思考の原点は知の累積とその活用である。
蓄積ではなく、あえて累積としよう。
ただ蓄えるのではなく、重ねるように積むことが重要である。
知っているということでは意味がない。
まして、知っていたという、過去形つまりリアルタイムの知を
使えないのでは、知識をもっているだけでいざ使えないのでは
全くもって意味のない状態といえよう。
考えるということは
・問題意識を持ち
・今まで持っている知識を検索し
・解答に導くために自発的な行動をとる
と定義すべきといえよう。
知的好奇心で
多くの人間は知を手に入れたが
実際にはそれを考えるという行為に昇華させてはいない。
知っているということで満足というべきだろうか。
知った上で、
その知識を問題点にぶつけて
解答たる新しい付加価値へ高める行為がなくてはならない。
論理的に考えれば、その新しい付加価値もまた知識であるのだから、
考えなければ、知識は全体として枯渇する。
ただ知るのではなく
累積を機能させるようにして
’考え’をめぐらせることにもっと注力すべきと今の時代に思う。
「頭がいい」って知っているということとは違うでしょっと。
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