2011-11-29

白紙

白い紙という意味よりは、
今までの計画をなかったことにする抽象的な意味合いが強い。

現在社会の多くのことは白紙撤回が前提の企画が多いかもしれない。
それゆえ、今、目に見れている行われている企画も
実際問題、いくつもの企画が白紙撤回された中勝ち残った企画であり、
その企画実施のコストは、白紙撤回された分の検討コストもかかっていると言わざる負えない。

じっくり考えて行動する、検討においていくつか白紙にされるものもあるので
選ばれた企画のみの原価を評価することはいかがなものだろうかと思う。

外資にいたときに、
オプション提示する企画分の請求するというビジネスモデルがまかり通っていた時代まで
回帰することは難しいとしても、その検討過程を評価することは忘れてはならないと言える。
少なくても、弊社は検討過程のエビデンスをきちっと管理するビジネス、
逆に検討過程を含めての支払いを心がけている。

白紙は白紙であって、なかったわけではない、存在したものがたまたま白紙になっただけのこと。
その存在にも目を当ていることが温故知新の礎ともいえるのだから。

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