2011-11-21

会得

教えてもらっていない、、、
最近の若者が多く口にする言葉だが、
実際問題、教えてもらうことは
身につかないか
ただの手の動きでしかない。

それは教えるというより、プログラミングされているだけであろう。
それが身につかないのは、性能が悪い素体である証拠であろう。

日本語でいう、会得という言葉は意味深だ。
技を会得するということは、
教えから、自らのやり方を確立したときに使えるものであって、
教えてもらうというより、技を盗んで自分の肢体、考え、癖に合わせて
改良することが必要である。

結果的に自己流になるといわれて
非効率なこととみなされるかもしれないが
効率化の最終型は言わずもがな、、、機械化、非人件費化であり、
人としての扱いから離れる。

人として扱われるためには
自らの有り方、やり方で
求められる結果を導けることであり、
それが、物事の会得という概念であろう。

「教えてもらっていない」=「プログラムを設定されていません」

というレベルであり、、、、
一度入力して故障するまで間違えない機械と
頻度よくポカミス、口答えする人間と
どっちが優秀かという基軸に多くの人間の評価はさらされ始めている次代だからこそ
自分なりのやり方を会得することが求められる。

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