2010-09-17

面倒

相手の好意に対して
「面倒くさい」
と思うことは、人道的という概念を無視して
ビジネスの観点から致命的だ。

ビジネスをするということは
基本的に敵作りなことに通じる。
利害、
コンペティション、
瑕疵、
といろいろな認識要素で相手と対峙することになる。
自分としては正当と思っていても
相手の思い、思い込みでそれは不当なものとなってしまう。
それぞれ各位が善であるのが、自由主義の社会なのだから。

だからこそ、善悪で人は区別できない。
そうなると自分の正しさやよりどころを得ようとしたら
それは好意に行き着く。

どんな些細な好意、、、いや些細な好意で有ればあるほど
その好意に感謝の念を持つべきだろう。
人間は認めてもらうことに喜びを感じる社会動物ゆえに
些細なことにも認めてもらうことは、
「まず隗からはじめよ」
のようにそれがこの先、大きくなるのである。

向けられた好意に対して
まして、裏のない素の気持ちに対して
「面倒くさい」
という表現をするのは
それはビジネスにおける失敗の根本要因と思うべきと
心得るべきである。

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