2010-08-19

事務

仕事=事務=頭がいい

わけではない。つくづく感じることだ。
事務がうまい人、
効率よく仕事をこなす人が
頭がいいと思われがちだが
必ずしも、いや得てしてそうではない。

事務の多くはルーティンワークである。
決められた時間、範囲、行動をすることが求められる。
その条件下でいかに成果をあげるかが醍醐味といえば醍醐味かもしれない。
しかし、それではそれまである。
決められた枠組みの中でしかない。

頭がいい要素のひとつである創造的なな発想にはなかなか結びつかない。
創造的な活動の前提として、
既存否定が現代では求められる。
なぜなら、物のあふれているこの時代、
何かを否定することがないと、新しいことを始められない状態になっているからだ。

決められた枠組みの中で最高のパフォーマンスを出すことを評価するより
新しい概念を創設する気概や発想こそ
今後の付加価値を生み出す頭のいい活動だといえる。

多くの場合、
新しい概念は理解されず
事務のような当たり前の概念を評してしまうところに
日本人の発想力の弱さを感じてならない。

当たり前を当たり前ってなんかおかしくないか?と言い切れる
気概はないものかと。

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