雛型があるところ、進化、改善は遅れる。
前提条件として、雛型ありきで物事を考える。
その雛型自身の改善への提言は禁忌化される。
僕が思うに
雛型そのものがある種の雇用の足枷になっているだろう。
雛型は効率化、工期の削減目的で揃えられる。
その効率化、工期の削減自身の目的は人件費の削減である。
拡大再生産の時代であれば、
人手が足りないからこそ、人件費にあたる費用を代替させている
ための雛型があるべきであったが、
現在の不況、そしてこれからの付加価値が求められる時代において
世間一般で言われる表現でもある
人件費が一番高い
という経営論理はあるべきだろうか?
雛型という同じことを繰り返す生産ツールよりも
同じものを二度と作れない一点ものを多く作るノウハウのほうが
この先のビジネスのあるべき姿ではないかと思う次第である。
それに雛型を作り人件費を抑える経営は
これからの社会においては
購買土壌である家計に対してて
市場流動性を導く購買意欲を低下させる社会悪であるという
認識にならないと景気や経済は回復しないと断言できる。
経営自身も今までの経営の雛型思想から脱却しなくてはならない。
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