最近の治安と犯罪の概念がおかしく感じる。
地域治安、地域教育の復権を掲げている一方で
犯罪認識の肥大化がある。
上記の表現を簡単な表現で表せば
ある好々爺が、
信号無視をしてそれを回避して車が急ブレーキで大変なことになったので
その子供を
「こら、危ないから、いかんぞ!」
とげんこつで説教した。
そうしたら、その親が
「うちの子供が通り魔にあった!逮捕してください!」
と騒ぎ出した。
好々爺は、地域治安、安全意識、地域ぐるみの指導のつもりであっても、
親バカからすれば、見ず知らずの老人に子供が襲われたと認識して犯罪とみなしてしまう。
マスコミも
地域教育というポイントではなく
親の意見のほうが報道しやすいので
その論調で書き立てる。
子供のため、交通安全のために
叱れば、通り魔扱いになるのならば、
関わらないほうがいいと判断することも当然だろう。
それゆえ、近所付き合いが薄くなっていくことも必定といえる。
本当に地域の人付き合いを活性化させるのであれば
子供は宝という概念や犯罪に敏感にならない社会認識を
先に変えないとならないと強く感じる。
僕の持論だが、犯罪は人が認めて初めて犯罪になるのであり、
敏感になればなるほど、治安感は薄れるだけである。
ニュース報道、噂の通り魔、不審者って
本当にそうなのか?もしかしたら、それなりの正義感で行っているのでは?
と現代社会の情報操作に不信感を抱いてならない。
何が正しいのか、本当にわからない社会と考えれば考えるほどわからない。
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