よく政府、企業のような大型組織に対して、
「徹底したコスト削減を図ります」
っていうが、それは本当に無駄なのだろうか?
例えば、箱物行政は無駄というが、
それは僕の中では大きな勘違いむしろ矛先が間違っていないと感じてならない。
なぜなら、箱物と呼ばれる建造物を作るには
多くの建設に関わる企業に支払いが行われる。
その企業がまた設備投資や消費を行うと市場が活性化される。
それにより、間接税収も増えるのである。
政府の言う利益の再分配が成り立っているのである。
逆にコスト削減を行うと、市場が逆に冷え込むと思う。
問題は箱物行政ではなく、
それに関わる過程での市場活性化要因の欠落ではないかと感じる。
・使いどころを間違えて、起こしてしまった財政赤字
・未来への不安による貯蓄
・市場訴求力のない商品の多さ
・使わないことを美徳とする世論
まがいなりにも組織の長として思うのは
社員に対して
ケインズやフリードマンの経済学を諭せずとも
「金は天下の回りもの、
自分の欲しいものを買いなさい、
その買うために貯金しなさい
貯金できるように仕事の質を高めなさい」
これに尽きる。
金を使うことは、無駄ではない。
むしろ、市場活性化に繋がると強く言いたい。
ただし、無用な返済が困難な借金をしてまでの購買は
自分の力量を見定めていない浪費だけどね。
その浪費が自己破産に繋がれば、かえって市場活性化を阻害するのでね。
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