2010-09-03

書道

アジア大陸系の独特のアートだといえる。
文章内容ではなく
黒色一辺倒ゆえの色彩表現もなく
ただ、文字そのもので毛筆で自己表現することは
文字が象形文字派生ゆえの概念といいえるだろう。

僕の場合、書道はある意味違った一面を見出す機会だった。
僕は左利きである。
そのため、日常生活では左手で行動するので
文字を書くのも左手である。

左利きの人しかわからないと思うが、
文字を書くとき、
右手の人は横画は筆を引くのだが、
左手の人は横画を押して書いているのである。

日常生活を左で行っている僕も書道を行うときは右手で書く。
そうなると、同じ文字でも書き方が全く違うことになり、
筆跡が異なる文字が現れる。

書道を通して思ったのは、
いつもの文字を読み書きのコミュニケーションツールから
アートに感じされる契機だったりして、
当たり前のものが全く違うものに感じられた。

物事を多角的に捉えることが幼いときに自覚させてくれた活動だった。
実用と芸術
押すと引く
案外身近なことの中にいろいろな発見はあるものだなあっと。

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