2011-07-04

楽器

楽器という和訳を当てた人は
ある意味、センスがある雅な人だと思う。

演奏行為は必ずしも、楽しい者とは限らない。
レクイエムや行進曲のようなものもあり、
そして、オーケストラ、オペラは、興じるものであり、楽しむものではないといえる。

しかし、すべてをひっくるめて
楽しいとして、楽曲、楽器と総称している。
楽曲、楽器とまとめて表現するもの日本独特の言い回しでもある。

僕自身楽器を奏でる素養は薄いが、
本当に楽しんで、触れることはしている。
日本語でいえば、芸ではなく、趣味、お遊び程度にね。
そもそも、楽しむものだという気持ちをもって、楽器に触れられるのはある意味、幸せかも。
とかく、お稽古ごとになった時点、
楽器は苦器だった人も多い時代の育ちゆえ。

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