2010-09-14

二番

会社の経営者として、
二番煎じというか、
2番手の製品に興味を感じる。

新規開発の新製品はそれはそれで魅力で
消費者としての興味津々なのだが、
その新規開発を受けた2番手について、
・同一社からの2番手の付加価値
・他社が追随して発売する新製品
それぞれに興味がわく。

このご時世、だいたい二番目の付加価値は価格低下を求められる。
需要と供給の見せざる手の調整でそのなることは必然なのだが、
僕は価格より、考え込まれた付加価値に興味がある。
価格低下で得られるものは、大量生産大量消費の構図であり、
確かにものによっては品質も上がっているかもしれないが、
商品への思い入れは減っている感が否めない。

だからこそ、
新規製品の問題点、顧客ニーズを取り込んだ
2番手製品の宣伝広告を見ると
まだまだエンジニア魂はあるんだなあって感じる。
1番だからできることもあれば
2番だからこそ、できる可能になる、
やらなくてはならない使命感が欲しい。

廉価版になり、かえって使い勝手が悪くなる製品には
ものすごく嫌悪を感じるのもこの思いゆえである。

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