2011-08-03

功績

太原雪斎
保科正之
上杉鷹山

という人を知っていようか?
知っていれば、かなりの歴史通であろう。
彼らは近年、功績が評価されているが、
それまでの間、評価どころか存在を忘れ去られていた感があるのである。

そもそも、彼らの共通の行いとして
人命尊重を優先した知略の功績
自らの功績である自分の記録を没する際に放棄させたり、
直系が厚遇されない、させないことが
現在社会に伝承されていない事実である。

って考えると、、、教科書の歴史なんてものは
恣意的、下手をすると権力者の創造物ではないかって思う。
結局、勝ったもの、生き残ったものにより、
いいように書き残され、
本来、あったこと、功績があったことは
なかったのごとく闇に葬られてきた。

考えてみれば、
教科書に出てくる為政者の多くは
genocider(大量殺戮者)の筆頭だが、
それを成功者のように教えて
道徳の時間で
「人を傷つけてはいけません」
って教育する矛盾はどうだろうか?

功績は教科書では学べない。
つまり、教育では人は救う術を得られないのだが、
それは、日本では理解できないだろう。
覚えることがいいことである限り。
覚えると言うことはサルマネにすぎないという自覚がないのだから。

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