2010-06-01

例年

例年行われる行事、イベント等についてマニュアルを求めてくる。
毎年行っているのだから、
毎年使える恒久的なものがあれば楽になる。
人間はそう考えるが、、、、、そんなの無理、無駄、無謀である。

同じように見えて同じではない。
参加者も違えば、その時の時代、はやりが異なり、
同じことをしたくてもできないのである。

それに、たまたま同じ条件であって、
昨年と同じことをしたとしよう。
その際に、実行者が受ける言葉は

「昨年の反省がいかされていない」
「君たちの創意工夫がまるでない」

と平気言うのである。
そう、去年までマニュアルを作れと言っていた人間こそが豹変するのである。

毎年繰り返されることほど、
毎年作り直す思いで実行すべきだと思う。
所詮、人はその時の気分、思いで生きているのだから、
例年通りという過去はもう一度やってこないものである。

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