2010-11-02

査定

人間、他人を正当に査定できるだろうか?
これは永遠の命題かもしれないが
結局は市場においては無理という結論しか言いようがない。

高い評価を与えれば、
その査定関係外の人から
「あいつに甘い、癒着を感じる」
「そんな優秀な奴を評価する立場なのか?自身が足枷ではないか」
と査定行為そのものの妥当性を否定される。

反対に、低い評価を与えれば
当人から
「自分のことをわかっていない」
「えらそうに」
という査定行為をもとに、相手の反感を買う。

納得のいく査定というものは
正当な評価というより、
当人が取れる選択肢をすべて取り去った評価ということになる。
・評価を覆す抗弁の無力さ
・他人に相談しても意味がないという事実
・評価を甘んじて受けなければ得られるものが全くない
という状況に追い込んで、、結果的にそうなることしかないだろう。

だから思う、
中間管理職の一次査定
感情
による評価は
ありえない希望や望みを芽生えさせるので
ないほうがいい。

あるのは、
結果
数字
と、覆る要素が全くないものでなくてはならない。

下手な査定は相手の気持ちを無駄に高揚させ、
結果的に失望感を与えてしまう。
良かれと思っても結果、反感を呼ぶのなら
行わないに越したことはない。

絶対的な決定を下せる存在が絶対的な値を示す、
それであるべきだ。

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