2010-03-24

解決

僕はコンサルタントと言われることをよしとしない。

コンサルタントは相談役と訳され、
数多くの選択肢を提案して、
それをクライアントとされる顧客に選んでもらうことを生業とする者とされる。

日本においては、選んだのはあなたです。といい、
責任は自分ではないと言い張るのは許されない。
有言実行を求める国民性があるからだ。
でも、責任はとりたがらないのもまた国民性でもある。

相手にとって選んであげてその矢面に立ってこそ
存在意義があるのではないかって感じる。
選べる答えを出すのではなく、
答えを選んで実践していあげることが
解決だと思っている。

ソリューション、すなわち解決とは
正解を教えるのではなく
正解の出し方を伝え、その正解を正解と言いきれる結果をもたらすことだと確認している。

その為には
提供側には、解決を実践できるノウハウと指導力が求められ
享受側には、自ら行うチャレンジャー精神と実践力が求めれられる。
そう思うと
コンサルタントとクライアントというカタチだけの関係では解決は無理だろう。
実践型教官と実習演習生という師弟関係くらいの気持ちでないとならない。
システム導入だけに限らず、多くの指導型の仕事はもっと
指導力と実践力を発揮、享受すべきではないかと現代のビジネスモデルに強く感じる。

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