人間は他人に聖人君子を求める。
でも実際に、そのような表現を他人に用いるときは
その当人を見下しているというのが現代社会だといえる。
利害、人間関係が複雑になっている日本において、
聖人君子の振る舞いは
頭が悪い証拠に近いレベルとなってしまう。
言われた通りに行動、
理想どおりの行動
は、社会的にコストと見合わない。
もし見合っていたら、それはコストカットの努力をしていないとみなされるのが
現代社会である。
善良な市民を求める癖に
できるだけせこく切り詰めて利益を出せという資本市場社会。
聖人君子思想が古いのか?
現代社会が狂っているのか?
という二択の論理であることを気づかない事態、、現代社会は病んでいると感じてならない。
頭がいい、学歴が高いのはわかったが、
本質的な問題を検討する力は本当に現代人はないなあって感じてならない。
もっとも自分自身を現代人と同視することは辞めているので
深刻に悩まないこととしているけどね。
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