口語でいえば、みんな にあたる言葉。
この言葉はあいまいかつ主観的なもので
日本人の社会認識の欠陥を導いている。
あなたの思うみんなと相手の思うみんなは
はっきり言えば、まったく異なるといえる。
相手の思うみんなは
あなたの思うみんなと比べれば
・部分的(あなたの思うみんなを含めてもっと多数)
・包括的(あなたの思うみんなの一部分)
・排他的(あなたの思うみんなと全く異なる集まり)
ここで文章にわざわざしなくても
幼少期~年老いてまでこの問題は社会である以上誰でも直面する。
~隣の○○ちゃんも、、、みんな持っているのに、自分だけ持っていないよお!
~みんなに笑われてしまうから、ちゃんとしなさい
~みんな、私なんかくたばってしまえばいいと思っている!
よく聞く言葉の数々だ、、、
これらの言葉を考えると、
みんなという表現の多くは
マイナス的な意味でつかわれることが多いことに気付く。
邑社会、他人の目を気にする日本人の性なのかもしれないが、
みんなというものは、自分を抑圧する擬人格かもしれないと思う。
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