僕は不器用なので、ものづくりは苦手だ。
図工も技術の事業も得てしていい成果を出していない。
夏季休暇の腰変え椅子作りも父にアウトソーシングしたくらいだ。
ものづくりを不得意なのだが、
電化製品の配線、故障原因追及、修理は得意のようだ。
そして、生業のシステム構想もそう苦手というか
必然的にあるべきところが見えてくる。
僕はものづくりと回路成形は別物だと思っている。
役に立つものを自らの思いで造型して、作り上げるものづくりと
既成の有様、この流れは次にこうしないと全体が動かないという
動線把握については求められるスキルが違う。
ゆえに、造形技術に対しては労苦への敬意をこめて高い支払もいとまないが、
回路形成にそう評価していない。
いいものがあるのだから、それをうまく使いこなしてこそ
造形への謝意であり、その回路形成なぞ、
だれでもできると思う。
現代社会の多くはモノづくりと言いながら、
既存のものをつなぎ合わせているだけのことばかりだ。
まして、付加価値といって無駄な回路形成ををしているから
有様がおかしくなっている言わざる負えない。
モノづくりができないことを自覚したうえ
いいものの本質を見極めて回路形成に
もっと自分の考えを研ぎ澄ませと現代社会に言い続けたい。
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