1項第1号の規定によれば、
一の建築物又は用途上不可分の関係にある二以上の建築物のある一団の土地をいう。
日本における土地神話、一国一城論。
対して、現代の所有から共有への価値観の変貌。
敷地を持つことにおけるリスク
持たないことによる不安
はどう変わっていくのかねえ。

確かに持たなくても生きてはいける。
そして持っていないから不安になることもなくなっている。
逆に持っているとその維持にお金と抗弁が必要になるリスクのほうが多いかも。
敷地面積に比例して批判される声の大きさも増えるような。

2019-11-13

親和

互いになごやかに親しむこと。なじみ、仲よくなること。
親和性となると、物事を組み合わせたときの、相性のよさを示す。
’おや’と和む、、、遺伝子的に同じかもしれないが、
生活的、感情的に親と和むことってあまりないのでは?

2019-11-12

給湯

湯を供給すること。
考えてみれば、日本は給湯という概念が普通だが
他国の水道事情、インフラからすれば簡単なものではない。
上下水道が生活エリアにはほぼ完全配備、そして湯を沸かす方法、エネルギー提供が
一般人でも容易に叶えられる。
これは戦後日本のインフラ整備、、いや
江戸時代からの治水、水利政策のおかげ、
日本の水、電気事業の賜物なのかも?
これまでのご先祖に感謝、感謝かな。

2019-11-11

重複

物事が重なること。
ちょうふく
じゅうふく
どっちの読みが正しいか?
正解は、ちょうふく。
でも、言葉は変わっていき、今ではじゅうふくでもよく、
IMEも変換してくれる。

となると、漢字の読みって、正しいことなんてないのでは?
入試問題で漢字の読みを出題することになんか違和感が感じるねえ。

2019-11-08

名物

その土地で名高い産物。名産。
その土地や社会で、特有な物事や評判になっている人。
つまりは、特定エリアで際立った存在。
元来、名物とは由緒をもつ茶道具のことを指していた。
おくり名をもつ一品物が略されて、名物。
その意味もまた派生して、現在名物になっている。
名物になることは際立つということ。
その際立ちは市場では有用なのだが、日本ではキワモノという表現のように
忌み嫌われる表現になっていたり。
日本の価値観ってなかなか理解しづらいなあ。

2019-11-07

銘柄

商品名。商標。
流の商品の名称。ブランド。
市場で取引の対象となる有価証券や商品の名称

要するに、他の商品という一区切りにされない地位を得ている商品の名称。
メーカー、販社として活動するなら、銘柄を持ちたいと思うことは当然というか
それが社会的地位、社会貢献になるという思いもあるだろう。
飽食、飽物の現代日本において銘柄を確立できる商品をもつ企業は
やはりそれなりの価値を持っているという逆説展開もできるだけに。

2019-11-06

期限

前もって決められた一定の日時。
しかし、現代ではこの期限の設定を前もってというより
自発的、後続活動によって決まる。
言い換えれば、「いつまでに終わるか」「いつから後続が動いていいか」
という観点であり、自他の意識を持たないならない。
ただ、最近の個人主義、働き方改革により自分中心に考えることが多く
周りの動きを意識しない発言や行動が目立つ。
それゆえ、期限の確実性が薄れ、その結果品質面が落ちているのでは?
個人能力主義の結果が品質劣化になっていることに
恥ずかしさがないのはいかかがなものか、日本の品質感。

2019-11-05

論法

論を展開する方法の形式。
自分からすれば、論理的に展開している文章構成。
他人からすれば、自分の意見を正当化させている言い訳。
人間なんてそんなもの。
自分の意見こそ正しく、他人の口から発せられる言葉が勝手な話。
それが自我であり個性とされる。
言葉や交渉というが、、僕らすればそんな無駄なことを繰り返して
どんどん相手の言葉で怒りを増すだけで余計物事が進まないとしか思えない。

2019-11-01

完敗

徹底的に負けること。
こういう以上になることを避けるのが現代の日本社会。
しかし、完敗があったから、今の日本がある。太平洋戦争である。
完敗することで気づくこともある。
完敗を認めずに古き悪しき慣習をずっと続けるより
この完敗で一気に行動を刷新するほうがいいのでは?