逆転の発想で考えよう。
何を重要ではないかを理解して、それを捨てるということを実践することだ。
学生時代、
教科書の重要なポイントにラインマーカーを引くとすると、
教科書のセンテンスがすべて、ラインマーカーになってしまう。
そんな光景を見てきた。
今のとなって思えば、教科書自体が、重要な内容に要約された書籍であって、
重要ではないことは極めて少ない内容に構成されているのだから
それなるのは必定だったといえる。
重要という言葉は極めて
相対的、主観的な言葉であり、
話し手からすれば、自分の言葉はすべて重要と思ってしまう。
重要だからわざわざ伝えているという思いでもあるのだが、
聞き手においては、そうでもないかったりする。
それでは困ると思うかもしれないが、
いざ自分の胸に手を置いてみれば、
自分もそんなもので相手の話をすべて重要とは思っていないはずだし、
もし思っていたら、自分の意思がないと言い切れてしまうのである。
だからこそ、ポイントして話し手の言っていることで
今すべき、これだけは押えておかなくてはならないことを
見抜き後は捨ててしまい、自分の意思や他の話し手の意見を汲み取ることを
身に着けるべきである。
「相手の言っていることをすべて理解して答えてあげよう!」
なんて標語をいうが、そういう標語を掲げる人ほど
「言われないとできないのか!」
って言うのだから、重要なんてものは要領よくこなさないと
重要なことばかり行って自分の首が絞まってしまったということになるのだから。
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