お人好しであること。
社会構造的に好意的思われる人材のようだが
実際には、損をしてしまう存在。
実際問題、お人よしとは
自分の意思がなく、
相手の言われるまま受け入れてしまう気質とみなさせる。
古来日本は
「どっしり構えて」
「男は黙って」
という風に
相手に何を言われても、動じないということへの美学や
出来るだけ、相手を尊重して波風を立てないことの美学があった。
これは多くの人民がその美学に賛同していて時代である
古来日本はそれなり、というかか人類史上、類稀なる集団生活社会だった思う。
有史以来、人間はだいたい戦争のときくらいしか
一致団結しないことは、訴訟、紛争の歴史を見ればわかる。
でも、国際化、日本人気質の変動により
自己主張することが当たり前、当然と思われる中では
お人よしであることは、一方的にやられてしまう結果になる。
古き良き時代の日本に思いをはせて
昔はよかったと思うことは個々人の自由だが
現代社会を生きることになると
どうやら、人に好かれる、お人好しは
好かれるというより、利用されるだけなので、
嫌われてもいいから、
自己主張を体よくしなくてはならないといえる。
人に好かれてから、お人好し。
でも好かれるからと言って、
その人が幸福になれるかは別問題である。
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