会計経理の貸借のほうにビジネスでは話が進みやすいが
もの、、、いや恩の貸借について言及したい。
僕が思うに恩、行為の貸借はかなり崩れてきている。
恩を恩と感じない、逆にさせてやっているという思いの登場がある。
これは、社会の人々が悪人になってきている、、、だけではない。
社会の貢献活動の多様化、細分化が導いていることが挙げられる。
具体的なキーワードをもとに話そう。
サービスの無料化は、
今までは使うことへ対価を支払うものであったが
その使用を無料化、、強いては無料で使ってもらうことで得られる情報が収益になることから
無料で提供する側が「使ってください」という姿勢になっている。
それゆえ、「使わせてください」から「使ってあげよう」に使用者が思うようになる。
ボランティア活動は
近所の助け合いが、広域化、余暇活動、社会貢献性という色合いが強まって
近所の助け合いのころにあった
「昨日、お隣に迷惑かけたんで、今日はその恩返しで」
という思いは否定され
「対価を求めない無償行為」
となり、受ける側の感謝の行為対象を同じ人格に返信できなくしている。
いろいろと社会は進化しているが、なればなるほど
<灯台下暗し>
に感じてならない。
今自分の貸借はどうなっているか、その貸借は実際には
誰への、
誰からのものか、
を考えることをして、
少なくてもその返しかたを意識したいものだ。
無償サービスの目的が情報収集ならその目的に応えた真摯な
回答、入力は出来るといるのだから。
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