2011-12-07

炒飯

チャーハンと焼き飯
ある人は、同じだ
ある人は、全く別物
って言い始める。

はじめは地域差や風習の差と感じていた。

おむすび  おにぎり
おはぎ   ぼたん餅

と同じようなものを地域やそれを食する風習の違いから
言い方が変わるのではないかと感じた。

しかし、現代社会はもうその概念は通じないようだ。
基準はその個人に委ねられ始めている。

フライパンでつくるか、鉄板で焼くか
タマゴを入れるタイミング
と各位が好きな定義ならともかく、
ある輩は

「俺が認めたものが、チャーハンでそれ以外は、ただの焼き飯にすぎない」
「チャーハンなんて、焼き飯の偽者だろう」

という偏見を平気で言う時代になってきている。

各地方で乱立していた言語特性を
集団の共通認識、意思疎通の効率化から
標準語というものを定めてきた近代国家社会に対して
現代社会は、地方どころか各個人レベルまで乱立されている。
これでは、他人と意思疎通、、、共同目的意識は芽生えないことも自明といえる。
意思疎通しているつもりが、多くは独りよがりとみなせるだろう。

チャーハンひとつで国の実情がわかるといえよう。

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