2011-12-29

局地

仕事の現場というものは、局地化しやすい時代といえる。
極地という限られた空間認識だと、
・一般常識
・用語
・笑いのつぼ
がその閉鎖空間で固まる。

「郷に入れば郷に従え」
という諺も成り立つといえるが、
「井の中の蛙」
になり、自分たちの思いが世間の常識、
仕事において、もっとも効率のいいものと錯覚じみてしまう。

個人主義、個々の能力尊重が日本で芽生えていることと並行して
世界的に、ディスクロージャー、オープン化が強く求められている。
一見、両立するものと思っているらしいが、
マルチ処理が苦手な日本国民は
「自分の研ぎ澄まされた職人芸を、わからないバカに説明して意味があるのか」
「教えてくれないものを、評価できるか!」
という認識で両立どころじゃない。

わかる人だけの集まりでの仕事、、局地化が進み、
オープン化が阻害される結果
組織硬直、不正の継承が進むといえる。

僕の持論だが、
融和、チームワークというものは
局地を生み出す温床で、あまり重視すべきではない。
特定の行為のみでの結びつきを丁寧にすべきであり、
馴れ合いをになるまで付き合うべきではないと。

ビジネスは所詮、個々の評価でしかなく
今の局地的チームワークは
会社経営の抵抗勢力、足の引っ張り合いを孕んでいると
ドライに見る目が人の上に立つものには必要であると。

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