チャーハンと焼き飯
ある人は、同じだ
ある人は、全く別物
って言い始める。
はじめは地域差や風習の差と感じていた。
おむすび おにぎり
おはぎ ぼたん餅
と同じようなものを地域やそれを食する風習の違いから
言い方が変わるのではないかと感じた。
しかし、現代社会はもうその概念は通じないようだ。
基準はその個人に委ねられ始めている。
フライパンでつくるか、鉄板で焼くか
タマゴを入れるタイミング
と各位が好きな定義ならともかく、
ある輩は
「俺が認めたものが、チャーハンでそれ以外は、ただの焼き飯にすぎない」
「チャーハンなんて、焼き飯の偽者だろう」
という偏見を平気で言う時代になってきている。
各地方で乱立していた言語特性を
集団の共通認識、意思疎通の効率化から
標準語というものを定めてきた近代国家社会に対して
現代社会は、地方どころか各個人レベルまで乱立されている。
これでは、他人と意思疎通、、、共同目的意識は芽生えないことも自明といえる。
意思疎通しているつもりが、多くは独りよがりとみなせるだろう。
チャーハンひとつで国の実情がわかるといえよう。
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