2010-12-28

新聞

新聞の論調に
「新聞が衰退したら、民主主義は終わりである」
と記事があったと話題を振られた。
僕に振られたのは
電子化、政治学専攻の観点から
ご年配から振られたネタだが、、、、

僕の見解からして、
新聞も民主主義もすでに過去のものであり、
それに価値はないと断言できる。
新聞記事の論調が既に破綻している。
新聞と民主主義は関係ない。
もっと言えば、現代社会と新聞はすでに民意と離れている。

新聞は第4権力であるメディアの旗手のつもりでいるが、
それは日本の中堅大手新聞社が行ってきた宅配制度による悪しき結果だ。
人々は毎朝、決められた新聞社の社説、見解を読み
鵜呑み、洗脳していていた。
これは民主主義における表現の自由の背理である
情報の選択の自由を抑止しているわけであり、
民主主義とは言いがたい。
新聞社に都合のいい民主主義であったともいえる。

現代はIT技術の高度化、個人思想の自由化で
誰でも、自分の意見を不特定多数に配信できる時代になっている。
決まりきった情報統制から離れた
新たな時代に入ってきたのかもしれない。

新聞社からすれば、自分たちの作った
思想統制でなりたっていた民主主義の崩壊かもしれない。
もっとも、新聞の見えない統制から離れた民意が
自由なのか
混沌なのかは
後の時代に評されることになるのだが。

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