2011-08-08

格付

自由と平等の国、アメリカ に
国家、法人を差をつける格付け会社がある。

確かに、投資家に対して、信用の安全性を提供するという名目
相対的、客観的な評価の定量表現
という目的、正当性から格付け会社の意味は重要かもしれない。

しかし、一企業が下した国債の格付けに対して
各国政府がその評価に対して声明や抗議を出すということ自体
国家の存在意義は民間企業と同等にまで落ちている。

自由と平等と謳っているアメリカにある企業に
評価されている国家、企業に、自由平等で行動できるのだろうか?

市場という言葉の保護に格付けが許され認められている
そして、その市場で強い力を持っている国の民間企業にて行われる実態から
格付けを使った恣意的な国家扇動も容易な状況だと思う。

たとえその格付けがどれだけ公正であるといっても、
だって、担任の先生の子供の評価が絶対公正であると言い切れる人間がいないと同様に
人間が行う以上無理なこと。

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