人間、いや日本人の行動規範の具象と思う。
お役所に限らず、どんな組織でも相手から出してもらう情報は
用紙に従ってもらうことが極めて多い。
読み手が効率的、画一的に処理を行うためには
用紙に従った記述情報が的確とされていたからだ。
そのため、出生届~解答用紙~死亡届と
日本人としての経緯は用紙をたどれば
その人の生き様がわかってしまうほどだ。
そのためというか、
読み手本位の用紙の概念が
書き手側には当たり前になってしまい、
フリーフォーマット
自由記述
といわれるとテンでダメで、
人によってはサンプルを要求したり、
挙句の果てには、
フリーフォーマットのサンプルおよびそれに従った書き方を示す
読み手が当たり前に現れ、自由な表現の意味をとり間違えてしまわれている。
逆にビジネスチャンスとして捉えれば
用紙を作ること=統治(ガバナンス)
であり、その用紙作成支援は運営、経営支援だと感じて行動することが
サービスのひとつのやり方といえよう。
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