物語にしやすい構成だと
・貴族に虐げられる平民
・金持ちにやられてしまう貧乏人
の視点で書かれ、共感を求めることが多い。
しかし、現実社会では逆ではないか!
・いい家のボンボンのくせに
・金持ちっていうだけでむかつく
と平民に蔑まれることのほうが多い。
本人は何もしていないのに
いい思いをしてきた
思われてしまう。
戦後の成金の子である父
そして、その事業は引き継いだ父の子である僕自身、
当人として生活が苦しくても
ボンボン
と言われて嫌な思いをしてきた。
平民は平民の負け犬根性で生きてきて、
正当性の共感を得ているかもしれないが
その負け犬根性をぶつけられる身分のたちのことを考えているのだろうか?
そして、さらに思う。
もし物語で平民、貧乏人が困難に打ち勝って大成した場合、
間違いなく、家族にその恩恵を継承させるだろう。
その家族は当人の努力と関係なく地位を引き継ぐのだから、、、
今度は物語の敵側になる条件を満たしていることになり、
結果として世代を渡り、身分が流転するように感じてならない。
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