2010-09-08

共感

相手と同じ感覚、感情を持てるかどうかであるが、
最近の心理学では、その欠如が犯罪誘発性に繋がるような見解がある。
確かにそうかもしれないし、その真っ只中に自分がいる自覚はある。

相手と共感できないから、社会に適合できない。
それにより社会不適合な行為つまり違法行為を行うと言う論理であり
つじつまは合っている。
しかし、社会が必ず正しいのだろうか?
心理学ではなく社会学の見地からすればそれもありであり、
今の価値観が常に正しいのではなく、いや今の価値観が総否定されることもある。
社会とはそういうものである。

それ以上に他人と共感できることはあるのだろうか?
ある人は、自分が不幸だっていうが、
もう一人は、自分のほうが不幸だという。
人間は自分の尺度で物事を見ている以上、
共感するというはなく、
相手の言っていることを鵜呑みに捉えることを共感と思うのではないか?

共感能力の欠如は時として犯罪者を生むというならば
人間はすべて犯罪者予備軍かもしれない。

僕はそう考えるとともに
共感能力の欠如があるからこそ
新しい価値観の創設が行われて、社会が変わり続けていくのではとも思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿