2010-03-30

口語

口語による意思伝達を尊重する日本人の傾向がある。
はっきり言おう、愚かである。
確かに2waysの活動には意味がある。
それは事実であるが、だからこそ口語による意思伝達はリスクである。
口語という音声での話し合いでは
音声をもとに、それぞれの脳内で
・概念検索
・概念イメージング
を介している。
その概念変換で必ず齟齬が生じる。必ずである。
なぜなら必ずといえるかというと、
概念はそれぞれの人生そのもの理解であるから
音声情報だけだと、そのバッググランドを連想しない。
そのために、自ら補填行動をしてそれを概念化させる。

齟齬のレベルが許容ならばいいが、多くの場合は
「そういう意味ではない」
「話をちゃんと聞いているのか?」
というカタチに現れる。
音声かつ2waysという双方向での確認をしているだけに
余計要求者としては腹が立つことになるだろう。

ここではっきりさせておく。
音声の口語を信じるなかれ、
音声に裏づけのある情報媒体をもって意思伝達をしなければ
コミットはできないと思うべきであると。

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