2010-09-24

二兎

二兎追うものは一兎も得ず。

この言葉はどういう意味の諺だろうか?
ひとつのことに集中してわき目も振らずに行えっと捉えるのが
一般的かもしれない。

でもそれではまずいのが現代社会ではないか?
1つのことに集中し続けることは、
はっきり言えば、いけないことと言い切れる。
社会情勢、
プロダクトライフサイクルの短期化、
により、今行うべきことがすぐに価値を喪失しかねないのである。

集中することは重要としても
短い時間内での集中にして成果につなげ
成果に至らない場合は
それ以外は周りの情勢を把握して
場合によっては今集中していたことをきっぱり捨てる覚悟がいる。

そして、もう一方、もしくは未だ見ていないものへ
気持ちをスライドさせる柔軟な方向展開が求められる。

二兎追うものは一兎も得ず
はすでになく、
百兎を視野にいれ、一兎を即時確実に
そして、それ以外は捨てさる。
これが現代の諺にあたるだろう。

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