試験、テストの趣旨が
社会としておかしくなっていると思う。
「100点をとれた。」
「基準以上の点数を出しています。」
という言葉が踊っているが、これは品質を下げているという可能性のほうが高い。
つまり、基準のしきいを下げれば、下げるほどその合格ラインに
届きやすくなり、言葉の意味を誇大表示したことにならない。
そもそも、テスト、試験の必要性は
品質維持と同等に、発生した不具合から今後の改善点、改良の種を見出すことでもある。
不具合が出ることは、
問題ではなく
改善への一歩である。
間違えたことを責めるは愚の骨頂であり、
間違えたことの原因、要因、再発の可能性の因子を
洗い出すことで全体品質の向上が図れるものである。
まして、現代社会の
オンラインによるパッチ配信
機能改善の機会増大
により、完全なものの出荷より
出荷後の定期改善、メンテナンスがあることが
よいサービスと思われる社会価値観の変革であればなおさら
試験の目的は
合格点より
不合格ポイントへの対処が
重視されるといえる。
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